アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまった…情報漏洩の防ぎ方を探偵が解説|探偵の実態調査

 

マッチングアプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまった」と悩んでいる方にとって、探偵調査は相手の素性や情報を拡散する可能性を確認し、被害を最小限に抑える手助けとなります。このような状態をそのままにすると、情報漏洩や社内トラブル、最悪の場合は損害賠償に発展する危険があります。この記事では、このような問題が起きる背景と探偵への相談に向けた準備内容、併用したい公共相談窓口、そして探偵がどのように事実を確認できるかを詳しくお伝えしていきます。

 

アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまったら、どうすればいいですか?|相談者からの質問と探偵の回答

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

 

  • 相談者からの質問 相談者

    先日マッチングアプリで知り合った相手と食事に行ったのですが、緊張からかお酒がいつもより回ってしまい、つい会社の愚痴や取引先の名前、発売予定の新商品についての情報などを話してしまいました。彼女も興味を持って聞いてくれたのですが、それから連絡が取れなくなってしまっています。もう一度再会して、話したことを漏洩しないでほしいと伝えたいです。アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまったら、どうすればいいですか?

  • 探偵の回答 探偵興信所

    マッチングアプリで出会った相手に、つい会社の話をしすぎてしまったとき、まず行うべきは「何を」「どの範囲まで」「どんな言葉で」話したかを思い出すことです。特に取引先名や新商品情報など、社外秘にあたる内容は社内報告を最優先にしましょう。

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

軽い会話が情報漏洩につながる背景とは?

SNS・マッチングアプリで生まれる「心理的油断」

アプリで出会った相手との会話では、恋愛感情や親近感からつい気を許してしまうことがあります。仕事の愚痴や裏話を打ち明けるうちに、社外秘の情報まで自然と口にしてしまうケースも少なくありません。特に「共感してくれた」「話をよく聞いてくれる」タイプの相手には警戒心が薄れがちです。ごく稀に、企業情報を目的に接近してくるケースも存在します。

 

 

情報拡散のスピードと影響範囲の大きさ

一度外に漏れた情報は、SNSや口コミを通じて瞬く間に広がる可能性があります。たとえ意図的でなくとも、相手が誰かに話してしまえば、あなたの責任問題に発展しかねません。新商品情報や顧客情報などは社内規定上も厳重に扱うべき情報であり、「話しただけ」で懲戒の対象になることもあります。

 

 

この問題を放置するリスク

このような問題をそのままにしてしまうと、後から大きなトラブルに発展する危険があります。情報がどこまで拡散しているのかを把握できず、会社や取引先から責任を問われるケースも。早めの事実確認と報告を行い、必要な対応を取ることが自分を守る最善策です。

 

リスク

  • 機密情報が第三者に拡散される可能性
  • 会社から情報管理責任を問われる危険
  • 相手が意図的に情報を売却するリスク
  • 顧客・取引先との信頼関係の失墜
  • 法的・懲戒処分の対象になるおそれ

 

 

アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまった時に必要なこと

相手に会社の情報を話してしまったと気づいたとき、まず大切なのは自分が何をどこまで話したのかを正確に思い出すことです。会話の内容を整理し、情報の重要度を分類すれば、どこまでが「社外秘」だったのかを明確にできます。感情的に動くよりも、事実を記録し、状況を俯瞰して捉えることが、会社への報告や今後の防止策にもつながります。焦らず、情報整理から始めましょう。

 

 

話した内容をすべて書き出す

会話で話した内容を思い出し、商品名・取引先・時期などをメモします。どの情報が社内機密だったか後で確認できるよう、できる限り具体的に書き出すことが重要です。

 

SNS・チャット履歴を確認する

メッセージやアプリのやり取りを見返し、どこでどんな内容を送ったかを整理します。記録を削除せず残しておくことで、万一の社内報告や証拠保全にも役立ちます。

 

会社の情報管理担当へ早めに報告

「自分の発言で問題が起きたかもしれない」と感じた段階で、上長やコンプライアンス部門に相談を。早期報告は信頼を守る行動であり、トラブル拡大を防ぐ重要な一歩です。

 

相手への連絡は慎重に行う

直接会って話すより、記録が残る方法(メールやメッセージ)で「共有や投稿を控えてほしい」と丁寧に伝えましょう。感情的な言葉は避け、冷静なトーンを意識します。

 

  • 自分が「どんな情報を出したのか」を明確にする キーポイント

    情報漏洩のリスクは、焦って行動することでさらに大きくなります。相手を追及する前に、自分が「どんな情報を出したのか」を明確にすることが何よりも大切です。発言内容の記録や関係履歴の整理ができていれば、会社や専門家に相談する際も正確な助言を受けられます。探偵による調査では、相手の素性や意図を客観的に確認することもできます。

自分で行える対処策と自己調査のリスク

自分で行えること

情報漏洩の恐れを感じたら、まずは「記録と会社への報告」を行いましょう。相手とのやり取りは削除せず、日時・内容・場所をすべて整理します。次に、社内の上司や情報管理部署へ正直に報告を。会社が被害を防ぐために動けるよう、できるだけ早い段階で共有することが重要です。また、あなたが情報を話した相手への連絡は「機密情報が外部に伝わると困る」とやんわり伝えるのがポイントです。

 

自分でできること
  • 相手とのチャット・DM・通話履歴を削除せず保存する
  • 話した内容を時系列で書き出しておく
  • 上司や情報管理担当に早期報告を行う
  • 社外からアクセスできる資料の権限を変更
  • 冷静なトーンで相手に「共有を控えて」と伝える

 

 

