警察と探偵の様子。

「トラブルが起きたとき、警察と探偵のどちらへ相談すればよいのでしょうか?」という疑問について、警察OBの吉永顧問が回答します。警察と探偵はどちらも問題解決に関わることがありますが、警察は犯罪への対応や安全確保、探偵は依頼目的に応じた事実確認や情報収集など、役割が異なります。身の危険がある場合や犯罪被害が疑われる場合の相談先、警察では対応が難しい事実確認をしたい場合、警察と探偵の両方を利用するケースについて分かりやすく解説します。

 

Q1.警察と探偵は何が違いますか?

犯罪対応と事実確認で役割が異なる

  • 相談者からの質問。 相談者
    トラブルが起きたとき、警察と探偵のどちらへ相談すればよいのか分かりません。警察と探偵では、どのような違いがあるのでしょうか?

顧問の回答|吉永顧問(警察OB)

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    警察と探偵は、対応する目的と役割が異なります。警察は、犯罪への対応や捜査、被害の拡大防止、安全確保などを担います。一方、探偵は依頼を受けて、相手の行動や所在、接触状況など、依頼目的に応じた事実確認や情報収集を行います。

    そのため、どちらが優れているというものではなく、今起きている問題が「安全や犯罪に関わるのか」「事実を確認したいのか」で相談先を考えることが大切です。身の危険や緊急性がある場合は警察を優先し、事実関係を整理したい場合は探偵への相談が選択肢になります。

 

探偵の見解

  • 探偵の回答。 探偵嶋田
    探偵では、依頼者が何を確認したいのかに応じて調査方法を検討します。例えば、相手の行動や所在、誰と接触しているのかなど、警察が捜査を行う場面とは異なる目的で事実確認を行うことがあります。相談時に現在分かっていることを伺い、探偵で確認できる内容かどうかを整理します。

Q2.どのような場合は警察へ相談したほうがいいですか?

身の危険や犯罪の可能性がある場合

どのような状況であれば、探偵ではなく警察へ相談したほうがよいのでしょうか?判断の目安が分からず迷っています。

 

 

顧問の回答|吉永顧問(警察OB)

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    暴力、脅迫、ストーカー行為、つきまといなど、身の危険や犯罪被害につながる可能性がある場合は、警察への相談を優先してください。相手が感情的になっている、直接危害を加えられるおそれがある、緊急性が高いと感じる場合も同様です。

    このような状況では、自分で相手に接触したり、証拠を集めようとして無理に行動したりしないことが重要です。まずは安全を確保し、必要に応じて警察へ相談してください。そのうえで、事実関係の確認など別の対応が必要な場合に、探偵や弁護士などの専門家を利用する方法を検討できます。

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Q3.警察では対応が難しい場合に探偵へ相談できますか?

警察の捜査とは別に事実確認が必要な場合

警察へ相談したものの、現時点では事件として扱うことが難しいと言われました。このような場合、探偵へ相談して事実関係を確認することはできますか?

 

 

顧問の回答|吉永顧問(警察OB)

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    はい、状況によっては探偵へ相談できます。警察は犯罪捜査や安全確保を目的として対応するため、犯罪として扱う段階にない相談や、個人的な事実確認まですべて対応できるわけではありません。一方、探偵は依頼目的に応じて、相手の行動や所在、接触状況などを確認する役割があります。

    ただし、警察が対応しない問題を探偵が代わりに捜査するという関係ではありません。それぞれ役割が異なるため、まず何を確認したいのかを整理し、探偵で対応できる内容かどうかを相談することが大切です。

 

探偵の見解

  • 探偵の回答。 探偵嶋田
    探偵では、相談者が何を知りたいのかに応じて、適法な範囲で確認方法を検討します。例えば、相手の行動状況や所在、特定の人物との接触などを確認したい場合があります。相談時に分かっている情報と目的を伺い、確認できることと難しいことを整理したうえで調査方法を検討します。

Q4.家族の問題でも警察や探偵へ相談できますか?

家族について心配がある場合の相談先

自分のことではなく、高齢の親や成人した子ども、配偶者など家族について心配があります。このような場合でも、警察や探偵へ相談してよいのでしょうか?

