SNSやインターネットで誹謗中傷を受けた際の証拠保存と削除依頼、相談方法

SNSやインターネット掲示板などで誹謗中傷を受けた場合は、投稿内容を記録し、相手に感情的な反論をせず、適切な相談先につながることが大切です。悪口や根拠のない情報の拡散、個人情報の公開などは、名誉やプライバシーを侵害する場合があります。この記事では、誹謗中傷を受けた際のスクリーンショットやURLの保存方法、SNS運営会社への削除依頼、被害を広げないための注意点を解説します。また、警察・法務局・違法・有害情報相談センターなどの相談窓口や、脅迫を受けた場合の対応についてもご案内します。一人で抱え込まず、状況に応じた対策を進めましょう。

 

ネット誹謗中傷の対処と相談

2026-10-26

2026-10-26

目次
ネット誹謗中傷の主な種類と被害の特徴
ネットで誹謗中傷を受けたときの初期対応
誹謗中傷の投稿を削除する方法と法的対応
ネット誹謗中傷の被害を相談できる公的窓口
ネット誹謗中傷から自分の生活と権利を守るために
この記事のキーポイント
ネット誹謗中傷の主な種類と被害の特徴
投稿内容・URL・日時などの証拠保存
SNSや掲示板への削除依頼と注意点
名誉毀損・侮辱・脅迫に関する基礎知識
警察・法務局などの公的相談窓口

ネット誹謗中傷の主な種類と被害の特徴

誹謗中傷にあたる投稿や書き込みの例

ネット上の誹謗中傷とは、SNSや掲示板などで、特定の人物を傷つけたり、社会的な評価を下げたりする悪質な発言や書き込みを指します。容姿や人格を否定する言葉、根拠のないうわさの拡散、嫌がらせ目的の投稿などが代表的です。匿名の投稿であっても、内容によっては法律上の責任を問われる場合があります。単なる意見や批判と、相手の権利を侵害する誹謗中傷は区別して考えることが大切です。

 

 

名誉毀損・侮辱・プライバシー侵害の違い

ネット上の悪質な投稿には、内容によって異なる法律上の問題が生じます。例えば、社会的な評価を下げる具体的な事実を公然と示す行為は名誉毀損、具体的な事実を示さず公然と人を侮辱する行為は侮辱に該当する場合があります。また、住所や電話番号、私生活に関する情報を本人の了承なく公開すると、プライバシー侵害となる可能性があります。投稿が違法かどうかは、内容や公開状況などを踏まえて個別に判断されます。

 

ネット上で注意したい主な権利侵害
  • 名誉毀損:具体的な事実を広め、他人の社会的な評価を低下させる行為
  • 侮辱:具体的な事実を示さず、公然と相手を侮辱する行為
  • プライバシー侵害:住所や私生活に関する情報などを不当に公開する行為
  • 脅迫:危害を加えるなどと告げ、相手を脅す行為
  • なりすまし:他人を装って投稿し、信用や名誉を傷つける行為

 

ネットで誹謗中傷を受けたときの初期対応

投稿内容・URL・日時などの証拠保存

ネットで誹謗中傷を受けた場合は、問題のある投稿を削除される前に記録しておくことが大切です。投稿内容が分かるスクリーンショットを撮影し、URL、投稿日時、アカウント名、掲載サイトなどを保存しましょう。コメントが複数ある場合は、前後のやり取りも残しておくと状況を説明しやすくなります。保存した記録は、運営会社への削除依頼や警察・弁護士への相談に役立ちます。

 

 

相手への反論やSNSでの拡散を避ける

悪質な投稿を見つけても、感情的に反論したり、相手を攻撃し返したりすることは避けましょう。言い争いが続くと投稿がさらに拡散され、被害が広がるおそれがあります。また、注意喚起のつもりで問題の投稿を転載すると、誹謗中傷の内容を多くの人に知らせてしまう場合もあります。まずは証拠を保存し、信頼できる人や専門窓口に相談しながら対応を考えることが重要です。

