社内にインサイダー取引をしている社員がいるかもしれない|探偵の法人向け調査

 

多くの人に副業が勧められている昨今では、様々な形態の投資を行う方も増えてきましたね。その潮流に便乗して、自分の利益を確実に出すためにインサイダー取引を行う方も増加してきました。勤めている企業・組織によっては「どの金融商品に投資したら確実に利益が出る」という情報を扱うこともあり、それらを私利私欲を満たすために利用してしまうのです。インサイダー取引は法で禁じられている行為なのに、なぜそのようなことをしてしまう社員がいるのでしょうか。企業側の対応が少しでも遅れてしまうと、企業イメージの低下や、企業側も法的罰則を受けてしまうことも考えられますから、社内にインサイダー取引を行っているかもしれない社員がいた場合、どのような対応を取るのかを考えておく必要があります。そのため今回は、社内にインサイダー取引をしている社員がいるかもしれないとお悩みの企業様に向けて、探偵調査を有効活用した問題解決策についてご紹介します。同様のお悩みを抱えている企業様はぜひこの記事を参考にしてください。
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インサイダー取引を行う社員がいるのはなぜか

インサイダー取引が起こってしまう理由

インサイダー取引は立派な犯罪であり、それらの情報を扱う社員や組織は十分な注意を払っていると思います。それにもかかわらず、社員が機密情報を利用してインサイダー取引取引をしてしまう理由について考えてみましょう。

 

  • 株価に影響を与える重要な内部情報が手元にあると、短期間で大きな利益を得たいという強い金銭的欲求を掻き立てる
  • 経営層や経理部に所属する社員は、役職や職務上の特権として企業の機密情報に容易にアクセスできる立場にある
  • 周囲の権力や影響力のある人物からの依頼や圧力をかけられ、取引に関与してしまう
  • 法的制裁や企業内の処罰を甘く見ていたり、バレないだろうと思い込んでいたりする
  • インサイダー取引が違法であり、企業や市場に悪影響を及ぼすという認識が薄い

 

社員のインサイダー取引に関連する事件やニュース

 

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

インサイダー取引が起こりやすい業種について

インサイダー取引が起こりやすい業種

インサイダー取引はすべての業種で起こる可能性のあるものですが、特に起こりやすい業種を以下にまとめました。これらの業種はより一層警戒を強めるようにしましょう。

 

金融業界 銀行、証券会社などの金融機関は、株式市場や企業の財務状況に関する重要な情報にアクセスしやすいため、インサイダー取引が発生するリスクが高い

 

IT業界 新製品の発表や技術革新、特許に関する情報が株価に大きな影響を与えることが多いため、インサイダー取引が発生しやすい業種の一つ

 

エネルギー業界 石油、ガス、電力などのエネルギー業界では、資源の発見や政府の政策変更が直接的に株価に影響を与えることが多いため、インサイダー取引のリスクが高まる

 

不動産業界 大規模な開発計画や政府の都市開発プロジェクトに関する情報が株価や土地価格に大きな影響を与えるため、インサイダー取引のリスクがある

 

通信業界 新しい通信技術の導入や規制変更に関する情報が株価に影響を与えることがあり、インサイダー取引が起こりやすい

 

  • インサイダー取引に該当する行為は多義に及ぶ キーポイント
    インサイダー取引に該当する行為は多義に及びます。未公開の内部情報を利用して、私利私欲のために株式や金融商品等を売買することが典型的なインサイダー取引です。しかし、それだけでなく、内部情報を家族、友人、ビジネスパートナー、競合他社や取引先企業などに提供し、その第三者が利益を得るために取引を行った場合もインサイダー取引に該当します。また、内部者が部下や仲間に対して、未公表情報をもとに取引を行うよう指示する行為もインサイダー取引とされます。指示した者も同様に法的責任を負うことになります。

 

社内にインサイダー取引疑惑のある社員がいる方から寄せられた相談例

社内にインサイダー取引疑惑のある社員がいる方からの相談内容の一部です。

 

  •  50代男性
    私は金融業に従事している50代の男性です。最近、とある社員の一人が取引先の重要な情報に不自然に詳しいことに気づきました。彼の行動や発言から、インサイダー取引の可能性があるのではないかと疑念を抱いています。しかし、確かな証拠がなく、ただの思い過ごしかもしれないとも思います。仮にインサイダー取引だとしたら早急な対処が必要になりますし、なによりもこのまま疑念を抱き続けるのが嫌なので、調査を依頼させていただきたいです。
  •  40代女性

     

    うちの社員がある大規模な開発計画に関する未公開情報を知っているようで、最近では彼の行動に不自然な点が見られます。彼がその情報をもとにインサイダー取引を行っているのではないかと心配です。未公開情報は株価や土地価格にも大きな影響を与える上に、公平性を保てないので、もしもインサイダー取引をしているのであれば私が止めてあげなくてはと思います。しかし明確な証拠が未だないので、探偵さんに相談させていただきました。

