証拠力を高めるための聞き込み調査の工夫

探偵が聞き込み調査で収集できる証拠の種類

聞き込み調査による聴取証拠とは

聞き込み調査による聴取証拠とは、探偵が対象者から直接聞き出して得た口頭の証言情報を指します。例えば、対象者が関与しているとされる事件の状況や、不貞行為をしたとされる人物との接触状況などがその例です。聴取証拠は、証言者自身の信憑性や記憶力、主観的な判断などに左右されることがあるため、他の証拠と併せて判断されることが多くなります。
 

聞き込み調査で収集した写真の証拠力を高める方法

聞き込みした日時や場所、状況などを記録する

聞き込みを行うときに、日時や場所、天候、周囲の状況などを記録しておくことで、後から証拠として提出する際に信憑性が高まります。

複数人への聞き込みを行う

聞き込みの証拠力を高めるためには、対象者複数人に聞き込みを行い、証言の有効性を高めます。

依頼者自身が収集できる証拠と探偵に依頼する証拠の違い

自分で収集できる証拠

依頼者自身が収集できる証拠とは、日常生活の中で自分で集めることができる証拠のことです。携帯電話の履歴やメール、SNSのメッセージ履歴、カード明細、レシート、写真、動画などが挙げられます。依頼者が自身で証拠を収集することで、探偵に依頼する前に問題を解決することもできるかもしれません。ただし、法的に問題がある場合は自己判断せずに弁護士や探偵に相談することが重要です。ご自身での聞き込みはリスクが高いためおすすめできません。

探偵に依頼する証拠

一方、探偵に依頼する証拠は、依頼者自身が収集することが難しい、専門知識や技術が必要なものや、法律に違反する恐れがあるものを指します。具体的には、聞き込み調査などを行い、証拠を収集することが挙げられます。探偵は、調査方法や技術、法律についての専門知識を持っているため、適切な方法で証拠を収集し、法的に有効な証拠となるように取り扱います。また、依頼者のプライバシーや法的権利を守りながら、証拠を収集していきます。

時系列で証拠を収集することで証拠力を高める方法

証拠を収集する際に、時系列で証拠を集めることは証拠力を高めるために非常に重要なポイントです。例えば、浮気調査においては、特定の時間帯に何かしらの行動をしていたかどうかが重要な要素となります。また、特定の場所への出入りの時間や滞在時間なども重要な要素となります。そのため、時間帯ごとに行動の変化を捉えることが証拠力を高めるために必要となります。また、同じ時間帯でも日によって行動が異なる場合もありますので、複数回にわたって調査を行うことも重要です。時系列で証拠を収集することで、状況や状態の変化を把握することができ、より精度の高い証拠を収集することができます。
 

•  記事作成者
  探偵S
  この記事を書いたのは、探偵業界２２年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
  記事作成者プロフィール

電話で問い合わせる

電話24時間無料相談0120-289-281

お悩み、困りごと、調べたいことは２４時間いつでも専門の相談員がお応えしております。

メールで問い合わせる

メールフォームから
お問い合わせの方はこちら