 

 

警察OBの回答|吉永顧問

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    はい、家族についての相談でも問題ありません。大切なのは、何が起きているのか、そして今すぐ安全を確保する必要があるのかを分けて考えることです。例えば、家族が暴力や脅迫を受けている、ストーカー被害が疑われる、犯罪に巻き込まれている可能性があるなど、身の危険や事件性が考えられる場合は警察への相談を優先してください。

    一方で、家族の行動や交友関係、所在、生活状況などについて、「何が起きているのか事実を確認したい」という段階では、探偵への相談が適している場合があります。家族の問題だからといって一人で抱え込まず、状況に応じて相談先を選ぶことが大切です。

 

探偵の見解

  • 探偵の回答。 探偵嶋田
    探偵では、依頼目的や状況を確認したうえで、家族の所在や行動、接触している人物、生活状況などについて必要な事実を確認する調査を検討できます。高齢の親や成人した子どもについて心配がある場合も、まず分かっている範囲を伺い、調査で確認できることと難しいことを整理します。

    ただし、緊急性がある場合や犯罪被害が疑われる場合は、探偵による調査よりも警察への相談を優先してください。

Q5.警察と探偵のどちらへ相談すればいいか分からない場合はどうすればいいですか?

迷ったときは緊急性と確認したい内容を整理する

家族や自分のことで心配がありますが、警察へ相談するべきなのか、探偵へ相談するべきなのか判断できません。どちらへ相談すればよいか分からない場合は、どうすればよいですか?

 

 

警察OBの回答|吉永顧問

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    まずは、身の危険や犯罪被害の可能性があるか、それとも事実を確認したいのかを分けて考えてください。暴力や脅迫、ストーカー行為、詐欺被害などが疑われる場合や、緊急に安全を確保する必要がある場合は警察への相談を優先します。

    一方で、相手の行動や所在、交友関係などについて、何が起きているのか確認したい場合は探偵への相談が適していることがあります。最初から自分だけで相談先を決めきる必要はありません。判断に迷う場合は、現在分かっていることを整理したうえで相談し、必要に応じて適した窓口へつなげていくことが大切です。

    また、自分で相手を追いかけたり、直接問い詰めたりすると、相手に気づかれたり、トラブルが大きくなったりする可能性があります。無理に自分で確かめようとせず、安全を優先してください。

まとめ

警察と探偵は状況に合わせて使い分ける

  • 顧問の回答。 吉永顧問
    警察と探偵は、どちらも困りごとの相談先になることがありますが、役割は同じではありません。暴力や脅迫、ストーカー行為、犯罪被害など、身の危険や事件性がある場合は警察への相談を優先してください。一方で、家族や相手の行動、所在、交友関係などについて事実を確認したい場合は、探偵への相談が適していることがあります。

    「警察と探偵のどちらへ相談すればよいか分からない」という段階でも、一人で判断を急ぐ必要はありません。まず現在起きていることと、何を確認したいのかを整理し、安全面を優先しながら適した相談先を選んでください。

警察と探偵の違いを詳しく知りたい方へ

警察と探偵では、相談を受けたあとにできることや対応の目的が異なります。「どのような場合に警察へ相談するのか」「探偵では何を確認できるのか」など、役割の違いをもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

探偵と警察の違いを詳しく見る

相談先に迷っている方へ

探偵興信所一般社団法人では、現在の状況を伺い、探偵による事実確認が適しているのか、警察や弁護士など別の窓口へ相談したほうがよいのかを整理できます。高齢の親や成人した子ども、配偶者など家族についての心配でも相談を始められます。

身の危険や緊急性がある場合は警察への相談を優先し、それ以外で事実確認が必要な場合は、状況に応じて探偵の利用を検討してください。

 

 

※本記事の内容は、探偵業法第十条に基づいて、実際の案件を基に一部内容を変更し、個人を特定できないよう配慮して記載しています。弊社では、個人情報保護法を遵守し、相談者および依頼人のプライバシーを厳格に保護することを最優先に取り組んでおります。調査対象者の人権尊重と法令順守を徹底した上で、安心してご相談いただける環境づくりに努めております。

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