探偵による身元調査でどんな情報が把握できるか

正確な個人情報を把握できる

あなたが今やりとりしている相手や関係性のある相手の身元を、どこまでご存じでしょうか。相手の名前・住所・電話番号などの個人情報は、相手の口から聞いている情報と実際は異なっていて、相手が嘘をついている場合もあります。近年ではSNSやマッチングサイトなど、ネット上で交流を持つ機会も多くなっており、そこで出会った相手の正確な身元情報をあまりよく知らないというパターンはよくあることでしょう。しかし正確な身元情報を知らないことで、大変なトラブルが起こってしまうリスクが伴います。身元調査を行うことで、相手の正確な身元情報を得ることが可能です。

1. 相手の本名
2. 相手の所在・現住所を把握
3. 相手の生年月日
4. 相手の電話番号
5. 相手の素性

相手の経済状況やバックグラウンドを把握できる

職業や年収を確認できる

身元調査では、調べたい相手の職業を確認することができるので、それによって年収や交流のある取引先、学歴や前職といった過去の経歴なども知り得ることができます。例えば、結婚したいと思っている相手の正確な年収が知りたいという場合に、身元調査を利用することによって、相手の経済状況を把握することが可能です。

バックグラウンドチェックができる

身元調査では、相手の過去の経歴を調べることができるので、バックグラウンドチェックを行うことが可能になります。バックグラウンドチェックは、主に企業で採用候補者を雇用する前に、書類や面接の内容に虚偽がないか・会社の不利益になるリスクを持っていないかを予め確認しておくことでリスク回避ができます。

バックグラウンドチェックでわかること

1. 職歴
2. 学歴
3. SNSアカウント
4. 犯罪歴
5. 民事訴訟歴
6. 破産歴
7. 反社会勢力との関係性

相手の健康状態や病歴を把握できる

現在の健康状態を確認する

身元調査では、相手が今患っている病気や持っている障がいについて確認することができます。状況によっては、相手が自分の不利益になることを気にして正確な健康状態を開示しない場合があります。しかし、正確な健康状態を知らされていないことで、本人だけでなく周りの人々に悪い影響を及ぼしてしまうリスクを起こしてしまう恐れもあるため、調査していく必要があると言えます。ただし、病気や障がいを差別する目的で調査することは禁止されています。

過去に診断を受けた病歴を確認する

身元調査では、現在の健康状態だけでなく過去の病歴も調査することが可能です。健康診断で確認された健康状態の情報や、過去に診断されたことがある病気の情報を知っておくことで、今後その病気が再発する可能性や再発した際に配慮できることを事前に確認することができます。例えば、企業で新たな人材を採用する際に、採用後に配属先での業務遂行に耐えられる健康状態を持っているかを確認しておかなければ、実際に採用した後に持病の再発が原因で休職や欠勤を繰り返してしまい、会社の利益向上につながらない事態になってしまいます。特に精神疾患の病歴は確認しておいた方がいいでしょう。ただし、そういった場合には個人情報保護法の観点から、取得前に本人へ利用目的の同意を得る必要があります。

家族構成や関わりのある人物を把握できる

身元調査では、相手の家族構成や関わりのある人物または過去に関わりがあった人物を調査することが可能です。今後起こり得るトラブルは、相手のみならず相手の家族や関わりを持っている人物が原因で引き起こされるケースも数多くあります。事前に関係性のある人物を把握しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

身元調査で把握できない情報もあるので注意

身元調査ではわかる情報もあれば、分からないことやそもそも法律で調べてはいけないこともあります。一部の自治体では、調べてはいけない情報や使用手段に懸念を持ち、身元調査をしないようにと呼び掛けているところもあります。しかし、探偵や興信所の身元調査は法に基づき合理的な方法で調査を行うためご安心ください。

身元調査で分からないこと・依頼をお断りすること

• 差別目的や人権侵害にあたる内容（出生について等）
• 戸籍謄本や住民票の取得
• 病歴や障害について
• パスワード（スマホや銀行口座、マイナンバーカードなど）
• ストーカーやDVにつながる恐れのある事象

•  記事作成者
  探偵S
  この記事を書いたのは、探偵業界２２年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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