デザイン事務所が著作権侵害に対処するには?早期対処の方法を探偵が回答|探偵の実態調査

 

デザイン事務所が著作権侵害にどう対処すべきか」と悩んでいる方は、きっと誰かに自分の表現を勝手に使われる悔しさや、不安を感じておられることでしょう。
この問題を放置すると、二次被害の拡大ブランド価値の低下といったリスクがあります。そのため、早期に事実確認を行い、適切に対処することが大切です。そしてそれを可能にするのが、探偵による調査です。この記事では、著作権侵害に関する問題の背景や、対応に必要な情報整理、活用できる手段について解説しています。どう対処すればよいかわからず立ち止まっている方は、ぜひお読みください。

 

同様の問題が生じやすい職業

グラフィックデザイナー|写真家・映像制作会社| Web制作会社・プログラマー|音楽業|ライター業 など

 

デザイン事務所が著作権侵害に対処するにはどうしたらいいですか?

  • 相談者からの質問 相談者
    クライアント向けに制作したロゴデザインが、まったく関係ない業者に使われているのをSNSで見つけました。うちの事務所名も出ていないし、証拠としてどう残せばいいのか分からず、対応に困っています。こうした場合、どこから手を付ければいいのでしょうか。デザイン事務所が著作権侵害に対処するにはどうしたらいいですか?
  • 探偵の回答 探偵興信所
    まず大切なのは、いつ・どこで・どのように使われていたかを明確に記録として残すことです。無断使用の証拠となる画面キャプチャや掲載日、アクセス履歴の保存は、後の交渉や法的手段において非常に有効です。また、相手の素性が不明な場合でも、客観的な情報を集めることで対応の方向性が見えてきます。冷静に、着実に情報を蓄積しておくことが、泣き寝入りしないための第一歩です。

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

デザイン事務所が「著作権侵害」被害に遭いやすい背景

誰でも簡単に画像を保存・編集できる

デザインという目に見える創作物は、その魅力ゆえに「真似されやすい」「複製されやすい」というリスクを常に抱えています。
特にWebやSNSで作品を公開していると、誰でも簡単に画像を保存・編集できる環境が整っているため、無断利用が起きやすくなっています。また、「ちょっと似てるだけ」「参考にしただけ」といった曖昧な言い訳で責任を回避されやすいのも、クリエイティブ業界特有の課題です。著作権侵害は、明確な故意がなくとも結果的に発生してしまうケースが少なくありません。だからこそ、早期発見と事実の把握が大切になるのです。

 

 

小さな侵害が信頼や収益に悪影響を与える

デザインは、単なるビジュアルではなく「企業の信頼」や「ブランドの顔」を担う大切な資産です。
そのため、他社が勝手に流用している状況を放置してしまうと、クライアントとの信頼関係が崩れたり競合との差別化が台無しになってしまう可能性もあります。しかも、繰り返されれば「許してくれる事務所」として悪質な標的にされかねません。つまり、たとえ一度きりの模倣であっても、毅然とした姿勢を示すことが、今後の守りにもつながるのです。

 

 

この問題を放置するリスク

著作権侵害を放置してしまうと、「損害が出るかどうか」で判断されがちですが、それ以上に怖いのは信頼の失墜です。
被害が積み重なれば、事務所としてのブランディングや将来的な案件獲得に大きな影を落とします。しかも、一度拡散された模倣品は消すのが難しく、手遅れになる前の対応が何より大切です。

 

この問題を放置するリスク
  • クライアントからの信頼を失い、契約を打ち切られるリスクがある
  • 模倣品が広がり、元デザインの価値が下がってしまう
  • 悪質な第三者が繰り返し狙ってくる可能性が高まる
  • 競合に真似されても何もできず、市場で埋もれてしまう
  • 将来的な訴訟時に「なぜ放置したのか」が不利に働く

 

 

デザイン事務所が著作権侵害に対処する時に必要なこと

「これ、うちのデザインにそっくり…?」そう感じた瞬間、胸のざわつきは収まらないものです。
ただの偶然か、悪意ある模倣か。判断がつかないからこそ、動けずにいる方も多いのではないでしょうか。ですが著作権侵害は、初期の段階で手を打つことが肝心です。特にSNSやECサイトでの露出が増えれば、思わぬところで無断使用が進んでしまうことも。まずは「兆候」を見逃さない視点を持つこと。そこから本当の対応が始まります。

 

 類似デザインをチェック

「似たような構図がある」と感じたときは、Google画像検索やSNS、ECサイトを活用し、似ているデザインが出回っていないかを定期的にチェックしましょう。自社の過去作と日付を照合して、どちらが先か記録するのも大切です。

 

作成日や制作過程の証拠を保存

制作日やファイル保存日時、手書きのスケッチ、過程のスクリーンショットなど、制作した証拠を残しておきましょう。著作権の主張に必要なのは「先に作っていた」という証明。日々の小さな記録が、いざという時の盾になります。

