公共料金やネット料金など、ライフラインの請求や支払いがLINE上でできるようになってから、便利に感じる方も多くいるのではないでしょうか。しかしながら、昨今ではその利便性を悪用して実存する企業に成りすまし、実際には発生していない料金を請求する送金詐欺が増加しています。また、その手口も巧妙で、実存する企業の物と瓜二つのLINEアカウントやホームページなどを作成して騙してきます。あなたがもしも、実存する企業に成りすました詐欺師からLINE上で送金詐欺に遭ったら、すぐにその問題を解決したいと思いますよね。そこで今回は、「LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えたい」という方に向けて、相談事例を基に、LINE上で横行している送金詐欺の概要と、探偵調査を有効活用して問題を解決する方法についてご紹介します。
LINEを介して送金詐欺をしてきた詐欺師を訴えたい方へ
2025-01-09
2024-07-17
- 目次
- LINE上で増加している送金詐欺の手口
- 相談事例|LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えたい
- LINEで送金詐欺をした犯人を訴えるために必要なこと
- LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えるために自分でできること
- LINEで送金詐欺をした犯人を訴えたい際には探偵事務所の身元調査を利用する
- 探偵事務所にLINEで送金詐欺を行った詐欺師の調査を依頼するメリット、デメリット
- 探偵利用の際のご相談は探偵興信所へ
- 記事監修
- この記事のキーポイント
- 「刑事訴訟」と「民事訴訟」どちらの手段を取るのか考えておく
LINE上で増加している送金詐欺の手口
送金詐欺の主な手口
自分がどのような送金詐欺被害に遭ったのかを明確に説明できるように、まずは送金詐欺の主な手口について確認してみましょう。送金詐欺の手口は大まかに架空料金請求実際には発生していない料金を請求して金銭を騙し取る詐欺とフィッシング詐欺偽のウェブサイトや送金アプリを介して、パスワード、クレジットカード情報などの個人情報を不正に取得する詐欺に分けられます。それぞれの手口をしっかりと理解することで、問題解決に役立つと思います。
架空料金請求 |
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フィッシング詐欺 |
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参考サイト:それ、送金詐欺ではないですか?|掲載元:LINEみんなの使い方ガイド|掲載日:2024年6月13日
相談事例|LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えたい
LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えたい方からの相談内容の一部です。同じように悩んでいる方や問題を抱えている方がいます。
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40代男性
私は普段から公共料金の支払い請求金額の確認や支払いをLINE上で行っていました。ある日、突然LINEに「未払いの利用料金と延滞金が発生しております。至急お支払いをお願いします。詳しくは下記のリンクをクリックしてください。」というメッセージが届きました。何の支払いだろう…と不安になりながらリンクをクリックしてみると、私が実際に契約しているネット会社のサイトに飛びました。日常的にそのネット会社からの請求確定情報のお知らせや支払いもLINE上で行っていましたし、サイトの作りも全く一緒だったので完全に信じ切っていました。しかし、請求内容は契約した覚えのない有料サービスの利用料となっており、本物そっくりの請求書には未払い料金として15万円が記載されていました。確認するためにメッセージに記載されていた電話番号に連絡すると、丁寧かつ冷淡な物腰で「未払いの料金が発生しております。このままですと法的手続きに移行します」と伝えられました。不安になりながら詳細を聞こうとしましたが、相手は「こちらでは詳細な情報はお答えできません。お支払い頂ければ問題ありません。」と言うばかり…。最終的には「すぐに支払えばや法的手続きは免れます。また、本日中にお支払いいただけるなら、特別に手数料を免除します」と伝えられ、焦って何も考えられないまま相手の指示する口座に送金してしまいました。しかしなにか不審に思い、数日後に同じ電話番号にかけてみると、「現在使われておりません」という機械音しか聞こえてきませんでした。まさかと思って調べてみると、その電話番号に対して詐欺に関する情報が多数寄せられていることが分かりました。しかし、今となっては犯人を特定することもできなければ、連絡を取る事さえできません。普段から使用している企業に成りすまされた上に、サイトの精度に騙されてしまったのは事実ですから、今後も同様の被害に遭ってしまうのではないかと不安です。だからこそどうにかして法的処置を取りたくて、探偵さんに調査を依頼しました。
※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。
LINEで送金詐欺をした犯人を訴えるために必要なこと
LINEで送金詐欺をした犯人を訴えるためには証拠が必要
LINEで送金詐欺をした犯人を訴えるためには、犯人の特定もさることながら、証拠が何よりも必要です。特に、LINE上で送金詐欺を行った犯人に対して刑事訴訟を起こしたい場合には、証拠の存在が非常に重要になります。LINE上で起こった送金詐欺だけでなく、根本的に詐欺罪は立証しにくい被害の一つとして知られています。相手の行為が詐欺罪に当たると判断されるためには、LINE上で送金詐欺を行った犯人が故意に相手を騙そうとした事実を客観的に証明しなくてはなりません。しかし、LINEを介して行われる送金詐欺などは物理的な証拠が残りにくい上に、被害者の証言だけでは立証能力が低く、犯人の言い分によっては訴えが認められないこともあります。民事訴訟では刑事訴訟よりも少ない証拠で詐欺を立証することが可能ですが、証拠の重要性は変わりません。どちらの訴訟方法を選ぶとしても、あなたの被害や訴えが正しいとされるためには、信憑性の高い情報を収集して提出する必要があります。
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キーポイント
