聞き込み調査で得た証拠の有効性

 

本記事では、探偵による聞き込み調査で得られた証拠が裁判でも有効なのか否かを探偵興信所が解説しています。結論から言えば、探偵による聞き込み調査で得られた証拠は裁判においても有効となります。その理由や根拠についても説明しています。

 

 

探偵の聞き込み調査における証拠の信頼性とは

聞き込み調査における証拠の信頼性は、証言者の信頼性や証言内容の整合性、矛盾、根拠の有無など、複数の要素に影響されます。また、探偵の聞き込み技術や調査方法によっても、信頼性に差が生じることがあります。証拠の信頼性を高めるためには、信頼性の高い探偵事務所に依頼することや、証言内容を確認するために複数の証言者からの証言を収集することなどが必要です。

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聞き込み調査で得た証拠が裁判で採用される条件とは

聞き込み調査で得た証拠が裁判で採用されるには、以下の条件を満たす必要があります。

 

 

  • 証拠が合法的に収集されたこと
  • 証拠が信頼性があること
  • 証拠が訴訟の証明として適切であること
  • 証拠が反証可能であること

 

 

これらの条件を満たす証拠であれば、裁判所は証拠を採用することができます。しかし、裁判所は常に個別の事情に基づいて判断を下すため、証拠が採用されるかどうかはケースバイケースであり、一概には言えません。
 

聞き込み調査で得た証拠が裁判で無効となる場合とは

聞き込み調査で得た証拠が裁判で無効となる場合としては、違法な手段で入手された場合や、虚偽の証言や偽証が含まれている場合、または調査の過程で不正があった場合などが挙げられます。また、聞き込み調査で得た証拠が不十分であると判断された場合、裁判で採用されない場合があります。裁判で証拠として採用されるかどうかは、その証拠の信頼性や法的要件を満たしているかどうかによって決まります。

裁判で使える聞き込み調査の証拠の種類

写真や動画映像

聞き込み中に撮影された対象者の行動を記録した写真や動画映像は、裁判で重要な証拠となる場合があります。ただし、プライバシーの侵害につながる場合や、証拠としての妥当性が疑わしい場合には、裁判で使えない可能性があります。

 

目撃証言

聞き込み調査を実施した探偵や、その他の目撃者が対象者の行動について証言することもあります。ただし、目撃証言には、個人的な主観や感情が入り込む可能性があるため、信憑性について裁判で問われることがあります。

 

その他の証拠

対象者が不貞行為を行ったことを示す手紙やメール、レシートや証明書などの物的証拠がある場合には、裁判で有効な証拠となる場合があります。ただし、証拠品の入手には注意が必要であり、違法に入手された場合には裁判で使えない可能性があります。

 

 

聞き込み調査の証拠が裁判で使えるかどうかを判断するポイント5つ

  1. 証拠の取得方法が合法であること:聞き込み調査で得た証拠が裁判で有効となるためには、証拠の取得方法が適法である必要があります。たとえば、プライバシーの侵害に当たる盗聴や盗撮などの方法を用いた場合、証拠が無効になることがあります。
  2. 証拠が信頼性のあるものであること:証拠が真実性があると信じられるものでなければ、裁判で有効とされません。探偵が得た証拠には、写真・動画、監視記録、証人の証言などがありますが、これらはすべて信頼性の高いものでなければなりません。
  3. 証拠が事件に関連していること:証拠が事件に直接関係していない場合、裁判で有効とされません。聞き込み調査で得た証拠が、特定の事件と密接に関連していることが必要です。
  4. 証拠が証明する事実が重要であること:証拠が証明する事実が重要である場合、裁判で有効とされることが多いです。たとえば、慰謝料請求においては、浮気の証拠が重要な役割を果たします。
  5. 証拠の有効期間があること:証拠が時間的に近いものである場合、裁判で有効とされることが多いです。浮気の証拠は知り得てから3年間が有効期限だと言われています。
     

聞き込み調査で得た証拠の活用方法と注意点とは

聞き込み調査で得た証拠を裁判で有効に活用するには、まず信頼性の高い調査報告書を作成することが必要です。報告書には証言者の情報、聞き込みの概要、聞き込まれた証言内容などを詳細にまとめ、正確かつ客観的な情報を提供する必要があります。
また、裁判で採用されるためには、聞き込み調査の過程で法律や倫理規定を遵守することが重要です。調査過程で違法な手段を使った場合、証拠は無効となる可能性があります。
注意点としては、聞き込み調査で得た証拠が必ずしも完全な真実であるとは限らないこと、また、証言者の信頼性によっては証拠の信頼性が低くなることがあることです。そのため、調査報告書には証言者の情報や信頼性についても詳しく記載する必要があります。
 

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    探偵S
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