父と外国人女性の偽装結婚を調べたい

『60代の父が結婚相談所で出会った30代の外国人女性と再婚しましたが、一緒に生活していないことから偽装結婚を疑っています。』本記事では、偽装結婚の定義とその特徴、偽装結婚が疑われる場合の対策方法について詳しく説明します。疑いの事実を確認する探偵による再婚相手の背景や意図を明らかにする身辺調査について解説します。また、偽装結婚に関与した場合の法的リスクや、再婚相手が在留資格や財産を目的としている可能性についても触れています。偽装結婚の疑いがある場合は、早期に専門家へ相談し、適切な対策を取ることが重要です。

 

 

相談事例|『父が外国人女性の偽装結婚を疑っています。』

 

  • 相談事例|『父が外国人女性の偽装結婚を疑っています。』 30代男性
    60代の父が外国人女性と再婚しました。母は20年前に亡くなりました。父はその後も付き合っている女性はおらず独身を貫いてきたのですが、先日、再婚したことを報告されました。相手の女性は結婚相談所で出会った30代の外国人女性です。しかし、問題なのは一緒に生活をしていないということです。単純にまだ父の家に引っ越して来ていないだけかもしれませんが、女性は元々暮らしていた家で生活しています。時々、父の家に来ることはあるようです。僕は偽装結婚を疑っています。父がどういったつもりで外国人女性と再婚したのか分かりません。結婚の実態がないのであれば2人にはすぐに離婚してもらいたいと考えています。再婚相手である外国人女性の身辺を調査してください。偽装結婚である証拠を掴みたいです。

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

偽装結婚は犯罪です

偽装結婚とは?

偽装結婚とは結婚したように見せかけ、法律上の利益を得ることを目的に実際に婚姻届を提出し、配偶者であることを装うことを指します。偽装結婚は犯罪です。これは外国人女性と結婚した日本人男性も罪に問われる行為です。偽装結婚であるかどうかは当事者である2人の意思によるところが大きく、本人が偽装結婚ではないと言えば偽装結婚であると判断できません。結婚の実態があるかどうかなど、総合的な視点で判断されます。偽装結婚の判断は難しく、慎重さが求められます。

 

 

偽装結婚に関与している人物

偽装結婚に関与している人物は以下の通りです。状況によっては5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。前科がない場合は執行猶予付きの判決となることが多いのですが、ブローカーは量刑が重くなる可能性が高くなります。

 

  • 【ブローカー】

ブローカーの仕事は外国人女性から報酬を受け取り、偽装結婚を斡旋することです。婚姻の手続きやサポートも行います。結婚相手となる日本人男性を探すこともブローカーの仕事になります。偽装結婚ではブローカーが最も重い罪に問われ、実刑判決を受けることもあります。

 

  • 【外国人女性】

日本で合法的に働きたい外国人女性はブローカーに報酬を支払い、偽装結婚を斡旋してもらいます。偽装結婚であることが判明するとビザが無効となり、強制送還をなります。日本への再入国が永久に禁止される場合もあります。当然、偽装結婚をした外国人女性も刑事責任を問われることとなります。

 

  • 【日本人男性】

日本人男性が偽装結婚と分かった上で報酬を受け取り、協力した場合はブローカーと同様の処罰の対象となります。中には偽装結婚であること(外国人女性の意図)を知らず、入籍してしまったという被害男性もいます。もちろん、この場合は罪には問われません。結婚相談所などで出会い、即入籍、同居は後回しにされるといった場合は、偽装結婚が目的である可能性が高くなります。

 

 

日本人男性と外国人女性が偽装結婚する目的

偽装結婚の目的

外国人女性が日本人男性と偽装結婚する目的にはビザ取得の目的経済的目的が挙げられます。

 

  • 【ビザ取得の目的】

日本人男性と結婚すれば特定ビザに分類される「日本人の配偶者等」または「永住者の配偶者」という在留資格を取得することができます。これらのビザには就労制限もないため、自由に働くことができます。これらのビザ取得者で婚姻生活が3年以上継続し、引き続き1年以上日本に在留していれば永住ビザを申請することができます。配偶者ビザでは在留期限があり、更新をする必要がありますが、永住ビザではそれらの必要がなくなり、無期限で日本に在留することができます。

 

