過去事例から調査項目を選ぶ

 

 

過去の相談事例から見る調査項目

目的別の過去の相談事例

調査依頼を考えた際に、自分がどの調査を選択することが正しいのか悩まれる方も多いはずです。まずは調査を行う目的別に過去事例を元に紹介します。調査目的は大きくわけて3つ。「事実確認」「証拠収集」「問題解決」それぞれに過去相談事例を紹介します。

 

 

【事実確認】

事実確認を目的とした調査は、確証は無いが疑わしいことや不信感を持った時など、実際に起きている事柄を確かめるために行う調査です。起きている事柄を把握することができれば、未然に問題を防いだり問題に対する対処対策をすることが可能になります。

 

調査相談例

• 配偶者やパートナー、家族に疑わしい行動があるので実態を確認したい
• 浮気を疑っているが確証は無いので事実を確認したい
• 従業員に不正疑惑があるので事実を確認したい
• 子供の素行不良が気になるので何をしているか確認したい
• 子供がナイトビジネスや闇バイトをしている可能性があるので事実が知りたい
• 結婚を考えている方の言っていることが本当か事実確認したい
• SNSや出会い系サイトで知り合った人物の素性を確認したい
• 実害はないが悪評などを立てられている可能性があるので事実確認したい
• 盗聴盗撮の可能性があるので事実確認したい
• 自身の身の周りで起こっていることを確認したい
• 遠方で暮らす家族の安否を知りたい
• 採用予定の応募者のバックグラウンドチェックを行いたい

 

 

【証拠収集】

証拠収集を目的とした調査は、起きている事柄を把握はしているけれど事実を立証する証拠がない場合などに必要な証拠を収集する調査です。証拠は、第三者が確認しても事実だと認識できる証拠を集めることで問題解決や法的措置を取ることが可能になります。

 

調査項目例

• 浮気や不貞行為の証拠を収集したい
• 不正や横領の証拠を収集したい
• 子供が何でお金を稼いで何に使っているか証拠が欲しい
• 交際相手が既婚者か証拠が欲しい
• 嫌がらせの証拠を収集したい
• 詐欺被害に遭ったので証拠を集めたい
• DVやネグレクトなどの証拠を収集したい

 

 

【問題解決】

問題解決を目的とした調査は、現在起きている問題を解決するために行われる調査です。問題解決をするには、問題の事実確認と把握、どのように問題解決をしていくのかの順序、そのための証拠収集が必要で、それらの情報が集まれば問題を円滑に解決することが可能になります。

 

調査項目例

• 慰謝料請求をするための不貞の証拠と相手の情報を収集して問題を解決したい
• 従業員を解雇するための不正行為や不正の証拠を収集して問題を解決したい
• ホストに洗脳されている娘に現実を見せるためホストの女性関係や素行の証拠を集め問題を解決したい
• 親権を取るために配偶者や元配偶者の素行問題の証拠を収集して問題を解決したい
• 結婚詐欺に遭ったので被害の証拠や相手の素性を集め問題を解決したい
• 嫌がらせの証拠を収集して法的措置を取りたい
• 金銭トラブルの相手を探し法的対応をして問題を解決したい

 

 

過去の依頼事例から見る調査項目

行動調査

 

 

行動調査依頼の内容例

• 配偶者、家族に疑わしい動きがあるので調査したい
• 交際相手、パートナー、知人友人の交友関係や怪しい動きがないか調査したい
• 従業員が不正している可能性があるので行動を調査し明らかにしたい
• 自身の身の回りで起きていることを第三者の視点から見てほしい

 

 

 

浮気調査

 

 

浮気調査依頼の内容例

• 配偶者の浮気を疑っており浮気をしているかしていないか事実を調査したい
• 慰謝料請求をするための不貞行為の証拠を収集したい
• 家族が浮気をしているので証拠を集め浮気をやめさせたい
• 交際相手、パートナーが浮気をしている可能性があるので事実を確認したい
• 社内不倫をしている従業員がいるので証拠を押さえ問題を解決したい
• W不倫をしている相手の浮気を疑っているので事実を調査したい