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

社員のインサイダー取引の疑いを放置するリスク

社員のインサイダー取引の疑いを放置すると

社員のインサイダー取引の疑惑を放置すると、その社員だけでなく企業や、その他の社員にも様々なリスクが生まれてしまいます。具体的には以下の通りです。

 

  • インサイダー取引が発覚した場合、企業全体が金融庁や証券取引所から罰金や取引停止などの制裁を受ける可能性がある
  • 主や投資家から企業の管理不足として訴訟を起こされることも
  • 企業の信用は著しく低下し、株価が急落する。また、取引先や顧客、投資家が企業から離れることも
  • インサイダー取引の疑いがあることが知られると、金融庁や証券取引所からの監視が厳しくなる
  • 企業の倫理観が社員から疑われ、優秀な人材が離職したり、同様の問題を起こす社員が出てくる

 

社員がインサイダー取引をしているのか確かめる方法

インサイダー取引をしている社員がいるか確かめるために自分で行えること

インサイダー取引をしている疑いのある社員について調べるために、自分でできることは残念ながらそこまで多くはありません。しかし、もしも可能であれば以下の事柄を確認することで、真相に近づくことが出来るかもしれません。

 

  • 社内の取引履歴や関連する文書、電子メールなどを精査して、不自然な取引や不審な行動がないか確認
  • 社員の業務記録やアクセスログを確認し、機密情報に対する不審なアクセスや異常な活動がないか確認
  • 同様にその社員を疑わしく思っている他社員がいればヒアリングし、具体的な不審な行為について聞く

 

 

自分で解決できない場合に利用できる場所

インサイダー取引をしている疑いのある社員の真偽を確かめるには、自分の力だけでは困難なケースが往々にしてあります。特定の社員を怪しいと決めつけてしまったが故に、偏った証拠を収集してしまったり、相手に向ける態度によって怪しまれていることが相手に伝わってしまうこともあります。そのような状況に陥らないためにも、きちんと第三者的機関を間に入れて調査を行うことが重要だと言えます。

 

警察

明確な証拠が集まった後、警察は社員を逮捕し、取り調べを行うことができます。
弁護士

証拠が揃った後に、民事訴訟や刑事告発を行う場合には弁護士の介入が必要です。

探偵事務所・興信所

社員の職務中や退社後の行動を秘密裏に監視し、インサイダー取引に関する事実確認と証拠の収集を行うことができます。

 

インサイダー取引の疑いがある社員について調べるには探偵調査が有効

探偵調査が有効な理由

インサイダー取引を行っている疑いがかけられている社員の真相を明らかにするには、事実の確認と証拠の収集が何よりも重要です。事実確認と証拠収集を個人で行うには限界があり、場合によっては知らないうちに法に触れてしまうこともあります。そのため、これらの情報を明らかにするためには探偵の調査を利用することが有効です。専門的な知識と経験を持った探偵の調査では、尾行や張り込みなどで疑わしい社員の行動を詳細に追跡し、インサイダー取引が認められた場合にはその証拠を収集することが可能です。探偵の調査は法を順守して行われ、調査によって収集した証拠や情報は法的処置を取る際にも活用可能です。

 

 

法人向け調査

法人向け調査
企業、会社内の調査
法人向け調査は、企業、会社内で起きている問題を解決するために必要な情報収集や事実確認のために行なわれる調査です。自社内では解決しづらい問題を探偵調査を利用して解決にむけた手立てを立てていきます。また、リスクヘッジや市場調査にも利用されます。
法人向け調査の詳細ページ

 

 

探偵調査でインサイダー取引の疑いを確認するメリットとデメリット

メリット

  • 探偵は専門的な調査スキルと経験を持っているので、内部調査では見つけられない情報も手に入る
  • 該当社員や他社員に気付かれることなく調査できるので証拠を隠滅されるリスクがない
  • 探偵が収集した証拠は、裁判でも使用できる形で提供するため、法的手続きにおいて非常に有用
  • 「探偵を介入させて調査を行った」という事実が、他の社員のインサイダー取引や不正行為の抑止力になる

 

デメリット

  • 調査日数、調査員の人数、必要機材や車の有無などで費用が変動する(無料のお見積りをご利用ください)
  • 収集した証拠や情報の捏造・偽造などの要望にはお応えできません
  • 社員がインサイダー取引をしてる瞬間の証拠を抑えることはできても、探偵による説得・私人逮捕は行っておりません

 

 

探偵興信所の法人・企業向け調査をご利用ください

社内にインサイダー取引をしているかもしれない社員がいる場合、早期解決を目指さなくては、企業側にとって謂れのない罰則を受けてしまうことも考えられます。そのため、「社内にインサイダー取引の疑いがある社員がいるので真相を明らかにして欲しい」という相談もあれば、リスクヘッジを目的として社員全体の調査を行って欲しいという企業様も増えてきました。企業内で起こった問題は、周囲に相談しにくい問題であることが殆どですので、そのような時こそ一人で悩まず私たちにご相談いただければと思います。同様の問題でお悩みの企業様に向けて24時間無料の相談窓口を設けています。お気軽にご利用ください。

 

 

  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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