 

似ている報告に耳を傾ける

「あのデザイン、〇〇に似てたよ」など、関係者や顧客からの何気ない指摘は重要なヒントになります。報告があった場合は内容と日時、発言者も含めてメモに残しておくことで、のちの調査や交渉で信頼性の高い材料になります。

 

問題の画像やURLをすぐ保存

類似デザインを見つけたら、すぐにスクリーンショットや該当URLを保存しましょう。ネット上の投稿は削除される可能性もあるため、証拠保全はスピードが命です。キャッシュの保存やアーカイブも活用すると安心です。

 

  • 状況証拠を積み上げておく キーポイント

    著作権侵害の兆候に気づいたとき、すぐにできることは「記録を残す」ことです。証拠があれば、第三者に事実を伝える力になります。逆に、どれだけ正当な訴えでも、記録がないと「主観」として片付けられてしまうことも。まずは冷静に、相手を責める前に、状況証拠を積み上げておくことが、問題をきちんと整理し、後に正式な手続きや交渉へ進むうえでの大きな一歩になります。

デザイン事務所が著作権侵害に対処する時にできること

自分で行えること

著作権侵害の可能性に気づいたら、まずは自社でできることから始めましょう。
ネット上の情報収集やデザインの照合、証拠保全などは、すぐに取りかかれる初期対応です。特別なツールや法的知識がなくても、丁寧な観察と記録が将来の強い武器になります。焦らず段階的に対応しながら、被害拡大を防ぎましょう。

 

自分で行えること
  • 類似デザインのWeb検索やSNSチェックを日常化する
  • 該当画像・ページのURLと日時を記録・保存する
  • 制作物の工程記録やスケッチを整理しておく
  • 顧客・関係者からの「似てる」声をメモしておく
  • 他社とのやり取りや納品履歴を再確認しておく

 

 

自己調査で気を付けること・リスク

自己判断や調査だけで動くと、かえって相手に警戒されて証拠を隠されたり反論されてしまうリスクもあります。
あくまでも「冷静な証拠集め」と「問題提起の準備」にとどめ、直接の抗議やSNSでの晒し行為は避けましょう。判断に迷ったら、専門家の目を借りることも選択肢に入れてください。

 

自己調査のリスク・注意点
  • 相手に先に動かれると証拠隠滅される可能性
  • 感情的に抗議して関係悪化や名誉棄損の恐れ
  • 調査手法によっては違法行為に触れるリスク
  • 制作過程の記録が不十分だと主張に弱みが出る
  • SNS等での誤爆投稿は風評被害を生むことも

 

 

自分で解決できない場合に利用できる専門家

著作権侵害の問題は、感情だけでは解決が難しいもの。
だからこそ、専門家の力を借りて正しい方向へ進むことが重要です。証拠収集を客観的に進める探偵、心理的負担を軽減してくれるカウンセラー、そして法的な立場から守ってくれる弁護士。それぞれの専門性が、あなたの「守るべきもの」を支えてくれます。

 

探偵

探偵は、相手の行動パターンや侵害実態の証拠を合法的に収集し、事実の裏付けを取る役割を果たします。自社では手が届かない部分の確認や、客観的記録の整備に強みがあります。水面下で静かに証拠を集め、対処の選択肢を広げる力になります。

 

カウンセラー

精神的ショックや怒り、不安に押しつぶされそうなとき、カウンセラーはあなたの心の支えになります。冷静さを取り戻すサポートを受けることで、より合理的な判断ができるようになります。感情の整理が結果的にトラブルの悪化を防ぐ一歩になります。

 

弁護士

弁護士は、著作権法に基づいたアドバイスや訴訟・交渉の対応を担います。警告書の送付、損害賠償請求、裁判手続きまで、法的に強く出たいときの要です。法的主張の正当性を裏付けるには、証拠とともに弁護士の存在が不可欠です。

 

デザイン事務所が著作権侵害に対処するなら探偵調査が有効

探偵事務所・興信所で行えること

探偵調査を活用することで、著作権侵害がどこで、誰によって、どのように行われているのか客観的な証拠とともに把握することが可能になります。
相手が明確にわからない、Web上で発信元を特定できない場合でも、調査によって投稿者や関係先、流通ルートなどを浮かび上がらせることができます。自社では手の届かない情報を「証拠として成立する形」で押さえられる点が、探偵の大きな強み。後に弁護士と連携して法的措置へ進む際にも、信頼性の高い材料として活用できるのです。

 

実態調査

実態調査
対象に関する実態の確認
実態調査は、問題やトラブルの事実確認を行う調査のことです。多くの場合、問題の原因追及に実態調査が利用されます。原因が特定できれば問題を解決する糸口になるため、重要となる調査といえます。
実態調査の詳細ページ

 

