
探偵でも、相手のLINEやスマートフォンの内容、銀行口座、預金残高、信用情報などを自由に確認することはできません。探偵業の届出があっても、法律で禁止されている方法や、他人の権利を侵害する情報取得が認められるわけではないためです。探偵が確認できるのは、尾行、張込み、聞き込みなどの適法な方法で得られる行動や所在、生活実態などです。本記事では、探偵でも分からないこと、依頼できない情報、違法な調査を提案する業者への注意点を分かりやすく解説します。
探偵でも確認できない情報と調査の限界
2026-08-10
2026-08-06
- 目次
- 探偵でも分からないことがある
- LINEやスマートフォンの内容は確認できない
- 銀行口座や預金残高は確認できない
- 戸籍や個人情報も自由には取得できない
- 違法な情報取得を提案する業者に注意
- 分からない情報ではなく必要な事実を確認する
- この記事のキーポイント
- 違法取得を避け適法に確認できる事実を調べる
探偵でも分からないことがある
-
相談者探偵なら、相手のLINEや銀行口座なども調べられるのでしょうか? -
探偵興信所いいえ、本人の同意なくLINEを閲覧したり、銀行口座や預金残高を不正に取得したりすることはできません。探偵は、法律を守りながら外部から確認できる行動や所在、生活実態などを調べます。
探偵業の届出は特別な調査権限ではない
探偵業者であっても、他人の個人情報を自由に取得できるわけではありません。探偵業の届出は、LINEへの不正ログイン、スマートフォンの無断操作、銀行情報の取得などを認めるものではありません。探偵が行えるのは、尾行、張込み、聞き込みなど、法令を守った方法による事実確認です。
- LINEやメールの非公開内容
- スマートフォン内の写真や通話履歴
- 銀行口座や預金残高、入出金履歴
- 個人信用情報やクレジットカード明細
- 戸籍や医療情報などの不正取得が必要な情報
確認できるのは外部から把握できる事実
探偵は、対象者の移動先、接触人物、立ち寄り先、勤務状況、現在の所在につながる情報などを確認します。見られない情報を無理に取得するのではなく、適法に確認できる行動や生活状況から、判断に必要な事実を整理することが探偵調査の役割です。
何でも分かるという説明には注意が必要
LINEの内容を確認できる、銀行口座を調べられるなどと断定する業者には注意してください。調査方法を説明しない場合や、違法性について曖昧な回答をする場合は、依頼者がトラブルに巻き込まれるおそれがあります。契約前に、何をどのような方法で確認するのか、取得できない情報は何かを必ず確かめることが大切です。
LINEやスマートフォンの内容は確認できない
-
相談者削除されたLINEや、相手と浮気相手のやり取りを探偵に確認してもらえますか? -
探偵興信所本人の許可なくLINEへログインしたり、スマートフォンを操作したりすることはできません。ただし、誰と会い、どこへ行ったのかなど、実際の行動は適法な方法で確認できます。
探偵でも、本人の同意なくLINE、メール、通話履歴、保存写真などを見ることはできません。パスワードを推測してログインする行為や、端末を無断で操作する行為も、適切な探偵調査には含まれません。
- LINEやメールのやり取り
- 非公開のSNSメッセージ
- スマートフォン内の写真や動画
- 通話履歴や連絡先
- 削除されたデータの不正な復元
メッセージの内容を直接確認できなくても、対象者の移動先、接触人物、一緒に過ごした時間などは調べられます。知りたい目的に合わせて、LINEの内容ではなく、外部から確認できる行動や接触状況を調べる方法を検討することが大切です。
銀行口座や預金残高は確認できない
-
相談者相手が持っている銀行口座や預金残高、入出金の内容まで調べられますか? -
探偵興信所いいえ、本人の同意なく銀行口座や預金残高、入出金履歴を取得することはできません。金銭問題がある場合は、勤務状況や生活実態など、外部から確認できる事実を調べます。
探偵でも、金融機関が管理する口座情報を自由に確認することはできません。銀行名や口座番号、預金残高、送金先などを不正に入手する行為は、適切な探偵調査には含まれません。
- 銀行名や口座番号
- 預金残高や入出金履歴
- 振込先や送金内容
- クレジットカードの利用明細
- 個人信用情報や借入状況