証拠を収集した上で「刑事訴訟」と「民事訴訟」どちらの手段を取るのか、ということについて考えておくのも問題解決のために必要です。詐欺師に対して懲役や刑罰を求めているのであれば、刑事訴訟。詐欺師から金銭的賠償を得たいのであれば、民事訴訟がおすすめです。後悔することのないように、自分が一番納得することが出来る方法を選びましょう。
LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えるために自分でできること
LINEで送金詐欺をした詐欺師を訴えるために自分でできること
LINEで送金詐欺の被害に遭った際に、その詐欺師を訴えるために自分でできることは複数あります。置かれている状況によってできることにも限りがありますが、無理に詐欺師に接触するなどの行為はあなたの身に危険が及ぶ可能性が高いので絶対に避けてください。
自分でできること |
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自分で対処できない場合に利用できる場所
先ほども述べたように、LINE上で送金詐欺を行った詐欺師を訴えたい場合に、自分でできる事には限りがあります。また、あなたが望んでいる解決方法によっては様々な専門家の介入を必要としますから、自分だけで解決しようとせず、頼るべきところにきちんと頼りましょう。
警察 | 送金詐欺の被害に遭ったら、判明した時点で警察に通報しましょう。被害届を提出できても、実際に動いてくれるか否かは不明なのでその他の対処法と併用することをおすすめします。 |
公共機関 |
消費者センター:188に電話するか、全国の消費生活センター等からお住いの市区町村の電話番号をお調べください。 |
弁護士 |
LINEで送金詐欺を行った犯人を訴える際や、損害賠償請求を行う際などに弁護士の介入は必須です。 |
探偵事務所 |
調査の専門家である探偵の介入によって、LINEで送金詐欺をした詐欺師を特定したり、法的に有効な詐欺の証拠を収集を迅速かつ的確に収集することができます。 |
はじめての方にも安心の探偵依頼を
探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。
LINEで送金詐欺をした犯人を訴えたい際には探偵事務所の身元調査を利用する
探偵事務所で行えること
既記のとおり、LINE上で送金詐欺を行った犯人を訴えたい場合、犯人の特定に加えて詐欺行為と認められる証拠が必要です。そのためには、探偵の調査を有効活用しましょう。LINE上で実行される送金詐欺は、書類や録音などの物理的な証拠が残りにくい傾向にあります。これは、詐欺師が被害者から訴えられた際に「騙すつもりはなかった」と言い逃れできるように、策略的に証拠が残らない方法で詐欺を行っているからです。また、自身の身元を明らかにせず接触してくるため、訴えようにも誰を訴えたらいいかわからないという方も多いです。探偵の調査では、現在手元にある情報から相手の身元を明らかにし、相手が故意に詐欺を行ったことを証明する証拠を収集することが出来ます。
探偵事務所にLINEで送金詐欺を行った詐欺師の調査を依頼するメリット、デメリット
メリット
- 自分の時間や労力が奪われないので生活に支障がでない
- 専門的な知識と経験を持った探偵が証拠収集や身元の特定、解決までをサポート
- 個人で行うよりも広く深く情報の収集を行うことができる
- 調査によって収集した証拠は法的に有効なので、詐欺師を訴える際に重要な役割をもつ
デメリット
- 調査に必要な期間・人数・機材などによって、費用が変動する
- 犯罪行為や差別などの非人道的行為に加担することはありません
- 調査結果や証拠の改ざん等のお願いに応えていません
探偵利用の際のご相談は探偵興信所へ
探偵利用相談窓口
LINEによって便利な生活が築かれ、今ではインストールしていないと生活が出来ないと言っても過言ではありませんね。多くの人にとって身近なアプリだからこそ、危機感が薄れてしまい、送金詐欺等の被害が増加していると考えられます。誰もがその危機にさらされているからこそ、一層の注意と警戒が必要です。また、LINE上で送金詐欺に遭ってしまった際には、同様の被害を防ぎ、それ以上に被害者を増やさないためにも、早急に然るべき対応を取りましょう。同様のお悩みを抱えている方のために、24時間対応の無料相談窓口を開設していますので、まずは気軽に相談から始めてみて下さい。
記事監修
カウンセラーからのアドバイス
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専門家の見解
心理カウンセラー大久保圭祐
腹立たしい状況や返金がなされるかわからない状況で、精神的にもダメージを受けていらっしゃるかと思われます。とはいえ、訴えたいという思いを抱くのは当然ですが、くれぐれも感情的にならず、冷静に対応された方がよいですね。
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記事作成者
浮気調査員K
この記事を書いたのは、浮気調査を担当しているK調査員です。探偵業22年の監修者の元、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく提供できるよう情報作成を行なっています。
記事作成者プロフィール -
栗山弁護士
弁護士アドバイス:浮気調査を探偵に依頼する際には以下の点に注意して有効的な活用をしましょう。
・目的を明確にしておく:浮気調査の場合、まずは事実か否かでその後の動きが変わってきますが、結果に応じた対処法を事前に弁護士と相談しておきましょう。もしも、浮気が事実だった場合にはどうしたいのか。ご自身の気持ちを再確認しておきましょう。
・心の整理:依頼者が浮気調査を行う上で最も見落としがちなのが、精神的なダメージです。事実が明るみになった場合、ご自身でも予想できないほどに感情を揺さぶられることがあります。一次的な感情だけで物事を決めずに冷静に判断することが大切です。依頼者も浮気調査をする際は覚悟が必要だと言えます。
・定期的な進捗確認:調査の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調査の方向性を修正することが効果的です。担当者及び弁護士とコミュニケーションを密に取ることが重要です。
※探偵興信所はじめて相談室の記事は、探偵調査員が作成後、弁護士と心理カウンセラーによる監修を行い、相談者や一般ユーザーのコメント、意見を反映させて掲載しています。相談内容や事例は過去の相談例を元に一部変更して記載しています。
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