  • 【経済的目的】

日本人男性と結婚すれば自由に働くことができます。日本で得た収入を母国へ仕送りする目的で日本人男性と偽装結婚することがあります。他にも、日本人男性である配偶者の遺産や財産、保険金を目的をしていることもあります。配偶者に隠れて勝手に金銭を借り入れし、目的を果たしたら離婚、母国へ帰国するという外国人女性もいます。

 

外国人女性との偽装結婚に見られる特徴と離婚方法

偽装結婚を見抜くポイント

偽装結婚が疑われる特徴についてご紹介します。

 

  • 離婚歴が多い
  • 夫婦の年齢差が大きい
  • 出会いが結婚相談所やマッチングアプリ
  • 交際から結婚までの交際期間が短い
  • 結婚までに実際に会った回数が少ない
  • 前科がある
  • 結婚生活を送っている実態がない
  • 過去にも外国人と結婚・離婚している

 

 

偽装結婚の解消方法

【①意図した偽装結婚の場合】

偽装結婚を解消したい場合は、戸籍を訂正する必要があります。偽装結婚という時点で婚姻関係は成立していないため、離婚届を提出する必要はありません。その代わりに戸籍を訂正しなければなりません。偽装結婚で有罪判決が確定すると戸籍の訂正を申し立てることで戸籍が元に戻ります。

 

【②外国人女性と連絡が取れなくなった場合】

もともと外国人女性と結婚する意思があり入籍をしたが、相手の外国人女性と連絡が取れない、同居を反対され離婚をしたいといった場合は離婚手続きを取る必要があります。直接、離婚届を記入してもらう、裁判を起こして離婚するなどといった方法になります。

 

 

探偵興信所の身辺調査で偽装結婚を見抜く

身辺調査について

父と外国人女性の偽装結婚は身辺調査を実施することで調べることができます。同居をしていない外国人女性の身の回りを調べれば、父と真正な結婚をする意思がなかった証拠が出てくる可能性があります。例えば、他に付き合っている男性の存在などですね。また、周囲に偽装結婚について話している可能性もあります。外国人女性の周囲も合わせて調べることで、女性の真意を確かめることができます。父が騙されて偽装結婚した、父の意思で偽装結婚をしたといったことも身辺調査で調べることができます。

 

 

身辺調査

身辺調査
特定人物の身辺
特定人物の身の回りの状況を調べ、情報を収集していく調査になります。特定人物の現在の状況や自身の風評などにも身辺調査は活用されます。身辺調査で得た情報は、正しい判断・決断をするための重要な要素となります。
身辺調査の詳細ページ

 

身辺調査で父が知らなかった外国人再婚相手の素顔が判明する

身元確認調査で分かること

身元確認調査では対象者の多くのことが判明します。以下にその一例をご紹介します。

 

  • 本名
  • 生年月日・年齢
  • 国籍
  • 自宅住所
  • 職歴
  • 婚姻歴
  • 家族関係(子どもの有無など)
  • 財産
  • 交友関係
  • 異性関係
  • 借金

 

 

外国人再婚相手の思惑を調べる

偽装結婚は本人の意思で結婚したケースと騙されて結婚したケースに分かれます。偽装結婚に意思を持って協力した場合では当然、罪に問われます。しかし、偽装結婚のつもりはなかったという場合では被害者となります。再婚相手である外国人女性が同居する意思がない場合は早期に離婚した方が良いでしょう。再婚相手の目的は在留資格や財産です。身辺調査で外国人再婚相手の真意を調べ、証拠とともに偽装結婚であることを突き付けることができます。

 

 

偽装結婚については無料相談窓口より受付中

24時間無料相談窓口

偽装結婚は見抜くのが難しい案件です。双方が偽装結婚に同意していることもあります。外国人女性に騙されて結婚している場合では、その証拠がないと父はやはり納得しないでしょう。外国人再婚相手に不安があるときは身辺調査が必要です。父と再婚相手が同居をしていない場合は偽装結婚の可能性が高くなります。身辺調査で真実を明らかにすることができます。父の偽装結婚に関する相談は24時間無料相談窓口よりお問い合わせください。専門家がお答えします。

記事監修

カウンセラーからのアドバイス

 

  • 心理カウンセラーの見解 専門家の見解
    心理カウンセラー大久保圭祐
    お父様のことですので大変心配ですね。解決へと進めるためにも、早急に調査をご依頼することをおすすめします。お父様も騙されていた場合は、決してお父様を責めることなくお父様との親子関係を壊してしまうことがないよう、冷静に対応したいところです。
  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
    記事作成者プロフィール

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