NPOにおける探偵利用例

 

NPOにおいて予測しない事態や事業に影響を起こしかねない問題が発生した場合、どうしますか?NPOにおける問題を解決するためには、対処や対策をNPO内で行う必要がありますが、間違った対処方法をとってしまうとNPOのイメージ悪化や更なる問題に発展する可能性もあり、これらはNPOにおいて大きなリスクになります。NPOにおける問題の解決方法にはさまざまな方法がありますが、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。しかし、そもそも探偵事務所や興信所を利用したことがない、利用法について知識がない場合、どのように利用すればよいか分からないですよね。今回は、NPOにおける探偵利用がなぜ有効なのかについて解説します。本記事を参考に、有効な探偵利用を行いましょう。

 

 

NPOの対象となるカテゴリー

環境保護団体・社会福祉団体・国際支援団体・文化芸術団体・健康医療団体 等

 

NPO内で起きる問題とは

NPOとボランティアの違いとは

NPO(Non-Profit Organization)は、自発的に社会貢献活動を行う団体や市民活動団体などを指す広義の用語です。NPOは、営利を目的とせず、市民が中心となって持続的かつ自主的に、社会的な使命の達成を目指し、不特定多数の人々のために社会的な公益活動を実施する組織や団体を指します。似て非なるボランティアは、社会貢献の意志を持つ個人であり、自発的に活動を行う人を指します。一方、NPOは組織を指す用語です。ボランティア活動をするために、志を同じくする人々が集まり、活動が定着し、組織化された場合、ボランティア団体やボランティアグループと呼ばれることがあります。これによって、活動の目的や活動内容が明確化され、会の名前が付けられたり、メンバーの名簿が作られることが一般的です。

 

 

NPOに関連する問題について

NPO内で起きる問題や予想しない事態は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、NPOにおいては非常に大きな課題や問題になっています。できればNPO内で処理できれば良いものの、解決方や然るべき対応をとれなかった場合には、公となってしまうことになります。公表されてしまえば、NPOのイメージダウンにつながるだけではなく、事業自体に影響を及ぼすことにもなりかねません。以下は過去に起きたNPOにおける不正や問題が発覚したニュースです。

 

 

NPOに関連する事件やニュース

 

NPOに多い問題

 

  • 資金の不正使用
  • 透明性とガバナンス(公正な判断・運営のために監視・統制する仕組み)の欠如
  • 利益相反の問題
  • 活動の成果を意図的に誇張したり、不正確な報告、誤情報の発信
  • NPOに携わる者としての資質
  • 情報漏洩
  • 反社会勢力との関わり

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

NPOからの探偵興信所に寄せられる相談例

NPOからの相談内容の一部です。同じように悩んでいる、問題を抱えているNPOがあります。

 

  •  20代男性
    きっかけは父親を探すためでした。一つではありませんが、慈善団体に参加しています。最近これは?とある団体に不信を抱いています。アパートやマンションに生活保護受給者を住まわせ、困っている人から費用を徴収しています。生活保護受給者から金銭を搾取するってどういうこと?と感じてました。必要な住居を提供されると信じ込まされ負担を強いられていることに気がついていません。妥当な金額なのか、衣食住にはお金がかかりますから、致し方ないのか判断がつきません。
  •  30代女性

     

    NPO法人メンバーであるBさんから相談を受けました。「Aさんが資金を横領している可能性があるという疑念を抱きました。」と。Bさんから状況を詳しくヒアリングしました。Aさんの経理業務に関する不正や資金の流れについて疑問を持ちました。組織の利益や信用に関わる重要な問題であるため、上に提起しました。
  •  40代女性
    地元のNPO団体に匿名の投書が寄せられました。当NPOの役員である男性が少女に対してわいせつな行為をしたというものでした。驚きと憤りを抱きながら、真実を明らかにするために行動を起こすことを決意しました。 法的な手続きに関しては詳しくないため、専門家に相談しました。警察への報告や証拠の収集に向けた協力が必要でした。内部調査チームを結成し、調査を行うことを決定しました。 被害を受けた少女やその家族の安全とプライバシーを確保しながら情報を収集します。

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

NPOの問題を解決する方法

NPOにおける問題発生時に自分・自社で行えること

NPOにおいて問題が発生した際、ご自身や病院内で行えることはできるだけ協会内で行いましょう。情報や事実の整理をはじめ、NPOの規定等に従って問題発生時の対処を行いましょう。しかし、問題内容によってはご自身や自社では行えないことも発生します。そんな時は以下のような専門家を頼ることでスムーズな解決を望めます。

 

自分・自社で行えない場合に利用できる場所

 

NPO内の調査

NPOの内部調査を利用して情報収集、事実の確認を行う
弁護士

顧問弁護士がいる場合は法的な見解を尋ねたり対処方法をとってもらう

探偵事務所・興信所

社内で調査しきれない事柄については探偵事務所や興信所の調査を利用する

 

 

NPOにおける探偵調査をリスクヘッジのために利用する

NPOにおける問題解決は真実の解明が必要

NPOにおける問題解決の糸口は、事実の確認と証拠です。まずは問題となっている出来事の事実確認を行い、必要な場合には証拠を取得することで問題解決に繋がります。そのためには、然るべき方法で調べたり情報を収集する必要がありますが、間違った方法をとってしまうと違法性が疑われたり、相手がいる問題に対してはばれる可能性もあるため慎重に対応する必要があるでしょう。

 

 

NPOにおける探偵事務所や興信所の利用が有効な理由

探偵事務所・興信所で行えること

NPOにおける問題に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。NPOの内部調査では、NPO内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すればNPOにおける内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。NPO内の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。

 

 

行動調査

行動調査
特定人物の行動
情報や証拠を収集する上で最も多く利用される基本となる調査です。特定の個人や団体に対して、尾行や張込みといった手法を用いて調査を行います。行動調査で知り得た情報は、問題解決の判断材料になります。
行動調査の詳細ページ

 

NPOが探偵や興信所を利用するメリットとデメリット

メリット

  • 専門的な手法で情報を収集することができる
  • 個人が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる
  • コストカット、時間カットに繋がる
  • 自身の身元や目的を他人に知られずに調査を進めることができる

 

デメリット

  • 費用がかかる、調査結果に関わらず調査に対する費用が発生する
  • 違法性がある調査、工作行為、犯罪行為に加担する調査はできない
  • 法的手続きや逮捕などの行為はできない

 

 

探偵興信所では法人・企業向け調査が可能

NPOにおける問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。しかし、まだまだNPOにおいても探偵事務所や興信所を利用したことがないNPOも多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。

 

 

 

  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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