社内・社外で「倉庫荒らし」がいる場合の探偵活用法

 

倉庫業者から「疑いの段階ですが、倉庫荒らしがいます。社内・社外にいる人物の両面で調査してほしい」と依頼がありました。倉庫業における問題解決にはさまざまな方法がありますが、探偵事務所や興信所の利用が有効だと言えます。倉庫荒らしを行う人物は何者か。今回は倉庫業における悩み「倉庫荒らし」を探偵が調査で協力しました。

 

倉庫業の対象となるカテゴリー

物流倉庫・冷蔵倉庫・ハイテク倉庫・一時保管倉庫・危険物倉庫・クロスドッキング倉庫 等

※ハイテク倉庫: 技術的な装置や自動化システムを導入した倉庫で、自動仕分け機、ロボットアーム、最先端システムを利用して、効率的な保管と物流作業を行うためのも。

※クロスドッキング倉庫:輸送業者や配送業者が商品を集約・仕分けするための倉庫。複数の供給元からの商品を受け入れ、複数の配送先への積み替えを効率的に行うためのもの。

 

 

社内・社外でで起こり得る「倉庫荒らし」問題とは

倉庫荒らしにおいては、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、倉庫業者のみならず、会社荒らし、空き巣被害、物品買取、処理、リサイクル、再利用などを専門としている業界においても非常に大きな問題になっています。以下は過去に起きた倉庫荒らしが発覚したニュースです。

 

 

倉庫荒らしに関連する事件やニュース

 

倉庫荒らしの目的は

  • 商品の転売
  • 商品の横領・着服・窃盗
  • 嫌がらせ

 

 

 

狙われやすい倉庫とは

倉庫荒らしにおいては、近年ニュースでも取り上げられることが多くなっていることから、倉庫業者のみならず、物品買取、処理、リサイクル、再利用などを専門としている業界においても非常に大きな問題になっています。倉庫荒らしの犯人も、捕まりそうな倉庫を敢えて狙いません。倉庫荒らしに狙われそうな倉庫の特徴は下記のとおりです。

 

  • 夜間、休日など従業員がいない時間が規則的で分かりやすい倉庫は、無人の時間帯を狙われてしまいます。
  • 金銭、貴金属等はもちろん、それ以外にも近年高い価値とされる商品等を置く倉庫は標的にされます。
  • 一般住宅と異なり、物音に気付かれにくい、隠れ場所が豊富な倉庫は侵入しやすい、つまり倉庫荒らしに遭いやすいと言われます。
  • 防犯意識が希薄、倉庫荒らし対策をしていない倉庫もは狙われます。倉庫荒らしは事前に下調べを綿密に行います。防犯対策の有無を確認しない倉庫荒らしはいません。

 

 

社内の犯行かも知れない

身内、つまり社内従業員を疑いたくない気持ちも分かります。「従業員が不正行為を働き、商品を転売しているかもしれない。」の相談は過去の相談事例からも多く届きます。仮に、従業員による倉庫荒らしだった場合は、窃盗、横領、背任の罪は避けられません。「「獅子身中の虫」」という言葉が過ります。社内の人間や退職者、出入り業者など、社内をよく知る人物による犯行は過去事例からも珍しくありません。

 

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

社内・社外で起こり得る「倉庫荒らし」|探偵興信所への相談例

社内・社外で起こり得る倉庫荒らしの相談内容の一部です。同じように悩んでいる、問題を抱えている会社企業があります。

 

  •  50代男性
    サポートからお客様の商品が抜かれた状態で配達されたと報告がありました。過去にも元従業員による窃盗で世間をお騒がせした企業です。珍しいことではありませんが、何もなかったことにはできません。
  •  40代女性

     

    税務調査で厳しく非難されそうです。棚卸しの数字が合いません。システムに記録されている在庫数と実際の在庫数が一致しない。高価で希少な商品です。システム上の在庫数が〇〇個であるはずが、実際の棚卸しでは〇〇個しか確認できませんでした。ナンバーツーまで報告をあげていますが、重大事案として調査をしています。セキュリティーも抜かりない会社のはず。
  •  50代男性
    倉庫及び敷地内に資材を保管しています。資材や工具を奪った連中がいます。味をしめたのか頻回に渡り窃盗が行われています。被害額にすると卒倒してしまいそうです。弊社の実情を理解している熟知している者の犯行とみています。

