借金をさせてまで迫る儲け話に注意

 

20代男性が、アルバイト先の上司から持ちかけられた「確実に儲かる投資」の甘い言葉に乗せられ、100万円の借金を背負ってしまった事例を紹介します。この相談事例を通じて、借金をしてまで儲け話に乗るリスクと、強引に勧誘された場合の対策について詳しく解説します。

 

 

相談事例|『儲けで返せるからと借金をしてしまいました』

 

  • 相談事例|『儲けで返せるからと借金をしてしまいました』 20代男性
    新しく始めたバイト先の上司に儲け話をされました。お金がないと言ったのですが、儲けですぐに返せるので借金をすれば問題ないと言われました。その時はその話を信じてしまい、カードで100万円を借りてしまいました。今更ですが本当に借金を返せるか不安になってきました。

※相談事例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

借金をさせる強引な勧誘が増加

「儲けで返せる」という誘い文句

近年、儲けで返せると言い、強引に借金をさせる手口が増加しています。被害者の多くは20代の若者です。お金がないと断っても業者は借金をすれば良いと迫ってきます。儲かる仕組み(メリット)だけを説明し、「それなら大丈夫か」とその気にさせます。しかし、冷静に考えてください。そのお金は借金です。本当に儲けが出て、借金は返済できるのでしょうか。仮に儲けが出ても借金を返し終えてからが初めて利益となります。業者は儲け出す責任まで負いません。

 

 

相談事例

  • 毎月2.3万の利益が出ると言われ、借金をしてまでウェブサイトを買わされた
  • 現金化するために銀行のマイカーローンを契約させられた
  • 先輩に代わりに投資をするからと言われ、消費者金融から借金をした
  • セミナーに誘われ、副業に関する情報商材の契約をした
  • デート商法に遭い長時間拘束され、クレジットを組んでしまった

 

 

  • 注意 注意
    業者は「借金をしてでもいますぐやるべき」「買うべき」「借金は儲けで返済できる」と強引に誘い込みます。検討する時間を与えず、どんどん話を進めていきます。長時間拘束され断り切れず、つい契約してしまうことも・・。

残ったのは借金だけという現実

業者の狙い

儲けで借金はすぐに返済できると業者は誘い込みますが、業者はその保証をしてくれるわけではありません。情報商材を売っても利益の出し方についてはサポートしません。業者はあなたが借金で得た現金を狙っているのです。現金が手に入ればその後、あなたがどうなろうが気にしません。確実にあなたに残るのは業者のために借りた借金だけです。

 

 

虚偽の申告をさせてまで借金をさせる業者

年収や職業を偽っててもとりあえず借金で現金を作らせようとする業者。この時点で業者の狙いは現金であることが分かります。また、その日のうちに借金をさせるというのも業者の手口です。これは他の人に相談させないためです。冷静に考えれば、借金はマイナス要素しかないことが分かります。業者は冷静に考えさせないために、他の人に相談させないために即断即決を迫ります。

 

 

強引な勧誘はきっぱりと断る

被害に遭わないためのアドバイス

本記事に記載した事例のような勧誘を受けた場合はきっぱりと断ることが重要です。お金がないという断り方をすれば借金をすればよいと言われてしまいます。お金の問題ではなく、その勧誘事態をきっぱりを断ることが重要になります。被害に遭わないためには以下のことをよく覚えておきましょう。

 

  • 「お金がないから」と断るのではなく勧誘話に興味がないと断る
  • 儲けで借金は返済できないことを覚えておく
  • 年収や職業を偽ってまで借金をさせる業者は悪徳業者
  • 投資は借金をしてまでするものではない
  • 長時間拘束して契約をさせようとする場合は警察を呼ぶ
  • 契約をしてしまってもクーリングオフできる可能性がある
  • 業者に現金を渡した時点で残るのは手元に現金のない借金だけ

 

 

契約内容によってはクーリングオフできる

借金をさせてまで契約を結ぶ事例は多く報告されています。契約内容によってはクーリングオフが可能です。業者はクーリングオフをさせないために、クーリングオフ可能な期間中はこまめに連絡やサポートをしてきます。もしも断り切れず契約した場合は、その日のうちに必ず周囲に相談してください。クーリングオフが可能であれば即座に申請しましょう。借金は1カ月以内の返済なら利息が発生しない場合もあります。ご自身が望まない借金はすぐに返済するようにしましょう。

 

《相談窓口》
警視庁総合相談センター

#9110

 

消費者ホットライン 118

 

 

探偵興信所の民事トラブル調査で問題解決

民事トラブル調査

民事トラブル調査では、ご自身だけでは解決が難しいトラブルを解決するための情報や証拠などを収集する調査になります。探偵更新所では弁護士と提携しているため、予め法的措置も視野に入れた調査が可能です。強引な勧誘・契約トラブルには民事トラブル調査が有効です。

 

 

民事トラブル調査

民事トラブル調査
トラブル事に関する情報収集
民事トラブル調査は、生活で起きる様々なトラブルを解決するために、必要となる情報や証拠を収集するための調査です。調査で知り得た情報は、問題に適した専門家やコンサルティングにも利用され、問題解決に役立てられます。
民事トラブル調査の詳細ページ

 

まとめ

お金がないなら借金をすれば良い。このような業者の言葉を鵜呑みにしてはいけません。借金はあなたの名義であり、あなたが返すことになります。業者が返済を約束してくれるわけではありません。最終的に残るのは多額の借金です。借金から利益を生み出すことは簡単ではありません。業者の儲け話には注意してください。民事トラブル調査に関する相談は24時間無料相談窓口をご利用ください。専門家が対応します。

 

 

  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
    記事作成者プロフィール

お問い合わせ24時間対応

24時間無料相談・
お見積もりフォームFORM

お悩み、困りごと、調べたいことは、
24時間いつでも探偵がお答えしております。
  • ※送信した情報はすべて暗号化されますのでご安心ください。
  • ※送信後24時以内に回答が無い場合は0120-289-281までお問い合わせください。
  • ※お急ぎの方は 電話無料相談をご利用ください。
   
お名前(匿名でも可)
お住まい地域
ご連絡先(携帯または固定電話)
メールアドレス

※携帯アドレスはPCからの受け取り可能に設定してください

お調べになりたい事項
現時点での情報
依頼目的、希望・要望、その他
ご都合の良い時間帯

※返答を希望する時間帯をお知らせください

関連記事