自己調査で気を付けること・リスク

自分で追及しすぎると、相手によっては「脅された」と主張される危険もあります。また、直接話をしたいがために無断で相手の個人情報を調べる行為は、プライバシー侵害にあたる可能性もありリスクがあります。

 

 

自己調査の注意点・リスク
  • 感情的な追及がトラブルを悪化させる可能性
  • 無断調査や晒し行為が法的リスクを伴う
  • 相手に証拠を消される危険がある
  • 社内報告を怠ると自分に責任が及ぶ
  • 時間を置くことで拡散範囲が広がる

 

 

利用できる専門家・公共の窓口

利用できる公共機関

会社の内部情報が外部に漏れる可能性があるときは、一人で抱え込まず、専門機関に相談することが大切です。「どこに相談すればいいかわからない」と悩む方のために、状況に応じて利用できる公共窓口や専門家を紹介します。相手の素性や目的を把握したいときは、探偵調査も一緒に活用しましょう。

 

警察

もしも、明確な悪意を持って情報を拡散された、あるいは金銭要求などの脅迫を受けたら、警察相談専用ダイヤルへ相談しましょう。相手の行為が犯罪にあたる可能性がある場合、証拠の保全方法や今後の対応についてアドバイスを受けられます。電話番号:#9110

 

 

個人情報保護委員会

個人情報の不正な利用・流出に関する相談ができます。社内情報や顧客情報を含む場合は、どう対応すべきかの指針を得られます。電話番号:03-6457-9849

 

 

利用できる専門家・窓口

探偵

相手がどのような目的で接近したのか、実際に情報を拡散していないかを調査します。SNS・人脈・行動パターンなどから、漏洩の実態と今後のリスクを確認します。

 

カウンセラー

「自分のせいだ」と責めてしまう心理的負担を軽減し、冷静に現状を整理するサポートをします。社内報告や再発防止へのステップを一緒に考える存在です。

 

弁護士

万が一情報が拡散していた場合に、拡散停止・削除請求・損害回復の法的手続きを行います。探偵が収集した報告書をもとに、迅速に法的対応を取ることが可能です。

アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまったなら探偵調査の活用が有効

探偵調査が有効な理由

探偵調査を活用することで、相手が実際にどのような人物で、情報を漏らす可能性があるかを知ることが可能になります。マッチングアプリ上ではプロフィールが偽装されていることも多く、相手が業者や情報収集目的の関係者であるケースもあります。探偵はSNSの動きや交友関係、行動パターンをもとに、情報が第三者に渡っていないかを確認できます。

 

実態調査

実態調査
対象に関する実態の確認
実態調査は、問題やトラブルの事実確認を行う調査のことです。多くの場合、問題の原因追及に実態調査が利用されます。原因が特定できれば問題を解決する糸口になるため、重要となる調査といえます。
実態調査の詳細ページ

 

探偵事務所や興信所に依頼するメリット・デメリット

メリット

この問題を探偵に調べてもらう最大のメリットは、相手の本名・勤務先・交友関係などを調査し、実際に情報を流していないか、組織的な関与があるかを確認できる点です。「相手が誰なのか、何のために接近したのか」が分からないまま不安だけが膨らみ続けます。SNSや交際履歴の分析から、単なる偶然の出会いか、それとも「情報収集目的の接触」だったのかを判断できるようになります。

 

デメリット

探偵が得た情報は、扱い方によってトラブルを招く可能性があります。たとえば、相手に直接「あなたが漏らしたでしょう」と詰め寄ると、逆に脅迫と受け取られるおそれも。そのため、調査結果は弁護士や社内担当者と共有し、法的・組織的に対処することが大切です。当社では調査後、弁護士と連携した安全な対応方法までサポートしているため、情報の扱いに迷う心配はありません。

探偵調査に関するよくある質問と答え

相談者からのよくある質問と探偵興信所による答えです。

 

 

  •  相談者
    一度話してしまった内容を「なかったこと」にできますか?
  •  探偵興信所

    残念ながら、話した事実を消すことはできません。ただし、相手がその情報をどのように扱っているかを調査することは可能です。探偵が相手の行動や交友関係を確認し、情報拡散の有無を早期に特定することで、被害の拡大を防ぐことができます。

  •  相談者
    探偵が調べた内容は、会社や警察に提出できますか?
  •  探偵興信所

    はい、できます。探偵が作成する調査報告書は、事実確認に基づいた客観的な証拠として扱われます。社内でのコンプライアンス調査や弁護士を通じた法的手続きにも利用可能です。社内報告の際に「憶測ではなく証拠がある」ことが、信頼回復の大きな助けになります。

アプリで知り合った相手に会社の内情を話し過ぎてしまったら専門家の力を活用しましょう

相談窓口を利用する

会社の内情を話し過ぎてしまった場合、探偵調査を活用すれば相手の素性や情報の扱われ方を確認できるため、法的対応の判断材料として大きな助けになります。自分だけで解決しようとすると、相手と再会ができなかったり情報漏洩を食い止めることができなくなってしまうかもしれません。過去の相談者の中には、「相手と再会して情報漏洩をしないでほしいという書面を書いてもらえた」というお声も寄せられています。似たような不安を抱える方、まずは私たちの24時間無料相談窓口で、今の状況をお聞かせください。ご連絡お待ちしています。

 

※本記事の相談内容は、実際の案件を基に一部内容を変更し、個人を特定できないよう配慮して記載しています。弊社では、個人情報保護法を遵守し、相談者および依頼人のプライバシーを厳格に保護することを最優先に取り組んでおります。

  • 記事作成者 記事作成者
    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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