塾講師が生徒にわいせつ行為

 

「塾講師が生徒に対しわいせつ行為をはたらいているかもしれない」。常識や倫理観を逸脱する事案ですが、塾講師によるわいせつ行為は珍しいことではありません。塾講師の立場を利用し、生徒に対してのわいせつ行為。信頼や感情的なつながりを築いた後に、わいせつ行為に及ぶ卑劣極まりない悪質な性的虐待です。学校、学習塾、習い事の恩師など、出会った頃から師弟関係があるような場合は警戒すべきであり、過去事例としても生徒が被害者となった事件は少なくありません。例え、カリスマ講師と崇められていても、許されるものではありません。学習塾から寄せられた悩み解決に協力しました。

 

令和5年7月13日施行の性犯罪改正法。性的行為について自分で判断できるかどうかの年齢「性交同意年齢」が13歳から16歳に引き上げ、16歳未満への性交等は処罰対象になります。被害者が抵抗できない状況等の性行為にも大きく焦点があたり「祖父母と孫、上司と部下、教師と生徒などの地位に基づく影響力により不利益が生じることを憂慮いて、性交等を行う場合」も該当します。

 

 

塾講師から生徒に対するわいせつ行為があとを経たない

塾講師から生徒に対するわいせつ行為

「元塾講師が在職中に教え子の女児を教室に呼び出し、わいせつな言動をさせたうえ盗撮した」「授業後の教室内で複数回性行為をした」「学習塾のトイレで女子生徒80人盗撮した」。心底信じられない、常軌を逸脱する内容ですが、実際に塾で事件は起きています。塾では大人と子どもが1対1になる場面も少なくありません。わいせつ行為等、子どもを性被害から守らなけれななりません。

 

 

塾講師から生徒に対する盗撮行為

「学習塾のトイレで女子生徒80人盗撮した」。言語道断の事件ですが、トイレにおける盗撮は少なくありません。盗撮現場にトイレを選ぶ犯罪者とても多いと言っても間違いありません。そして、学習塾の女子トイレが狙われたと言うこと。警戒心が大人に及ばない生徒である子どもが、まさかトイレに盗撮カメラがあったとは思ってもみなかったでしょう。また盗撮カメラは読んで字の如く、盗み撮りです。専門家でなければ発見できない精巧に作られたカメラが世に蔓延していることも悲観しています。トレイに下記のものがあったら盗撮を疑いましょう。

 

  • 不自然な位置にある擬態させた荷物用フックカメラ
  • 不自然な位置にある擬態させたコンセントカメラ
  • ネジに擬態させたカメラ
  • トイレットペーパーの間に仕掛けられたスマートフォンやカメラ
  • 芳香剤に擬態させたカメラ
  • 汚物入れや汚物入れの近くに仕掛けられたカメラ

 

 

塾講師から生徒にわいせつ行為とグルーミングの関係

グルーミング とはチャイルドグルーミングとも呼ばれます。グルーミングの本来は「動物の毛づくろい」を意味していることから、犯罪とは程遠いとお考えの方も多数でしょう。世間に浸透し始めたと言えど、未だ耳慣れないグルーミング。グルーミングは人間の世界に置き換えると、大人から子供に対しての性被害を及ぼす悪質な行為です。わいせつ目的、性行為目的で未成年の子どもと親しくなり、信頼や感情的なつながりを築いた後に、本性を見せます 。大人である加害者は子どもを手なずけ、子どものその家族とも関係を築き、子どもの性的虐待への抵抗や妨害を低減させることを狙います。性的グルーミングや性的手なずけとも表現されます。

 

 

塾講師のわいせつ行為に関連する事件やニュース

 

 

塾講師が生徒に対するわいせつ行為は許されない理由

わいせつ行為をはたらく塾講師は、信頼や感情的なつながりを築いた後に、本性を見せます。互いに面識があり、偽りであっても信頼関係が構築されていると思われる塾講師と生徒との関係。塾講師が生徒に行うわいせつ行為は極めて深刻な問題です。「特別な関係を謳い文句にやり取りを秘密にする」「カミングアウトを阻止する」「特定の子どもに対し、自宅に招いたり、授業のない教室、人気のない場所でボディタッチする」「塾講師と生徒がSNSで個人的なやり取りや性的描写を含むやり取りがある」ことは憂慮すべきことです。理由は下記にあります。

 

