従業員に対する常連客のストーカー行為によって起きる問題|探偵の■■調査

 

ご自身が経営しているカフェで雇っている従業員に対し、常連客がストーカー行為を行っていた場合、どうしますか?カフェだけでなく多くの接客業では常連客によるストーカー行為が珍しい問題ではなくなってきました。実際に従業員に対する常連客のストーカー行為が判明した場合、この問題を解決するために店舗内で対処や対策を行う必要があります。しかし、間違った対処方法をとってしまうと店舗のイメージ悪化や相手を変に刺激してしまって更なる問題に発展する可能性もあり、これらは人々の憩いの場として機能しているカフェの経営において大きなリスクになります。常連客によるストーカー行為の解決方法にはさまざまな方法がありますが、有効なのは探偵事務所や興信所の利用です。しかし、そもそも探偵事務所や興信所を利用したことがない、利用法について知識がない場合、どのように利用すればよいか分からないですよね。今回は、カフェで雇っている従業員に対する常連客のストーカー行為の解決に探偵利用がなぜ有効なのかについて解説します。

常連客によるストーカー行為の問題点とは

常連客による従業員へのストーカー行為によって起きる問題や予想しない事態は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっており、カフェに関わらず接客業全体において非常に大きな課題や問題になっています。店舗内で問題を解決することができるのが一番ですが、然るべき対応をとれなかった場合や誤った解決方法をしてしまった場合には、公となってしまうことになります。公表されてしまえば、問題を見過ごしていた経営者や店舗責任者のイメージダウンにつながるだけではなく、事業自体に影響を及ぼすことにもなりかねません。また、会社には安全配慮義務労働者が安心・安全に労働するために雇い主が必要な配慮をする義務のことがあり、それを怠ると会社側も被害を受けた従業員から損害賠償請求をされてしまう可能性があります。ストーカー行為は放っておいても沈静化することはなく、むしろエスカレートしていきます。早めに解決策を練らないと、殺人事件にまで発展してしまうこともあるため、常連客によるストーカー行為が発覚したら放置するのは絶対にやめましょう

 

常連客によるストーカー行為|関連する事件やニュース

 

  • 接客業はストーカーが生まれやすい キーポイント
    常連客が従業員にストーカー行為をするようになってしまうケースは、カフェに限った話ではなく、接客業全体に言えることです。なぜならサービス業は、接客マナーやマニュアルに沿ってすべての人に対して平等に人当りよく接するためストーカを生みやすいという問題を抱えているからです。そして、サービス業の従業員のストーカーになった方々は、おおよその場合マニュアルによる好印象な対応を「自分に好意を持っているのではないか」と勘違いするところから始まってしまいます。

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

常連客による従業員へのストーカー行為について探偵興信所に寄せられる相談例

常連客による従業員へのストーカー行為にお悩みのカフェやその他飲食店を経営されている方から寄せられた相談内容の一部です。多くの方は「従業員に店を辞めさせたところでストーカー行為がなくなるとは言い切れない」や「対応を間違えてストーカー行為がもっと酷くなったらどうしよう」「腹いせに店の悪い口コミを書かれたらどうしよう」などの悩みを抱えている傾向にあります。事件に発展してからでは遅いですから、同様の問題で悩んでいる場合はご相談ください。

 

 

  •  30代男性
    私はとあるチェーン店の雇われ店長をしています。店のブランドイメージを守るために、ある程度容姿もよく、明るい男女を採用する様に言われていますので、お客様から雰囲気がいいとお褒めいただくこともあります。雇った子たちはとてもいい子たちなのですが、ある日、従業員の中でも飛び切り愛想のいいAちゃんに常連さんからストーカー行為を受けていることを相談されました。その常連さんからしつこく連絡先を渡され続けており、お店の閉め作業が終わって帰宅しようとしたら裏口で待ち伏せされていたことが何度もあるようです。しかし、出禁などにしてしまうと感情を逆なでしてしまう可能性もありますし、そのままにしているとAちゃんの身が危ないことも分かっています。また、自分勝手な考えかもしれませんが、間違えた対応を取ってしまったらその腹いせに悪い口コミを書かれるのではないかと心配です。Aちゃんの安全のためにお店を辞めてもらおうとも思いましたが、Aちゃんが悪いわけではありませんし、頑張って働いてくれているので心が痛みます。正直なところ、どの様な対処をとったらいいのか悩んでいます。

     

     

  •  40代女性

     

