免許センターにおけるカスハラ問題を解決するためには、対処や対策を組織内で行う必要がありますが、間違った対処方法をとってしまうと免許センターのイメージ悪化やそれに付随した問題が発足する可能性もあり、これらは免許センターやそこで働く従業員にとって大きなリスクになります。免許センターで起こっているカスハラ問題の解決方法にはさまざまな方法がありますが、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。しかし、そもそも探偵事務所や興信所を利用したことがない、利用法について知識がない場合、どのように利用すればよいか分からないですよね。今回は、免許センターにて頻発しているカスハラ問題を解決する上で、探偵利用が有効な理由について解説します。本記事を参考に、有効な探偵利用を行って早期解決を目指しましょう。
免許センターにて頻発しているカスハラ問題と探偵利用で解決できる理由
2024-09-05
2024-06-25
- 目次
- 免許センター内で起こりがちなカスハラ問題とは
- 免許センターから探偵興信所に寄せられるカスハラの相談例
- 免許センター内で起きるカスハラ問題を放置すると
- 免許センターで起こっているカスハラを解決するために
- 免許センターにおけるカスハラ問題解決に探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
- 免許センターが探偵や興信所を利用してカスハラ問題を解決するメリットとデメリット
- 探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
- 記事監修
- この記事のキーポイント
- 公共機関では「契約自由の原則」が適応されないためカスハラが起きやすい
- カスハラ問題を放置すると職員から訴えられるリスクもある
免許センター内で起こりがちなカスハラ問題とは
免許センター内で起きるカスハラ問題や予想しない事態は、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、多くの免許センターにおいて早急に解決策を考えるべき課題になっています。できれば内々で対処できれば良いものの、然るべき対応をとれなかった場合や誤った解決策を講じてしまった場合には、不名誉な形で公となってしまうことが予測されます。公表されてしまえば、免許センターのイメージダウンにつながるだけではなく、事業自体に影響を及ぼすことにもなりかねません。
免許センター内で起こりがちなカスハラ |
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キーポイント
民間の施設や企業とは異なり、免許センターのような公共機関では「契約自由の原則」が適応されないため、迷惑行為を行うお客様を入店拒否することができません。これは、公共の施設は公共の利益のために設置され、広く一般に利用されるべきものであるという理念によるものであり、特定の個人やグループを排除することは原則として許されないのです。この理念によって迷惑行為に及ぶお客様に対する処置が困難であることから、免許センターをはじめとした公共機関では「カスハラ」が起きやすいと言えるでしょう。
免許センターから探偵興信所に寄せられるカスハラの相談例
免許センター職員から寄せられたカスハラにおける相談内容の一部をご紹介します。同じように対処法について悩んでいたり、問題意識を抱えています。
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20代男性
僕が働いている免許センターでは、免許に添付する写真を撮る際にカラコンができないことに対して文句を言ってくる女性が複数人います。大幅に目の色や形が変わらないカラコンであれば了承することもありますが、明らかに元の目の色とは異なるカラコンや、柄が入っていて不自然なものはお断りしています。それなのに「そんなんじゃ盛れない」とか、「恥ずかしい」といった至極感情的な理由で駄々をこねられて本当に困ります。免許証は身分証明書としての役割も持っているものですから、どんなに可愛く撮れたって実際の人物と大幅に異なる容姿だと人物を一致することはできず、困るのはその方自身です。何をそんなにこだわっているのか分かりません。ルールだからと言っても理解してくださらない方が多く、最終的には男の僕には理解できないから女性の職員を出せ、と机や僕の腕をたたいてくる人もいます。女性から男性による暴行だからと言って暴力行為であることは変わりませんし、許されてよいことだとは思いません。 -
30代女性
免許センターは、カスハラの温床です。特にご高齢の方からの高圧的な態度が目立つように思います。免許センターの特性上、混雑が予想されるのでお手続きに時間を頂くことを事前にお伝えしています。皆さんそれを分かって各々待っていただいているのにも関わらず、「どんだけ待たせるんだ」と文句を言ってくるのは大体ご高齢の方です。また、少しでもスムーズに手続きを行うために新しいシステムを取り入れているのですが、どんなに説明しても話をさえぎって最後まで聞かないのは自分なのに、教えている私が悪いと怒り出したりします。自分の落ち度は認めることはなく「謝罪しろ」と口角泡を飛ばす方々に本当に辟易しています。
※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。
免許センター内で起きるカスハラ問題を放置すると
免許センターでのカスハラ問題を放置すると様々なリスクが生まれる
この問題を放置してカスハラを甘んじて受け入れてしまうと、今後も厄介なお客さんがストレス発散するための標的にされてしまいますし、それに倣うように免許センターで働く方々に対して失礼な行為やハラスメントを行う方が増えてしまいます。また職員の精神衛生が悪化してしまったり、離職されてしまったりなどの問題も考えられます。カスハラが発覚した場合には、早期解決が望ましいでしょう。
カスハラを放置するリスク |
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注意点
労働法には、職場でのハラスメントから労働者を保護する規定があり、雇用主にはハラスメント防止のための措置と労働環境の整備を行う義務があります。つまり、カスハラを放置した場合、雇用主はこれらの義務に反しているとみなされて職員から訴えられるリスクもありますから、カスハラ問題を放置することは辞めましょう。
免許センターで起こっているカスハラを解決するために
免許センターで起こっているカスハラを解決するために自分で行えること