  1. わいせつ被害を受けた子どもは罪悪感、ショック、恥、自己評価の低下などの感情的な問題を抱えることが考えられます。
  2. わいせつ被害を受けた子どもはトラウマを引き起こし、深い傷を残すでしょう。特にトラウマからくるストレスは、継続的であったり断片的であったりは個人差がありますが将来に渡り悪影響を及ぼします。
  3. わいせつ被害を受けた子どもは自分の存在感を否定し、自己評価が低くなる傾向にあります。自信を失い、投げやりな人生を送る可能性があります。
  4. わいせつ被害を受けた子どもは、人を信用できなくなります。他人との良好な関係を築くことが難しく、他人に対する不信感や不安を抱えてしまう可能性があります。
  5. わいせつ被害を受けた子どもは、常にフラッシュバックと戦います。
  6. わいせつ被害を受けた子どもは、わいせつ行為と認識していない場合、被害が未解決のままである場合、長く影響が続く可能性があります。

 

子どもの発達や未来ある人生に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、わいせつ行為の予防と適切な支援が重要であり、大人からのわいせつ行為をしない、させない、許さない環境を作ることが賢明です。

 

 

塾講師が生徒に対するわいせつ行為を許さない環境作り

前提、塾であってもそうでなくとも、塾講師など大人から子ども・生徒に対するわいせつ行為は許されず罰せられる必要があります。塾としてできることは下記にあります。

採用前調査

正確に、徹底的にバックグラウンドチェックなど採用前調査を行うことが重要です。該当する全ての人が犯罪を犯すとは言えませんが、小児最愛者、過去に児童に対して犯罪を犯していないか、性犯罪を犯していないかの情報把握は必要不可欠です。

 

継続的な研修と徹底した監視

監視社会を嘆く声も聞こえそうですが、生徒を守るため、塾講師自身の潔白や誠実を証明するためには必要不可欠です。

 

生徒と保護者への報告と連絡

生徒とその保護者に、講師の担当科目、指導内容を適切に伝えます。講師には生徒と保護者とのコミュニケーションに関するガイドラインを提示し、塾としての本来の目的を相互に再確認することが必要です。

 

相談の仕組みの整備

生徒が自分一人で悩まないよう、塾講師をはじめとする塾関係者によるわいせつ行為や不正を告発しやすい仕組みを作りましょう。匿名での報告が可能であり、報復がないような環境を作ります。また通塾する生徒や保護者が不安や疑惑を感じた場合に信頼できる相談窓口を設けることで、問題を早期に把握し対処できるようにします。

 

盗撮盗聴がないか見守りチェック

現に塾講師による女性用トイレ盗撮事件が複数起こっていることから、常に盗聴・盗撮がされていなか見守りチェックすることも必要不可欠です。あまり考えたくないでしょうが、盗聴・盗撮は塾講師・塾関係者・塾運営側全てが監視の対象として、継続的に見守りや相互監視の目が必要でしょう。

 

 

塾講師が生徒にわいせつ|専門家に寄せられた具体的な相談例

塾講師から生徒等に対するわいせつ行為の相談内容の一部です。同じように悩んでいる、問題を抱えている塾があります。

 

  •  30代男性
    学習塾を立ち上げました。大学時代の学友と地域に根付いた学習塾をと思い、スタートダッシュをきりました。学習塾は今は生徒獲得のため戦争状態です。一つでも不正や問題があれば瞬く間に潰れてしまいます。どんなに実績のある先生でも、問題があれば採用できません。採用前調査をお願いします。特に、児童・生徒に対する性加害や性癖、ギャンブル関係は特にNGです。
  •  40代男性

     

    大手学習塾の校長です。最近、安心した環境で子どもを通塾させたいと保護者からの依頼が増えています。清掃員、ワゴン送迎に伴う運転手、情報を扱う受付、そして講師陣に対しても。時代でしょうが、塾の威信を守るためにも、定期的に調査は必要だと思っています。
  •  50代男性
    難しい問題ですが、生徒と講師の間に個人的なSNS等のやり取り、休塾中に個人的に生徒と講師が会っていなか等調べる時代となりました。また過去には、通塾する生徒が先生に触られたと両親を介して訴えてきたこともありました。結果的には、生徒の一方的な逆恨みと判明しましたが。