 

誹謗中傷を受けた直後に確認したいこと
  • 投稿の保存:書き込み内容や前後のやり取りを記録する
  • URL・日時の記録:投稿先のURL、投稿日時、アカウント名を控える
  • 反論を控える:相手との言い争いや報復的な投稿を避ける
  • 拡散の防止:問題の投稿を不用意に転載・共有しない
  • 相談の準備:保存した情報を整理し、被害の経緯をまとめる

 

 

ブロック・通報機能による被害拡大の防止

SNSで誹謗中傷が続く場合は、証拠を保存したうえで、ブロックやミュート、運営会社への通報機能を活用しましょう。公開範囲を制限したり、知らない人からのメッセージを受け取らない設定に変更したりすることも有効です。ただし、ブロックだけで投稿が削除されるわけではありません。脅迫や個人情報の公開など、身の安全に関わる被害がある場合は、SNS上の対策だけで済ませず警察へ相談してください。

 

誹謗中傷の投稿を削除する方法と法的対応

SNS・掲示板の運営会社への削除依頼

ネット上の誹謗中傷を削除したい場合は、投稿の証拠を保存したうえで、SNSや掲示板の運営会社に削除を申し出ることが基本です。多くのサービスには通報機能や削除申請窓口があり、問題の投稿URLや権利侵害の内容を伝えて申請できます。情報流通プラットフォーム対処法では、大規模な事業者に削除申出への対応体制などが義務づけられています。ただし、申請した投稿が必ず削除されるわけではありません。

 

 

投稿者の特定や損害賠償を検討する場合

誹謗中傷によって名誉やプライバシーを侵害された場合は、弁護士に相談し、投稿者の特定や損害賠償請求を検討できます。匿名の投稿でも、一定の要件を満たせば、裁判所の手続きを通じて発信者情報の開示を求められる場合があります。ただし、投稿の削除と投稿者の特定は別の手続きです。通信記録には保存期間の制限があるため、投稿者の特定を希望する場合は早めの相談が重要です。

 

削除依頼・法的対応を進める際の確認事項
  • 証拠の保存:投稿内容、URL、日時、アカウント情報を記録する
  • 削除申請:運営会社の公式窓口から権利侵害の内容を伝える
  • 投稿者の特定:発信者情報開示請求の必要性を弁護士に相談する
  • 損害賠償:被害の内容や損害を整理し、請求できるか確認する
  • 費用と期間:法的手続きに必要な費用や時間を事前に確認する

 

 

削除依頼や法的手続きを進める際の注意点

投稿の削除や法的対応を進める際は、自分で投稿者を特定しようとしたり、相手の個人情報をSNSに公開したりしないことが大切です。誤った人物を疑えば、新たなトラブルにつながるおそれがあります。また、削除代行をうたう業者に依頼する場合も、対応内容や費用、法的に認められた業務かを確認してください。手続きが分からない場合は、違法・有害情報相談センターや弁護士などの専門窓口を活用しましょう。

 

ネット誹謗中傷の被害を相談できる公的窓口

法務局・違法・有害情報相談センターへの相談

ネット上の誹謗中傷やプライバシー侵害に困った場合は、法務局の人権相談や違法・有害情報相談センターを利用できます。法務局では削除依頼の方法を案内し、人権侵害が認められる場合にはサイト運営者などへ削除を要請することもあります。また、違法・有害情報相談センターでは、相談者自身が行う削除申請の方法について助言を受けられます。どちらも、投稿の削除が必ず実現するわけではありません。

 

 

警察への相談が必要なケース

誹謗中傷の内容に脅迫や犯罪予告が含まれる場合、住所を公開されて危害を加えると脅された場合などは、警察への相談を検討してください。身の危険が迫っている場合は110番通報を優先し、緊急性のない相談は最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」を利用できます。相談時には、問題の投稿内容やURL、投稿日時などを保存した記録を持参すると、被害状況を説明しやすくなります。