 

 

身辺調査

 

 

身辺調査依頼の内容例

• 自身の身の回りの風評から評判や評価を確認したい
• 自身の身の回りで起きている事柄を確認し事実を知りたい
• ストーカー行為の被害にあっているので身辺を調査して犯人を突き止めたい
• 採用時の応募者の性格や生活状況、趣味趣向などを調査したい
• 従業員のバックグラウンドチェックを行いたい

 

 

人探し

 

 

人探し依頼の内容例

• 配偶者との連絡がつかなくなったので探してほしい
• 家族と音信不通になっているので現在の居場所を探してほしい
• 相続の関係で親族を探してほしい
• 交際相手やパートナーと突然連絡がつかくなったので探してほしい
• 昔の友人と連絡を取りたいが現在の情報がないため探してほしい
• 配偶者の浮気相手に慰謝料請求をしたいので探してほしい
• 従業員、代表者の行方が分からなくなったので探してほしい
• 金銭トラブルにが原因で連絡がつかない相手を探してほしい
• 出会い系サイトで知り合った人物が突然音信不通になったので探してほしい

 

 

家出調査

 

 

家出調査依頼の内容例

• 家族が突然いなくなってしまい連絡つかないので見つけたい
• 子供が受験のプレッシャーからか家出して戻らないので探したい
• 配偶者が出かけると言い、そのまま数日が過ぎたので探したい
• 家出を繰り返す子供を探し原因を突き止めたい
• SNSで知り合った人のところへ行ってしまったが見つけることができないので探してほしい

 

 

結婚信用調査

 

 

結婚信用調査依頼の内容例

• 結婚を考えている人が本当に信用できる人物か知りたい
• 子の結婚相手に違和感があるため相手とその家族について調査したい
• 出会い系サイトで知り合った人と結婚を考えているが知っている情報が少ないので事実関係を調査したい
• 結婚詐欺の可能性があるので事実を確認したい
• 身上書や釣書の内容が事実か確認したい
• 結婚相手やその家族に借金がないか知りたい

 

 

個人信用調査

個人信用調査は、対象となる人物や取引先など相手が本当に信頼できる人物か確認をする調査です。相手が言っていることだけを鵜吞みにすると予期せぬトラブルや問題に発展する可能性があるため事実を確認することが重要です。

 

個人信用調査依頼の内容例

• 相手が本当に信頼できる人物か調査したい
• 学歴詐称や隠し事がないか事実確認をしたい
• 投資を考えているが実働などあるか確かめたい
• 取引先の会社や代表者が信用できるか判断するため調査したい
• 採用時の応募者が信頼できる人物か確認をしたい

 

 

法人向け調査

法人向け調査は、企業内外で起きる問題やトラブルに関して調査を行うことです。主な目的は、調査を通じて問題の解決、リスクヘッジ、利益向上のために活用されます。

 

法人向け調査依頼の内容例

• 不正、横領、背任行為の実態と証拠を集め解決したい
• 問題行動のある従業員の素行を調査したい
• 労働問題で争っている従業員の素行を調査し情報を集めたい
• 社内で起こる不正や癒着の実態を把握するために潜入調査をしてほしい
• 採用時の応募者の信用やバックグラウンドチェックを行いたい
• 定期的な内部調査をして社内の問題点や改善をしたい
• 新規市場の開拓をするための情報収取をしたい
• 買収を検討している会社の役員の素行を調査したい

 

 

実態調査

実態調査は、起きている事柄について事実を確認し把握する調査です。疑わしいことや○○の可能性があると感じた場合には事実関係や原因を知ることで問題を解決することが可能になります。

 