口座情報を直接確認できなくても、勤務先への出入り、生活状況、事業活動、特定人物との接触などは調べられます。知りたいのが金額そのものなのか、収入や生活について説明に違いがないかによって、適した確認方法は異なります。金銭の回収や財産開示が必要な場合は、弁護士への相談も検討してください。
戸籍や個人情報も自由には取得できない
-
相談者相手の戸籍や住民票、病歴なども探偵なら確認できますか? -
探偵興信所いいえ、公的機関や事業者が管理する個人情報を、探偵が自由に取得することはできません。必要な事実は、依頼目的に応じた適法な方法で確認します。
探偵でも、戸籍、住民票、医療情報、携帯電話の契約者情報などを不正に取得することはできません。これらは公的機関や事業者が管理する情報であり、本人の同意や正当な請求権限が必要です。
- 戸籍や住民票の記載内容
- 携帯電話の契約者情報
- 病歴や通院履歴
- 納税額や公的給付に関する情報
- 勤務先が保有する人事情報
公的書類が必要な場合は、本人や正当な権限を持つ家族、弁護士などを通じて取得できるか確認します。探偵調査では、書類を不正に入手するのではなく、所在、勤務状況、生活実態など、外部から適法に確認できる事実を整理します。
違法な情報取得を提案する業者に注意
-
相談者LINEの内容や銀行口座まで調べられると言われました。依頼しても問題ありませんか? -
探偵興信所調査方法を確認せずに依頼するのは危険です。取得できないはずの情報を調べられると断定する業者には、違法な手段や虚偽の説明が含まれていないか注意してください。
何でも調べられると説明する業者が、信頼できるとは限りません。LINEの閲覧、銀行口座の確認、携帯電話の契約者情報などを簡単に取得できると案内された場合は、どのような方法を使うのかを確認する必要があります。
- LINEや非公開メッセージを確認できると断定する
- 銀行口座や預金残高を調べられると説明する
- 調査方法や情報の入手経路を明かさない
- 成功を保証して契約を急がせる
- 違法性を尋ねても明確に回答しない
違法な方法で得た情報は、問題解決に使いにくいだけでなく、依頼者がトラブルに巻き込まれるおそれもあります。契約前に、調査方法、確認できる範囲、料金、結果の伝え方を書面で確認してください。取得できない情報を明確に説明し、適法な代替方法を提案する業者を選ぶことが大切です。
分からない情報ではなく必要な事実を確認する
適法に確認できる事実から判断材料を得る
探偵でも、LINEの内容、銀行口座、預金残高、戸籍などを自由に確認することはできません。しかし、誰と会っているのか、どこへ行ったのか、どのような生活や勤務をしているのかなど、外部から適法に確認できる事実を調べることは可能です。知りたい情報そのものを無理に取得するのではなく、何を判断したいのかを整理し、その目的に必要な事実を確認することが大切です。調査できる内容か分からない段階でも、現在の状況を相談することで、探偵調査が適しているのか、弁護士や行政機関への相談が必要なのかを整理できます。探偵興信所一般社団法人では、違法な情報取得を行わず、適法な方法で確認できる範囲をご案内しています。
※本記事は、探偵調査員が作成後、弁護士と心理カウンセラーによる監修を行い、探偵業法第十条に基づいて、相談者や一般ユーザーのコメント、意見を一部変更して掲載しています。
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記事作成者 -
栗山弁護士弁護士アドバイス:探偵に依頼する際には以下の点に注意して有効的な活用をしましょう。
・目的を明確にする:調査の目的を具体的に伝えることで、探偵が適切な調査方法を選択しやすくなります。
・証拠の使い道を考える:収集した証拠がどのように法的に利用できるか、事前に弁護士と相談しておきましょう。法的に有効な証拠の収集を重視できるでしょう。
・定期的な進捗確認:調査の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調査の方向性を修正することが効果的です。担当者とコミュニケーションを密に取ることが重要です。 -
カウンセラー柴田記事監修
この記事の監修は、カウンセラー柴田(有資格)が行いました。まずは行動を確認し、事実を知ることによって気持ちの整理をすることができます。心の問題の解決にもやはり事実が必要です。
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