知人にお金を貸しているが家族の病気は本当なのか確かめたい

 

この記事では、「家族が病気」という理由で知人からお金を借りたいと相談された場合の対処法について解説します。借用書の重要性、返済の確認方法、そして事実確認のための調査手段について取り上げます。疑わしい場合は、追加の貸し付けを控え、既に貸した金額の回収を優先しましょう。また、借金の時効や催促方法などについても説明します。

 

相談事例|『家族が病気だという知人』

 

  • 相談事例|『家族が病気だという知人』 50代男性
    知人から家族が病気で手術費や入院費が足りないと相談を受けました。少しお金を貸してほしいと言われました。お金は少しずつ返してもらい、またしばらくすると貸すということを繰り返し、今、貸している金額は80万円ほどです。知人の家族には会ったことがありません。最近、本当に病気なのだろうかと疑う気持ちが出てきました。病気が嘘なら早く全額回収したいと思っています。

※相談事例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

知人にお金を貸すときは借用書を用意すること

借用書で証拠を残す

探偵興信所には金銭トラブルに関する相談が多く寄せられます。見知った相手だからこそ、口約束でお金を貸してしまうこともあるでしょう。しかし、知人だからといって書面などにも残さずにお金を貸すことはトラブルの元となります。知人にお金を貸す際は必ず、借用書を用意してください。

 

 

【借用書について】

お金を貸す際は必ず借用書を作成してください。借用書は金銭の貸し借りがあったことを証明する大事なものです。裁判でも証拠として認められます。借用書を公正証書私人(個人又は会社その他の法人)からの嘱託により、公務員である公証人がその権限に基づいて作成する公文書のことにすることでより、証拠としての信用性がより高くなります。

 

借用書に必ず記載したい内容

  • 借用証書(タイトル)
  • 相手の名前、住所
  • 貸付額
  • 貸付日
  • 返済期限
  • 返済方法
  • 利息の有無
  • 捺印

 

 

 

連帯保証人について

上記の記載内容で借用書は有効ですが、さらに連帯保証人を決めておくと知人と連絡が取れなくなったなどのトラブルが起きた際に安心できます。連帯保証人は借主と同等の責任を負うことになります。借主が返済できないとき、即座に連帯保証人に返済を求めることができます。

 

 

 

借金の時効と取り立て方法

お金を貸した場合の時効について

借金には時効が存在します。借金の時効は10年になります。しかし、この時効は中断することができます。裁判所を通して正式に支払い請求することで時効は完成しないとされています。時効を中断することによって、時効期限を引き延ばすことができますが、相手の状況も変わるためなるべく早く回収する必要があります。

 

 

お金を返してもらう方法

  • LINEやメールで催促する

例えば、借用書を作成してない場合、お金の貸し借りを証明する証拠がないということになります。このような場合はLINEやメールなどで催促することが有効です。貸したお金を返してほしいと伝えれば、「もう少し待ってほしい」「○日に返す」などの何かしらの返信があるでしょう。このようなやりとりがお金を貸したことを証明する証拠となります。そのため、LINEやメールで催促する際は具体的な貸付額や日付などを記載して送るようにしましょう。

 

  • 電話や直接会って催促する

LINEやメールを送っても返信がないときは電話や直接の催促も有効です。その際は会話を録音しておくようにしましょう。相手が「脅された」などと主張してきたときに会話を録音しておくことで対処できます。

 

  • 内容証明郵便を送る

法的措置の第一歩に内容証明郵便があります。内容証明郵便を送ることで借金の督促を行ったことを証明することができます。内容証明郵便は個人でも送ることができますが、弁護士名義で送ることで相手により真剣度が伝わります。

 

  • 法的措置を取る

内容証明郵便も無視された場合は法的措置を取ることを検討しましょう。60万円以下の金銭の支払いを求める場合は少額訴訟が有効です。それ以上の金額の訴訟は通常訴訟となります。少額訴訟は1日で審理が下りますが、通常訴訟の場合は解決までに時間が必要となります。

 

 

  • ■■のキーポイント キーポイント
    自宅や職場へ押しかける、脅すなどの過度な取り立てはこちらの立場が不利になることがあります。また、知人から言いがかりをつけられないように借金の催促をする際は録音をするなどして必ずやり取りを残しておきましょう。

 

知人にお金を貸すべきか見極める

お金を必要とする理由は事実なのか

知人からお金を借りたいと言われたとき、必ずその理由を聞くことと思います。相手はお金を借りたいため、事実でなくともそれらしい理由を述べるでしょう。まさに「家族が病気」といった理由はお金を借りる上での常套句といえます。しかし、実際は本当に病気かどうか分かりません。お金を貸す際は、お金に困っている理由について事実を調べる必要があります。

 

 

追加で貸さないこと

「返済されたから信用して、また追加で貸してしまった」このようなことは少なくありません。お金を貸してくれるあなたを知人は都合の良いように使っています。いつ、返済が滞るか分かりません。数回の返済を信用して、さらに追加で貸すことはリスクが非常に高いといえます。家族が病気になるお金が必要と言われれば、なんとか力になりたいと思うでしょう。知人はあなたのその優しい気持ちを利用しているかもしれないのです。本当に病気なのか、確かめてください。

 

 

探偵興信所の身辺調査で借金理由を調べる

身辺調査で判明すること

身辺調査では知人の借金の理由が事実かどうか調べることができます。また、知人が他の友人からもお金を借りていないか、知人の生活状況などが判明します。身辺調査を実施することで返済能力を確認できます。

 

 

身辺調査

身辺調査
特定人物の身辺
特定人物の身の回りの状況を調べ、情報を収集していく調査になります。特定人物の現在の状況や自身の風評などにも身辺調査は活用されます。身辺調査で得た情報は、正しい判断・決断をするための重要な要素となります。
身辺調査の詳細ページ

 

まとめ

24時間無料相談窓口

お金を借りる人はどんな言い訳でもします。心優しい人は「家族が病気」という言葉に騙されてしまうかもしれません。しかし、これは借金の常套句の一つです。貸す前に事実かどうか、返済能力はあるのかどうか、などよく調べるようにしてください。金銭トラブルに関する相談は24時間無料相談窓口より受け付けています。お悩みの方はご利用ください。

 

 

記事監修

カウンセラーからのアドバイス

 

  • 心理カウンセラーの見解 専門家の見解
    心理カウンセラー大久保圭祐
    知人の言葉をそのまま受け止めることが難しいのですね。疑うことも嫌ですし、仮に事実だとしたら自分に嫌気がさしてしまいますね。嘘だとしたら騙されたことになるので、お気持ちをスッキリさせるには調査をご依頼することをおすすめします。お金を貸しているご本人が苦しむ必要はないので、ご自身で決断してアクションを起こしましょう。
  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
    記事作成者プロフィール

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