保険業において予測しない事態や事業に影響を起こしかねない問題が発生した場合、どうしますか?保険業における問題を解決するためには、対処や対策を保険業を営む会社・企業内で行う必要がありますが、間違った対処方法をとってしまうと保険業のイメージ悪化や更なる問題に発展する可能性もあり、これらは保険業を営む会社・企業内において大きなリスクになります。保険業における問題の解決方法にはさまざまな方法がありますが、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。しかし、そもそも探偵事務所や興信所を利用したことがない、利用法について知識がない場合、どのように利用すればよいか分からないですよね。今回は、保険業における探偵利用がなぜ有効なのかについて解説します。本記事を参考に、有効な探偵利用を行いましょう。
保険業の対象となるカテゴリー 生命保険・損害保険・医療保険・年金保険・学資保険・長期介護保険等 |
保険業において起きる問題と探偵利用で解決できる理由
2023-06-28
2023-06-01
- 目次
- 保険業内で起きる問題とは
- 保険業からの探偵興信所に寄せられる相談例
- 保険業の問題を解決する方法
- 保険業における探偵調査をリスクヘッジのために利用する
- 保険業における探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
- 保険業が探偵や興信所を利用するメリットとデメリット
- 探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
- この記事のキーポイント
- 保険業における問題
- 専門機関の利用で有益な情報を得る
保険業内で起きる問題とは
保険業内で起きる問題や予想しない事態は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、保険業界においては非常に大きな課題や問題になっています。できれば保険業を営む会社・企業内で処理できれば良いものの、解決方や然るべき対応をとれなかった場合には、公となってしまうことになります。公表されてしまえば、保険業のイメージダウンにつながるだけではなく、事業自体に影響を及ぼすことにもなりかねません。以下は過去に起きた保険業における不正や問題が発覚したニュースです。
保険業に関連する事件やニュース
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2012年11月|2023年6月|退職社員らが不正アクセス、情報漏えい ジブラルタ生命保険|掲載元:日経新聞
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2022年6月|2023年6月|日本生命、過去5年で16件の金銭詐取を公表 被害は計1億4千万円|掲載元:朝日新聞
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2023年6月|2023年6月|偽の金融商品を持ちかけ現金約1億円を搾取元保険会社の男|掲載元:神戸新聞
保険業に多い問題
保険業に多い問題を下記に列記しました。業界内で徹底した監視体制と規制を確立し、倫理的な営業と公正な保険金支払いを重視することが必要です。
- 詐病・不正請求:保険金支払いを受けるために、病状や損害を意図的に誇張したり、事実と異なる情報を提供したりする行為。健康保険や自動車保険などでよく見られる
- クレームの不正処理:保険金支払いを適正に行わず、クレームを不当に却下したり、支払い額を過少にしたりすること
- 営業代理店の不正販売:保険商品を誤った情報や誇大な宣伝文句で販売し、顧客を欺く行為。例えば、保険の利益やリターンを過大に謳ったり、重要事項を隠蔽したりすることがある
- 顧客情報の悪用:顧客の個人情報を不正に入手し、悪意ある目的で使用する行為。例えば、顧客データを盗み出して他の企業に販売したり、不正な勧誘や詐欺行為に利用したりすることがある
- ターンオーバー問題:大量採用・大量退職・若手の早期離職問題が発生している
- 顧客の金銭搾取事件:嘘の投資話を持ちかけたり、貸し付けを悪用し不当な金銭搾取、解約返戻金や保険料を理由に金銭搾取事件が発生している
- 業務上横領:現金や資金の横領、不正な経費請求、商品や資材の盗難、業務上の機密情報の不正利用などが含まれる
- 自爆営業:営業パフォーマンスを上げるために自身が保険商品を購入し、それを社内や顧客にアピールする行為。倫理的に問題視されている
保険募集に関する禁止行為について〈保険業法第300条〉違反
- 第1項第1号:虚偽のことを告げたり重要なことを告げない行為
- 第1項第2号:重要な事項につき虚偽のことを告げるように勧める行為
- 第1項第3号:重要なことを告げることを妨げ又は告げないことを勧める行為
- 第1項第4号:不利益となるべき事実を告げずに乗換募集をする行為
- 第1項第5号:特別な利益の提供を約束したり提供する行為
- 第1項第6号:他の保険契約との比較につき誤解を招く説明や表示する行為