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

行動調査のご案内行動調査について詳しく知る

探偵興信所による行動調査を依頼する前にどんな調査を行うのか、費用はいくらなのか、依頼の流れなど行動調査の詳細についてご案内しています。

塾講師による生徒へのわいせつ行為を解決するために必要なこと

疑惑でも塾講師による生徒へのわいせつ行為の解決には真実の解明が必要

塾講師による生徒へのわいせつ行為解決の糸口は、事実の確認と証拠です。まずは問題となっている出来事の事実確認を行い、必要な場合には証拠を取得することで問題解決に繋がります。そのためには、然るべき方法で調べたり情報を収集する必要がありますが、間違った方法をとってしまうと違法性が疑われたり、相手がいる問題に対してはばれる可能性もあるため慎重に対応する必要があるでしょう。

 

 

塾講師による生徒へのわいせつ行為を解決するための方法

塾講師による生徒へのわいせつ行為発生時に自分・自社で行えること

塾講師による生徒へのわいせつ行為問題が発生した際、ご自身や自社で行えることはできるだけ社内で行いましょう。情報や事実の整理をはじめ、社内規定に従って問題発生時の対処を行いましょう。しかし、問題内容によってはご自身や自社では行えないことも発生します。そんな時は以下のような専門家を頼ることでスムーズな解決を望めます。

 

 

自分・自社で行えない場合に利用できる場所

 

塾講師による生徒へのわいせつ行為の調査

社内内部調査を利用して情報収集、事実の確認を行う
弁護士

顧問弁護士がいる場合は法的な見解を尋ねたり対処方法をとってもらう

探偵事務所・興信所

社内で調査しきれない事柄については探偵事務所や興信所の調査を利用する

 

 

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

塾講師による生徒へのわいせつ行為を解決するために専門家が協力できること

専門家や探偵事務所・興信所で行えること

塾講師による生徒へのわいせつ行為問題に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。子ども(生徒・児童)が通塾する教育機関、企業や法人の内部調査では、社内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すれば社内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。社内の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。

 

 

行動調査

行動調査
特定人物の行動
情報や証拠を収集する上で最も多く利用される基本となる調査です。特定の個人や団体に対して、尾行や張込みといった手法を用いて調査を行います。行動調査で知り得た情報は、問題解決の判断材料になります。
行動調査の詳細ページ

 

 

塾講師による生徒へのわいせつ行為|探偵利用のメリット・デメリット

メリット

  • 専門的な手法で情報を収集することができる
  • 個人が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる
  • コストカット、時間カットに繋がる
  • 自身の身元や目的を他人に知られずに調査を進めることができる

 

デメリット

  • 費用がかかる、調査結果に関わらず調査に対する費用が発生する
  • 違法性がある調査、工作行為、犯罪行為に加担する調査はできない
  • 法的手続きや逮捕などの行為はできない

 

 

塾講師による生徒へのわいせつ行為|探偵興信所のご案内

塾講師による生徒へのわいせつ行為は言語道断です。塾講師による生徒へのわいせつ行為問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。今回は事例として塾を挙げましたが、学習塾、習い事だけに限る話ではありません。塾講師による生徒へのわいせつ行為解決に向けてテコ入れしたい教育機関、会社企業も探偵事務所や興信所を利用したことがない場合も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。

 

 

 

 

 

  • 探偵興信所行動調査員 記事作成者
    行動調査員K
    この記事を書いたのは、行動調査を担当しているK調査員です。探偵業22年の監修者の元、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく提供できるよう情報作成を行なっています。
    記事作成者プロフィール
  • 弁護士アドバイス 栗山弁護士
    弁護士アドバイス:行動調査を探偵に依頼する際には以下の点に注意して有効的な活用をしましょう。
    ・目的を明確にする:調査の目的を具体的に伝えることで、探偵が適切な調査方法を選択しやすくなります。
    ・証拠の使い道を考える:収集した証拠がどのように法的に利用できるか、事前に弁護士と相談しておきましょう。法的に有効な証拠の収集を重視できるでしょう。
    ・定期的な進捗確認:調査の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調査の方向性を修正することが効果的です。担当者とコミュニケーションを密に取ることが重要です。

 

※探偵興信所はじめて相談室の記事は、探偵調査員が作成後、弁護士と心理カウンセラーによる監修を行い、相談者や一般ユーザーのコメント、意見を反映させて掲載しています。相談内容や事例は過去の相談例を元に一部変更して記載しています。

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