証拠収集

証拠収集
物事の事実を証明するための証拠を集める
証拠収集は、特定の事実や情報を証明するために証拠を必要とする場合に利用されます。尾行、張り込み、聞き込みなどの手法を使って信憑性の高い証拠を収集していきます。
証拠収集の詳細ページ

 

探偵興信所を利用するメリットとデメリット

メリット

探偵調査のメリットは、匿名で侵害者の実態を特定できる点です。
著作権侵害の加害者は、実名を伏せた匿名アカウントや、実在性の薄い会社名を利用して活動していることが多く、自力での特定が難しいケースが少なくありません。探偵調査を活用することで、投稿者の素性や、模倣品を扱っている販売者・製造元の実態を合法的に明らかにすることが可能です。特に、相手に警戒されずに裏付けとなる証拠を収集できるのが強み。早期に事実を把握することで、交渉や法的措置にも有利に進められる土台が築けます。

 

デメリット

探偵調査のデメリットは、証拠収集の時間がかかる場合がある点です。
著作権侵害は証拠を得るのに慎重さが求められるため、調査対象者の行動パターンや投稿履歴、第三者との関係性を裏付けるために、ある程度の時間が必要となることがあります。ただし、当社では調査前に想定されるリスクや調査期間の目安を丁寧に説明し、ご依頼者様のご希望や状況に合わせた柔軟なプランニングが可能です。調査中も進捗共有を行うことで、心理的な不安を軽減しながら、精度の高い証拠取得を目指します。

 

同業種からの類似依頼例

同業からの過去の依頼例

著作権侵害の悩みは、デザイン事務所に限らず、創作を仕事にしているすべての職業で共通する課題です。
ここでは、当探偵興信所にご相談いただいた、同様の被害に直面した方々の事例をご紹介いたします。実際にどのような手法で事実確認を行い、問題解決へとつながったのか、ぜひ参考になさってください。

 

【ケース1】写真家がSNSで無断使用された作品を特定

 

  • 団体旅行中の深夜訪問 探偵N
    個人で活動する写真家の方から、「SNS上で自分の作品が無断転載されている」という相談が寄せられました。投稿は複数のアカウントによって拡散されており、出典の記載もなし。調査によって最初に転載したアカウントを特定し、その運用者の素性を明らかにしたことで、投稿の削除と謝罪が実現しました。本人では対応が難しかったケースでも、第三者の調査介入によって迅速な対処が可能となりました。

【ケース2】Web制作会社が自社テンプレートを流用されたケース

 

  • 移動中の車内での接触行為 探偵I

    あるWeb制作会社では、納品済みのテンプレートが、別の企業サイトで酷似した状態で使用されていることに気づきました。ソースコードの一部にも一致が見られ、著作権侵害の可能性が高いとのことで調査依頼がありました。調査によって流用元の開発者が判明し、クライアント経由で対応を要請。結果的に該当ページは閉鎖され、損害賠償請求も進められました。

よくある質問とその答え

  • 相談者からの質問 相談者
    自分のデザインが無断で使われているかもしれません。まず何をすればいいですか?
  • 探偵の回答 探偵興信所
    まずは「証拠を確保する」ことが最優先です。問題の投稿やサイトを見つけたら、すぐにスクリーンショットを撮影し、URL・掲載日・投稿者情報を保存してください。また、制作ファイル・スケッチ・保存履歴など、自身が制作した日付を証明できるデータも整理しておくと、後に著作権を主張する際の裏付けになります。焦って相手に連絡を取る前に、まずは冷静な記録を残すことが大切です。
  • 相談者からの質問 相談者
    相手が匿名アカウントや法人名を隠している場合でも、特定は可能ですか?
  • 探偵の回答 探偵興信所
    はい、可能です。著作権侵害の加害者は、匿名アカウントや架空名義を使って活動しているケースが多いですが、探偵による調査で、投稿履歴・取引履歴・関連アカウント・接続情報などから実際の運用者や関係先を特定できる場合があります。相手を特定できれば、弁護士と連携して削除請求や損害賠償請求を行うことも可能になります。

探偵興信所の法人・企業向け調査をご利用ください

被害拡大を最小限に抑えるためには、著作権侵害の証拠を取得することが重要です。
侵害の証拠や加害者の特定といった「事実確認」は、探偵調査によって実現可能です。個人で調べようとすると、法的に不安が残ったり、相手に気づかれて証拠隠滅されるなどのリスクもあります。実際に過去の依頼例では、「迷っていたけど調査をして本当に良かった」という声も多く寄せられています。同じような悩みを抱える方は少なくありません。泣き寝入りする前に、ぜひ24時間無料の相談窓口をご活用ください。

 

 

※本記事の相談内容は、実際の案件を基に一部内容を変更し、個人を特定できないよう配慮して記載しています。弊社では、個人情報保護法を遵守し、相談者および依頼人のプライバシーを厳格に保護することを最優先に取り組んでおります。

  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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