- 第1項第7号:将来の配当や将来の金額が不確実な事項として内閣府令で定めるものにつき断定的判断を示し、又は確実であると誤解を招く説明をする行為
- 保険会社の特定関係者が特別の利益の提供などを行っていると知りながら、保 険契約の申込をさせる行為
- その他保険契約者等の保護に欠ける恐れがあるとして内閣府令で定める行為
はじめての方にも安心の探偵依頼を
探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。
保険業からの探偵興信所に寄せられる相談例
保険業からの相談内容の一部です。同じように悩んでいる保険業や問題を抱えている保険業があります。
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30代男性
勤務先を語らずともご周知かと思いますが、自爆営業に我慢ができません。組織的に狂っているとしか思えません。誰かが声をあげないと変わりません。先日報道番組で訴えていた男性がいて、私も仲間も感化されました。 -
40代女性
私どもはプロジェクトごとにチームで動いています。部下からの相談を受けました。別のチームのとある女性がお客様から300万お預かりして2年後に倍にして返す等規則違反のことをしているらしいと。架空の投資話で顧客を集めているとも。 -
50代女性
「私は保険営業の同期が枕営業という不正な手法で営業成績を上げていることを知りました。倫理に反するものです。先方にも家族がいます。営業活動の公正さと信頼性を守るために、適切な措置を講じてください。」と投書がありました。
※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。
保険業の問題を解決する方法
保険業における問題発生時に自分・自社で行えること
保険業において問題が発生した際、保険業を営む会社・企業内で行えることはできるだけ自社内で行いましょう。情報や事実の整理をはじめ、保険業を営む会社・企業等の規定等に従って問題発生時の対処を行いましょう。しかし、問題内容によってはご自身や自社では行えないことも発生します。そんな時は以下のような専門家を頼ることでスムーズな解決を望めます。
自分・自社で行えない場合に利用できる場所
保険業における内部の調査 |
保険業の内部調査を利用して情報収集、事実の確認を行う |
弁護士 |
顧問弁護士がいる場合は法的な見解を尋ねたり対処方法をとってもらう |
探偵事務所・興信所 |
社内で調査しきれない事柄については探偵事務所や興信所の調査を利用する |
保険業における探偵調査をリスクヘッジのために利用する
保険業における問題解決は真実の解明が必要
保険業における問題解決の糸口は、事実の確認と証拠です。まずは問題となっている出来事の事実確認を行い、必要な場合には証拠を取得することで問題解決に繋がります。そのためには、然るべき方法で調べたり情報を収集する必要がありますが、間違った方法をとってしまうと違法性が疑われたり、相手がいる問題に対してはばれる可能性もあるため慎重に対応する必要があるでしょう。
保険業における探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
探偵事務所・興信所で行えること
保険業における問題に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。保険業の内部調査では、社内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すれば協会における内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。保険業の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。
保険業が探偵や興信所を利用するメリットとデメリット
メリット
- 専門的な手法で情報を収集することができる
- 個人が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる
- コストカット、時間カットに繋がる
- 自身の身元や目的を他人に知られずに調査を進めることができる
デメリット
- 費用がかかる、調査結果に関わらず調査に対する費用が発生する
- 違法性がある調査、工作行為、犯罪行為に加担する調査はできない
- 法的手続きや逮捕などの行為はできない
探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
保険業における問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。しかし、まだまだ保険業においても探偵事務所や興信所を利用したことがない保険業も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。
法人・企業向けの探偵調査に関するご案内探偵興信所の企業向け調査サービス
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