 

ネット誹謗中傷に関する主な相談窓口
  • 法務局・みんなの人権110番:誹謗中傷やプライバシー侵害などの人権相談。電話0570-003-110
    法務省の人権相談窓口
  • 違法・有害情報相談センター:投稿の削除方法やインターネット上のトラブルに関する助言
    違法・有害情報相談センター
  • 警察相談専用電話(#9110):脅迫や犯罪が疑われる投稿など、緊急性のない警察相談
    警察庁の誹謗中傷対策案内
  • 警察への緊急通報(110番):危害を加える予告など、差し迫った危険がある場合

 

 

弁護士への相談と法的支援制度の活用

投稿者の特定や損害賠償請求を検討している場合は、弁護士への相談が適しています。投稿の内容や保存した証拠を確認し、発信者情報開示請求などの法的手続きが可能か判断してもらえます。また、費用面に不安がある場合は、法テラスの相談案内や民事法律扶助制度を確認しましょう。収入や資産などの条件を満たせば、無料法律相談や弁護士費用の立替制度を利用できる場合があります。

 

ネット誹謗中傷から自分の生活と権利を守るために

証拠保存と早めの相談による被害拡大の防止

ネットで誹謗中傷を受けた場合は、投稿内容やURLなどの証拠を保存し、被害の状況に応じた相談先を利用することが大切です。悪質な投稿に感情的に反論せず、SNS運営会社への削除依頼や、法務局・警察・弁護士への相談を検討しましょう。脅迫や個人情報の公開など、身の安全に関わる被害は早急な対応が必要です。また、誹謗中傷による精神的な負担が大きい場合は、信頼できる人に相談し、SNSから一時的に距離を置くことも大切です。探偵興信所一般社団法人では、社会貢献活動として、ネット上のトラブルや人権侵害の防止に役立つ情報発信に取り組む方針です。

 

※本記事は、探偵興信所一般社団法人の社会貢献活動・ボランティア情報として、活動内容や参加方法について分かりやすくご案内するために作成しています。活動状況や内容は変更となる場合がありますので、参加・ご依頼の前に各記事をご確認ください。

  • 探偵興信所社会貢献担当 社会貢献担当
    社会貢献活動・ボランティア案内
    探偵興信所一般社団法人では、高齢者の見守りや行方不明者家族の支援、防犯・安全啓発など、調査の経験を生かした社会貢献活動を行っています。参加方法や連携内容を確認し、ご自身に合った関わり方をご検討ください。
  • ボランティア担当 ボランティア担当
    活動現場からの案内
    活動は調査で培った地域情報や見守りのノウハウを生かしながら、無理のない範囲で参加いただけます。初めての方にも事前の説明を行いますので、安心してご参加ください。

 

お問い合わせ24時間対応

ボランティア参加・連携
お申し込みフォーム

ご希望の参加内容や活動地域などを
分かる範囲でご入力ください。
  • ※送信した情報はすべて暗号化されますのでご安心ください。
  • ※お申し込み内容を確認後、担当者よりご連絡します。
  • ※活動内容によって、事前の説明や研修をお願いする場合があります。
       
お名前・団体名
お住まい・活動地域
ご連絡先(携帯または固定電話)
メールアドレス

※携帯アドレスはPCからの受け取り可能に設定してください

お申し込みの種類
内容・ご希望
ご都合の良い時間帯

※担当者からの連絡を希望する時間帯をお知らせください

個人情報の取り扱いについて

お送りいただいた個人情報は、ボランティア登録、講習・セミナーの調整、団体との連携に関するご連絡の目的にのみ使用し、ご本人の同意なく第三者に提供することはありません。当法人の営利事業のご案内に使用することはありません。

プライバシーポリシーと個人情報保護(全文)はこちら

関連記事

▲