実態調査依頼の内容例

• 嫌がらせやトラブルに巻き込まれているが、誰が何の目的で行っているかわからないため実態を確認したい
• 投資話があり出資を考えているが、相手方の会社や取引の実態があるか確認したい
• 家族がネットワークビジネスや宗教にはまっているが、実態がつかめず困っている
• 出会い系サイトやSNSで知り合った相手の実態がわからないため確かめたい

 

 

失踪人捜索調査

失踪人捜索調査は、突然消息を絶ったり行方不明になった人物の居場所を特定する調査です。精神的背景からの失踪は生死の有無に関わる問題ですので1日も早く対応することが必要になります。

 

失踪人捜索調査依頼の内容例

• 置手紙を残していなくなった家族の安否が心配なため見つけたい
• 認知症の親が帰らないので早急に探したい
• 会社に行くと言い残し失踪してしまった家族をみつけだしたい
• 配偶者と子供が突然いなくなり連絡が途絶えてしまったので探したい
• 従業員との連絡がつかなくなり行方がわからないので探したい
• 疎遠になり行方が分からない家族を探したい

 

 

身元確認調査

身元確認調査は、特定の人物の経歴や職歴、素性など身元に関する情報を収集する調査です。対象となる人物の真実の姿を確認するために行われる調査ですので、疑わしいことがある場合に必要な調査と言えます。

 

身元確認調査依頼の内容例

• 採用時の応募者の身元調査をしたい
• 配偶者の浮気が発覚したため相手の身元情報を調べて法的対応をしたい
• 子供の結婚しての身元情報を収集したい
• 出会い系サイトやSNSで知り合った相手とトラブルになっているため身元を確認したい

 

 

住環境調査

住環境調査は、現在住んでいる住居やこれから住む住居やその周辺の環境について情報を収集する調査です。また、企業や施設など不特定多数が往来する環境についての調査も可能なため様々な目的で行われる調査です。

 

住環境調査依頼の内容例

• 自宅や引っ越し先に盗聴器、盗撮器がないか確認したい
• 会社や施設内に盗聴器、盗撮器がないか確認したい
• 購入予定の物件の周辺にトラブルや問題がないか事前に確認したい
• 引っ越し先の近隣住民など安心して暮らせる環境か確認したい
• 自宅内や自宅周辺の環境を調査して欲しい

 

 

民事トラブル調査

民事トラブル調査は、日常生活で起きる様々なトラブルを解決するために情報や証拠を収集する調査です。調査で知り得た情報は法的対応することが可能で、場合によっては、専門家の助言などをもとに問題を解決することができます。

 

民事トラブル調査依頼の内容例

• 配偶者の浮気問題を法的に解決するために相手の身元情報などを調べたい
• 金銭トラブルになっている相手の所在などを調べ問題を解決したい
• 男女トラブルになっているので解決するための証拠や情報を収集したい
• 会社の従業員と労働問題になっているため虚偽がないか証拠を集め解決したい
• 生活上のトラブルになっている相手の素性などがわからないため情報を集め解決したい
• 相続問題が起きているため問題を解決するための情報を集めたい

 

 

家族向け調査

家族向け調査は、家族間で起きる問題や家族の悩みや、トラブルに巻き込まれた際に問題を解決するために行われる調査です。家族問題の解決や家族のために調査を行うことができ大切な家族を守ることができます。

 

家族向け調査依頼の内容例

• 家族がトラブルに巻き込まれているため解決してあげたい
• 家族が抱えている悩みや問題を解決するため、第三者の意見や見解を基に判断したい
• 家族の安否確認や生活状況を確認したい
• 子供の親権問題を解決するために生活環境や生活の実態、虐待やネグレクトなどないか調べたい

 

 

過去の成功事例から見る調査項目

尾行調査

• 行動調査にて、遠方に住む子供の生活状況を確認するために尾行調査をした結果、交友関係、出入り先、バイト先など必要な情報を収集することに成功。
• 浮気調査にて、休日出勤日が怪しいと判断し配偶者を尾行調査した結果、同僚とホテルに出入りする証拠を押さえることに成功。
• 法人向け調査にて、従業員が仕事で体を崩したと言い労災請求を過剰にしているが実際には体の不調は無いと判断し尾行調査した結果、スポーツをしていたため証拠を押さえ問題解決した。