    私は幼いころからの夢を叶えるためにカフェを開きました。徐々に常連のお客様も増え、一人でお店を回すのは大変になってしまったので、カフェから徒歩15分くらいのところに住んでいるという大学生の男の子Bくんを雇うことにしました。愛想もよく、人から可愛がられる性格の持ち主だったので、常連さんともすぐに打ち解けて順調に仕事に適応してくれました。うちのカフェはバータイムを設けており、17時以降はお酒も頼めるようになる仕様にしています。ビールなどは瓶のまま出しても味気ないので、一杯目は店員が注ぐことにしているのですが、そこで以前からよくバータイムに通ってくれていた女性のお客さんが、ビールを注ぐBくんの手を執拗に触ってきたり、デートに誘ってくるようになったそうです。Bくんは酔ってるから仕方ないと気にしていなかったそうですが、この間、その方に教えていないにも関わらずインスタグラムのアカウントをフォローされたそうです。また、そDMで「お金をあげるから肉体関係を持ってほしい」というような内容が送られてきたり、ストーリーでBくんをメンションして「私の彼氏」といいふらすなどの行為をしてきたそうです。その話を聞いた時は、その女性を出禁にしようかなと思いましたが、神経を逆なでしてしまったらエスカレートしそうで怖いですし、何よりカフェの周辺はBくんの生活圏内でもあるので下手な刺激はできません。警察に相談してもきちんととりあっていただけるか不安なので、どうにか解決する方法はないでしょうか?

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

常連客の従業員へのストーカー行為を解決するために必要なこと

ストーカー被害を受けている証拠を残しておくことが必要

雇っている従業員が常連客からストーカー行為を受けていた場合、まずはその証拠をきちんと残しておく必要があります。証拠と言ってもストーカーの証拠は形として残りづらいものが多いです。連絡先や望んでいない贈り物、手紙などが渡されていたら、怖くてそのたびに捨ててしまっている可能性が高いですし、勝手にSNSを特定されてメッセージが送られてきている場合はメッセージを消去してしまっていることもあります。そこでおすすめしたいのが、被害を受けている従業員に「いつどこでだれに何をされ、どのような気持ちになったのか」という内容をノートなどに書き記してもらうことです。また、ストーカー行為をしてくる相手が話しかけてきた際には録音機を回したり、ストーカー被害を受けている従業員を一人にせず必ず誰かが見ている状態にしておくと証拠能力のある証言を確保することができます。
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常連客による従業員へのストーカー行為の実例

ストーカー行為の実例
  • 店内・店外のつきまとい
  • 出勤前・退勤後の待ち伏せ
  • 店舗の最寄り駅などでの待ち伏せ
  • しつこく連絡先を渡す
  • 業務中や休憩中にしつこくデートの約束や交際を迫る
  • 帰宅時に後をつけて家を特定する
  • SNS等を特定し、しつこくメッセージを送ってくる
  • 望んでいない贈り物や手紙を複数回渡される

常連客による従業員へのストーカー被害を解決するための方法

問題解決のために自分で行えること

従業員がストーカー被害を受けている場合、その従業員を守るためにご自身で行えることはあります。ストーカー加害者は認識にズレがある場合があり、社交辞令やマニュアルに沿った対応では自分に好意を持っていると勘違いされてしまうので、被害者に波風立てないような対応を強要するのは辞めましょう。また、ストーカー加害者は被害者の何かしらの反応を欲しがっている場合が多いため、過剰な反応を見せてはいけないことも伝えましょう。被害者の精神衛生上、問題が解決するまでは店内、店外にかかわらず一人にさせないようにし、お客様との接触の少ない業務に変更したり、合意が取れるのであれば休業扱いにして加害者との接触を減らしましょう。また、被害者が未成年の場合や実家に住んでいる場合は、被害者の親御さんに事情をきちんと報告し、連携をとりながら問題解決に努めましょう。

 

自己解決が難しい場合に利用できる場所

ストーカー被害の対策は非常に難しいと言えます。間違った対応をしてしまい、相手の神経を逆なでしてしまうと従業員への被害がエスカレートする可能性もありますし、ストーカー加害者は「傷つけられた自分が被害者だ」と思い込む傾向にありますから、憂さ晴らしにお店をけなす口コミを投稿されてしまう可能性もあります。お店の評価を調べるために口コミを見た方には、ストーカー加害者によるいわれもない報復であることなんてわかりませんから、見込み客を逃がしてしまうことにも繋がります。そもそもストーカー被害の問題解決は、個人の力だけでは不可能だと言ってもいいでしょうから、頼るべきところに頼って適切な対応に努めましょう

 