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」を解決するために必要なこと

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」解決には真実の解明が必要

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」解決の糸口は、事実の確認と証拠です。まずは問題となっている出来事の事実確認を行い、必要な場合には証拠を取得することで問題解決に繋がります。そのためには、然るべき方法で調べたり情報を収集する必要がありますが、間違った方法をとってしまうと違法性が疑われたり、相手がいる問題に対してはばれる可能性もあるため慎重に対応する必要があるでしょう。

 

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」を解決するための方法

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」問題発生時に自分・自社で行えること

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」問題が発生した際、ご自身や自社で行えることはできるだけ社内で行いましょう。情報や事実の整理をはじめ、社内規定に従って問題発生時の対処を行いましょう。しかし、問題内容によってはご自身や自社では行えないことも発生します。そんな時は以下のような専門家を頼ることでスムーズな解決を望めます。

 

自分・自社で行えない場合に利用できる場所

 

倉庫荒らしの調査

社内内部調査を利用して情報収集、事実の確認を行う
弁護士

顧問弁護士がいる場合は法的な見解を尋ねたり対処方法をとってもらう

探偵事務所・興信所

社内で調査しきれない事柄については探偵事務所や興信所の調査を利用する

 

 

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」を解決するために探偵が協力できること

探偵事務所・興信所で行えること

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」問題に対して探偵事務所や興信所の利用が有効な理由は、内部調査では確認できない情報が得られるということです。企業や法人の内部調査では、社内隠ぺいの可能性も否めないため事実の確認や証拠が出ないこともあります。しかし、探偵事務所や興信所を利用すれば社内事情に関わらず事実のみをお伝えすることができます。また、探偵は調査のプロでもあります。社内の調査部が早朝や深夜帯、長時間の張り込みや尾行などを行えるわけではありません。専門家を利用することは、時に費用対効果の高い結果が得られると言えるでしょう。また、顧問弁護士による法的対処を行う場合にも、弁護士より証拠が必要だと言われるケースもあります。

 

 

行動調査

行動調査
特定人物の行動
情報や証拠を収集する上で最も多く利用される基本となる調査です。特定の個人や団体に対して、尾行や張込みといった手法を用いて調査を行います。行動調査で知り得た情報は、問題解決の判断材料になります。
行動調査の詳細ページ

 

「倉庫荒らし」を解決するために探偵利用のメリット・デメリット

メリット

  • 専門的な手法で情報を収集することができる
  • 個人が調査を行う場合と比較して、より効率的に調査を進めることができる
  • コストカット、時間カットに繋がる
  • 自身の身元や目的を他人に知られずに調査を進めることができる

 

デメリット

  • 費用がかかる、調査結果に関わらず調査に対する費用が発生する
  • 違法性がある調査、工作行為、犯罪行為に加担する調査はできない
  • 法的手続きや逮捕などの行為はできない

 

 

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」|探偵興信所のご案内

社内・社外で起こりうる「倉庫荒らし」問題が発生した際やリスクヘッジを目的とした探偵利用は、近年珍しいことではなくなってきました。探偵興信所でも、法人・企業からのご相談、ご依頼も多く意識の変化が起きていることが感じられます。倉庫業を営む会社企業、倉庫を保有する会社企業も探偵事務所や興信所を利用したことがない会社企業も多く、対策や問題解決に利用できることも知られていません。探偵興信所では、これまでに受けたご相談、ご依頼経験を生かして法人・企業向けの調査にも力を入れています。お力になれることがあればご相談ください。

 

 

 

記事監修

カウンセラーからのアドバイス

 

  • 心理カウンセラーの見解 専門家の見解
    心理カウンセラー大久保圭祐
    このようなことが起きている以上、社員のみなさまは心配がつきませんね。倉庫のみならず実害が人にも及んだら・・・と思ってしまう方が居ても当然であって、社員の方々の心的なダメージは募るばかりですね。早急に犯人を見つけて解決したいところです。犯人の特定が専門家によってしっかりとできることは把握して、少しでも安心しておきたいところです。
  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
    記事作成者プロフィール

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