免許センターのカスハラを解決するために自分で行えることはいくつかあります。今回ご紹介する対策はカスハラ対策に有効であるとはいえるものの、民間の企業とは異なって免許センターでは迷惑行為を行うお客様の入場拒否をすることができないため、自己防衛だけでは完ぺきではない可能性があります。
自分でできる対策 |
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自分で対策しきれない場合に利用できる場所
民間の企業であれば、カスハラを行う方を入場拒否することで職員の安全を守ったり、仕事の生産性を低下させることを防ぐことができます。しかし、免許センターなどの公的機関ともなるとそのようなことはできません。どんなに迷惑行為を行うお客様であっても受け入れなくてはいけないのです。そのため、自分自身で完ぺきな対策を行うことは極めて困難であると言えるでしょう。しかし、問題は早期に解決しなくてはいけませんから、頼れる他の機関を利用しましょう。
厚生労働省 |
ハラスメント悩み相談室を活用する |
弁護士 |
常習的にカスハラを行うお客様を訴える場合や、刑事事件として認められるカスハラを受けた場合に利用することができます。 |
探偵事務所・興信所 |
具体的にどのようなカスハラが行われているのか、またカスハラを行った人物の特定や常習性を調査する際に探偵・興信所の利用が有効です。 |
はじめての方にも安心の探偵依頼を
探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。
免許センターにおけるカスハラ問題解決に探偵事務所や興信所の利用が有効な理由
探偵事務所・興信所で行えること
免許センターにおけるカスハラ問題を解決するためには、お客様が一方的に悪いのか、それとも職員にも至らない点があったのかの事実確認、具体的なカスハラの内容や、カスハラを行った人物の特定、またその方が常習的にカスハラを行っているのかを明確にする必要があります。免許センターはカスハラが頻発していますから、これらの事実確認と個人の特定は一人で行えるものではありません。そのため、法人向け調査が有効です。法人向け調査では、免許センター内で張り込みを行い、カスハラの事実確認や、常習的にカスハラを行うお客様がいる場合はその方の特定、またカスハラが発生した際の証拠も抑える事が出来ます。そこで収集した情報を元に、カスハラのリスクヘッジのためのアドバイスも行っています。
免許センターが探偵や興信所を利用してカスハラ問題を解決するメリットとデメリット
メリット
- 知識と経験をもった調査のプロなので、迅速に情報を収集することができる
- 公平かつ客観的に問題を把握し、解決の糸口を提供する
- 探偵が収集した証拠や情報は法的に有効なので、訴訟に用いることができる
- 企業や個人のプライバシーを保護しながら、調査を行うことができる
デメリット
- 調査費用がかかる
- 希望通りの調査結果にするために証拠を捏造することはできません
- 違法行為や個人のプライバシーを侵害した行為には加担できません
- 調査が長期に及ぶ可能性もあります
探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
免許センターにおけるカスハラ問題やカスハラのリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。しかし、まだまだ免許センターにおけるカスハラ問題の解決に探偵事務所や興信所を利用したことがない方も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。免許センターにおけるカスハラ問題にお困りの方は、まずはご相談から始めてみましょう。
法人・企業向けの探偵調査に関するご案内探偵興信所の企業向け調査サービス
記事監修
カウンセラーからのアドバイス
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専門家の見解
心理カウンセラー大久保圭祐
近年、様々なハラスメントが存在しますが、カスハラも営業妨害など現実的な被害や損失もありますし、従業員のメンタルに影響を及ぼして職場でのパフォーマンスを落としてしまうようなケースや、職場だけでなく日常生活でも引きずってしまうケースも考えられます。場合によっては、明るみにならない様に悪い意味で上手くカスハラを行っていることも重々に考えられますので、些細なことでもしっかりと調査してみてはいかがでしょうか?
※本記事は、探偵調査員が作成後、弁護士と心理カウンセラーによる監修を行っています。また、相談者や一般ユーザーのコメント、意見ををもとに一部内容を編集・改変し、個人が特定されないよう最大限の配慮をもって記載しています。浮気調査で収集される証拠は、後の離婚や関係構築の材料として極めて重要です。そのため、証拠の取得には常に法令と倫理に則り、違法な盗撮・盗聴などの不正行為は一切行っておりません。
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記事作成者
浮気調査員K
この記事を書いたのは、浮気調査を担当しているK調査員です。探偵業22年の監修者の元、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく提供できるよう情報作成を行なっています。
記事作成者プロフィール -
栗山弁護士
弁護士アドバイス:浮気調査を探偵に依頼する際には以下の点に注意して有効的な活用をしましょう。
・目的を明確にしておく:浮気調査の場合、まずは事実か否かでその後の動きが変わってきますが、結果に応じた対処法を事前に弁護士と相談しておきましょう。もしも、浮気が事実だった場合にはどうしたいのか。ご自身の気持ちを再確認しておきましょう。
・心の整理:依頼者が浮気調査を行う上で最も見落としがちなのが、精神的なダメージです。事実が明るみになった場合、ご自身でも予想できないほどに感情を揺さぶられることがあります。一次的な感情だけで物事を決めずに冷静に判断することが大切です。依頼者も浮気調査をする際は覚悟が必要だと言えます。
・定期的な進捗確認:調査の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調査の方向性を修正することが効果的です。担当者及び弁護士とコミュニケーションを密に取ることが重要です。
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