会計業において予測しない事態や事業に影響を起こしかねない問題が発生した場合、どうしますか?会計業における問題を解決するためには、対処や対策を会計業を営む会社・企業・事業所内で行う必要がありますが、間違った対処方法をとってしまうと会計業のイメージ悪化や更なる問題に発展する可能性もあり、これらは会計業において大きなリスクになります。会計業における問題の解決方法にはさまざまな方法がありますが、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。しかし、そもそも探偵事務所や興信所を利用したことがない、利用法について知識がない場合、どのように利用すればよいか分からないですよね。今回は、会計業における探偵利用がなぜ有効なのかについて解説します。本記事を参考に、有効な探偵利用を行いましょう。
会計業の対象となるカテゴリー 公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランニング技能士・社会保険労務士・証券アナリストを置く会社等、監査法人、銀行、信用金庫、証券会社 等 |
※業務を大別すると、会計監査、税務、会計コンサルティング、財務会計、管理会計、内部統制(企業のリスク管理と業務の効率性向上)が挙げられます。
会計業において起きる問題と探偵利用で解決できる理由
2025-01-09
2023-06-01
- 目次
- 会計業内で起きる問題とは
- 会計業からの探偵興信所に寄せられる相談例
- 会計業の問題を解決する方法
- 会計業における探偵調査をリスクヘッジのために利用する
- 会計業における探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
- 会計業が探偵や興信所を利用するメリットとデメリット
- 探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
- この記事のキーポイント
- 会計業における問題
- 専門機関の利用で有益な情報を得る
会計業内で起きる問題とは
会計業内で起きる問題や予想しない事態は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、会計業界においては非常に大きな課題や問題になっています。できれば会計業を営む会社・企業・事業所内で処理できれば良いものの、解決方や然るべき対応をとれなかった場合には、公となってしまうことになります。公表されてしまえば、会計業のイメージダウンにつながるだけではなく、事業自体に影響を及ぼすことにもなりかねません。以下は過去に起きた会計業における不正や問題が発覚したニュースです。
会計業に関連する事件やニュース
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2021年6月|2000年7月現在|給付金不正受給の手口は 国税OBの元税理士を追送検|掲載元:朝日新聞
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2022年11月|2000年7月現在|元本保証うたい多額集金か 税理士ら4人逮捕、広島県警 出資法違反疑い|掲載元:中國新聞
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2023年2月|2000年7月現在|数十社に脱税スキーム指南で報酬受領か、容疑で元税理士逮捕|掲載元:産経新聞
会計業に多い問題
- 脱税の指南と関与:社会的な公正性の欠如、経済への悪影響、法の破壊、倫理的な問題どの視点からも許される行為ではありません。法的な制裁を免れないでしょう。
- 偽りの経営戦略アドバイス:業績を過大評価するような情報を提供したり、リスクを隠蔽したりすることがあります。これによって企業の経営判断や戦略が不正確になる可能性があります。
- 不正な財務分析: 財務分析を行う際に不正な手法を使用する場合があります。例えば、財務指標を意図的に歪めて企業の健全性を偽装したり、情報を隠蔽して投資家や利害関係者を誤誘導したりすることがあります。
- 虚偽の税務申告: クライアントの税務申告書を虚偽の情報で作成する場合があります。例えば、所得を過少申告したり、経費を不正に計上したりする行為です。税金逃れや不正な税金の軽減が行われる可能性があります。
- 節税手法の乱用: クライアントに対して合法的な節税手法を提供する役割を持ちますが、それを乱用することがあります。例えば、法律の抜け穴をついて不正な節税手法を推奨したり、関連企業間で不正な利益移転を行ったりすることがあります。
- 財務諸表の虚偽報告: 企業の財務諸表を意図的に改ざんし、事実と異なる情報を報告する場合があります。例えば、収益を過大評価して利益を水増ししたり、負債を隠蔽して資産を過大評価したりすることがあります。
- 監査人の不正行為: 監査人として企業の財務報告書をチェックし、正確性を確認する責任があります。しかし、不正な監査手続きや意図的な情報の隠蔽、監査報告書の改ざんなどが行われることがあります。これによって企業の財務状況が不正確に表現される可能性があります。