警察

事件を未然に防ぐための相談先として警察の相談窓口を利用することができます

警察の相談ダイアル #9110

弁護士

接近禁止命令や刑事告訴、損害賠償請求を行う場合は弁護士の介入を推奨します 

探偵事務所・興信所

ストーカー被害の証拠やストーカーを行う人物の情報を収集する際に有効です

 

  • ストーカー加害者を刺激することはしてはいけない 注意点
    経営者から特定のお客様を「出禁」にすることは可能ですが、ストーカー行為をしてしまう方は思い込みが激しく被害者意識が強い傾向にありますから、どのような伝え方をしても相手にとっては理不尽な攻撃として捉えられてしまいます。また、諭すように説得しても、「自分と相手の間に入ってくる邪魔者」扱いされてしまう可能性があります。必要以上に関わってしまったり、刺激してしまうと問題が肥大化してしまう上に、相手の感情的な反撃を受けて精神的に参ってしまったりなどのリスクが生まれます。出禁ももちろん有効な対処法ですが、それ以外の対処法を合わせて行える準備ができてから行動に移すことがおすすめです。

常連客による従業員へのストーカー被害において探偵事務所や興信所の利用が有効な理由

探偵事務所・興信所で行えること

常連客からのストーカー被害に従業員が悩んでいる際に、店にも従業員にも影響を及ぼさないように穏便に解決することは難しい問題でもあります。常連客への対応が難しいとお悩みの場合には探偵による法人向け調査の利用が有効です。法人向けの調査ではストーカー問題の解決のために必要な情報収集を行い営業に支障をきたさない対処方法や対策方法を講じていくことができます。常連客からのストーカー被害では主に調査手法の一つである尾行を通して常連客の情報収集をを行いその中で得られるストーカー行為の証拠を得ていきます。事実確認を行い確実な証拠を得ることで、従業員の望む解決に向けて動くことができるでしょう。

 

 

尾行

尾行
特定人物の尾行
探偵や興信所が行う調査で最も多く活用される手法で、特定の人物の行動を監視し追尾を行います。尾行によって特定人物の行動やパターンをリアルタイムで把握することができるため、事実や証拠収集において必要な調査です。
尾行の詳細ページ

 

法人向け調査

法人向け調査
企業、会社内の調査
法人向け調査は、企業、会社内で起きている問題を解決するために必要な情報収集や事実確認のために行なわれる調査です。自社内では解決しづらい問題を探偵調査を利用して解決にむけた手立てを立てていきます。また、リスクヘッジや市場調査にも利用されます。
法人向け調査の詳細ページ

 

常連客が従業員のストーカーになってしまった際に探偵や興信所を利用する事のメリットとデメリット

常連客によるストーカー被害の解決に探偵を利用するメリット

 

メリット
  • 常連客に顔が知られていないので個人では手に入れられない証拠や情報をスムーズかつ穏便に収集できる
  • 新たなトラブルを生まないよう、常連客にバレすに録音する方法などを専門家の目線でアドバイスすることができる
  • 常連客の行動パターンなどを把握することで被害者への被害を最小限に抑えることができる
  • 調査結果等の秘密保持が義務付けられているため、風評被害を受けにくい
  • ストーカー被害者の心理的サポートや弁護士の紹介など、あらゆるサポートを提供することができる

 

常連客によるストーカー被害の解決に探偵を利用するデメリット

 

デメリット
  • 調査費用がかかってしまう
  • 法律上問題のある調査はお断りしている
  • 調査の結果ストーカー行為に当たる実態が確認できなかった場合、想定していた証拠が手に入らないこともある

 

探偵興信所では法人・企業向け調査が可能

常連客が従業員のストーカーになってしまった、という問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。しかし、まだまだ従業員に対するストーカ被害においても探偵事務所や興信所を利用したことがない経営者さんや店舗も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。個人で対応することによって、殺人事件にまで発展してしまう例もありますので、事業の存続やカフェのイメージを守るためにも早めに対処を考えるのが吉です。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。

 

 

 

記事監修

カウンセラーからのアドバイス

 

  • 心理カウンセラーの見解 専門家の見解
    心理カウンセラー大久保圭祐
    ストーカー被害に合われている従業員さんのことは心配ですね。従業員さんには気持ちよく働いて欲しいところです。現実的な問題は早急に解決したいので、専門に調査を依頼し、適切な措置を取りましょう。被害に合われている従業員さんは、現状も心理的なストレスを抱えているのは当然で、現実的な解決とともに解消されればよいですが、トラウマや嫌な記憶として残り、その後の人生の受け止め方や決断などに影響を与えないように適切な対応をすることをおすすめします。
  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
    記事作成者プロフィール

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