 

 

張り込み調査

• 浮気調査にて、配偶者が浮気相手の自宅にいる情報を得て張り込みを調査をした結果、配偶者が浮気相手自宅から出てくるところを押さえることに成功。
• 身辺調査にて、ストーカー行為をしている人物の特定をするため依頼人自宅付近にて張り込みを行った結果、ストーカー行為と人物を特定することに成功。
• 家族調査にて、DVやネグレクトを確認するために対象者自宅付近いて張り込み調査実施した結果、深夜の外出やネグレクトを確認することに成功。

 

 

 

聞き込み調査

• 個人信用調査にて、対象者の評判や人となりを確認するため聞き込み調査を実施した結果、信用度を判断する情報を収集することに成功。
• 人探し調査にて、友人の旧住所から現在の所在を確認するために聞き込み調査を実施した結果、現在の居住地を判明することに成功。
• 身辺調査にて、近隣住民から自身の評判を確認するために聞き込み調査を実施した結果、実際の評判を知ることに成功。

 

 

 

証拠収集調査

• 法人向け調査にて、従業員の不正問題の証拠を集めるために証拠収集調査を実施した結果、不正の証拠と関係者、手口を判明することに成功。
• 浮気調査にて、慰謝料請求するための不貞行為の証拠を集めるために証拠収集調査を実施した結果、不貞行為の証拠と浮気相手の身元を押さえることに成功。
• 実態調査にて、嫌がらせの証拠を集めるために証拠収集を実施した結果、嫌がらせの証拠、手口、犯人を特定することに成功。

 

 

住所関連調査

• 人探し調査にて、幼い時に別れた親の現在の住所を知るために住所関連調査を実施した結果、現在の住所と生活状況を知ることに成功。
• 浮気調査にて、配偶者の浮気相手の住所を特定するために住所関連を実施した結果、配偶者の浮気相手の住所と職場を知ることに成功。
• 民事トラブル調査にて、相続手続きをするために相続対象者の住所を特定する住所関連を実施した結果、現在の住所と連絡先を知ることに成功。

 

過去の失敗事例から見る調査項目

探偵調査において、「探偵業法」を順守し調査を行うことを前提としています。調査内容が漏れたり、各種法令違反をすることはありません。例えば、対象者が信号無視などの交通違反を繰り返すため尾行を中断したり対象者の警戒行動が異常なため依頼人に確認すると情報が漏れており調査を中断。また、調査目的や調査結果の利用方法がストーカー行為や差別的扱いなどの事実が判明した際も調査を中断する必要がります。依頼人が望む結果に至らない場合においても探偵業は、その事実のみを伝える義務があります。なので、浮気をしているだろうと調査を行っても、していない事実が判明した場合は失敗ではなく、していなかったという事実なのです。しかし、調査中に調査員が交通事故を犯したり、交通違反で警察につかまったりした場合は探偵側に落ち度があるため再調査を実施致します。調査中の天災が起きた場合なども同様です。

まとめ

問題解決において本当に必要な調査を依頼する

探偵調査は、知りたいと思う内容や目的、問題解決の方法によっても調査手法や調査項目が異なります。ご自身や家族が抱えている悩みや問題を解決するには、どの調査項目が必要なのか、どのようなプロセスを辿っていくのが解決までの近道なのか、慎重に検討する必要があります。また、本当に必要な調査項目や調査内容を知ることが大切です。はじめての探偵依頼で、わからないことも多く中には不誠実な対応で必要のない調査を提案する事業所もあります。そういった時は、「探偵興信所はじめて相談室」にご相談して頂き、ご自身や家族の悩みや問題を解決するために、必要な調査項目、調査内容をお確かめください。

 

•  記事作成者
  探偵S
  この記事を書いたのは、探偵業界２２年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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