- 利益相反の問題: 公正さと独立性を保つことが求められます。公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランニング技能士・社会保険労務士・証券アナリストを置く会社等、監査法人、銀行、信用金庫、証券会社等あらゆる職種で利益相反の問題が生じることがあります。
はじめての方にも安心の探偵依頼を
探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。
会計業からの探偵興信所に寄せられる相談例
会計業からの相談内容の一部です。同じように悩んでいる会計業や問題を抱えている会計業があります。
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50代男性
税理士法第54条に基づき、税理士や税理士法人の使用人、その他の従業者は、税理士業務に関連して知り得た秘密を他者に漏らしたり窃用したりしてはなりません。退職した後も同様の義務が継続します。一人辞めてもらう税理士がいるんですが、兼ねてから素行の悪さを問題視していました。ことが起こる前に御社に依頼しました。 -
40代男性
コロナ禍による収入減に悩む事情も分からなくもありません。困難な状況を打開したいのは皆同じです。疑いの段階ですが脱税の指南をしている者がいます。隠れた収入や支出の隠蔽方法、節税手法を小規模なセミナーを開いて経営陣にアドバイス。オフショア口座の話をしていたのでほぼグレーだと思っています。 -
50代女性
この仕事をするには、高い倫理観と誠実さが重要です。透明性と公正さ、不正行為のない環境を築くためには社会的な責任を重んじ、倫理的な行動を取る人材が必要不可欠です。個だけを重んじるのであれば、他へ行っていただいて結構です。チームワーク能力然り、時にはリーダーシップも発揮していただきたい。適切なスキルセット、マインドセットを持ち合わす人材を求めています。採用にあたり、御社に相談しました。
※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。
会計業の問題を解決する方法
会計業にまつわる問題解決には真実の解明が必要
会計業にまつわる問題解決の糸口は、事実の確認と証拠です。まずは問題となっている出来事の事実確認を行い、必要な場合には証拠を取得することで問題解決に繋がります。そのためには、然るべき方法で調べたり情報を収集する必要がありますが、間違った方法をとってしまうと違法性が疑われたり、相手がいる問題に対してはばれる可能性もあるため慎重に対応する必要があるでしょう。
会計業における探偵調査をリスクヘッジのために利用する
会計業における問題発生時に自分・自社で行えること
会計業において問題が発生した際、ご自身や自社で行えることはできるだけ会計業を営む会社・企業・事業所内で行いましょう。情報や事実の整理をはじめ、会社・企業・事業所規定に従って問題発生時の対処を行いましょう。しかし、問題内容によってはご自身や自社では行えないことも発生します。そんな時は以下のような専門家を頼ることでスムーズな解決を望めます。
自分・自社で行えない場合に利用できる場所
会計業内の調査 |
社内内部調査等を利用して情報収集、事実の確認を行う |
弁護士 |
顧問弁護士がいる場合は法的な見解を尋ねたり対処方法をとってもらう |
探偵事務所・興信所 |
社内で調査しきれない事柄については探偵事務所や興信所の調査を利用する |
会計業における探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
探偵事務所・興信所で行えること
会計業における問題に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。企業や法人の内部調査では、社内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すれば社内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。社内の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。
会計業が探偵や興信所を利用するメリットとデメリット
メリット
- 専門的な手法で情報を収集することができる
- 個人が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる
- コストカット、時間カットに繋がる
- 自身の身元や目的を他人に知られずに調査を進めることができる
デメリット
- 費用がかかる、調査結果に関わらず調査に対する費用が発生する
- 違法性がある調査、工作行為、犯罪行為に加担する調査はできない
- 法的手続きや逮捕などの行為はできない
探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
会計業における問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。しかし、まだまだ会計業においても探偵事務所や興信所を利用したことがない会計業も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。
法人・企業向けの探偵調査に関するご案内探偵興信所の企業向け調査サービス
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