235万円の予算で実施した育児放棄調査事例

 

本記事では、育児放棄(ネグレクト)の定義、実態、そしてその影響について詳しく解説します。育児放棄は、親が子どもの基本的な生活ニーズを満たさない行為であり、子どもの心身の成長に深刻な影響を及ぼします。見えにくい形態の育児放棄やひとり親家庭における問題に触れた事例をご紹介します。

育児放棄の実態

育児放棄(ネグレクト)とは、親が子どもの基本的な生活を十分に満たさないことを指します。例えば、「食事を与えない」「お風呂に入れない」「病院に連れて行かない」などですね。育児放棄は子どもの心身の成長を妨げます。以下の子どもへの対応は育児放棄に該当します。

 

  • 食事、衣類、住居などの基本的な生活必需品を提供しない
  • 子どもを長時間放置する
  • ケガや風邪などで医療必要な状況なのに病院に連れていかない
  • 学校に行かせない
  • 学校からの連絡を無視する
  • 学習に必要な道具や環境を与えない
  • 子どもの感情を無視する
  • 子どもに愛情や関心を向けない

 

 

分かりづらい育児放棄

食事を与えない、風呂や着替えをさせず不潔な状態にする、一人で長時間留守番させるなどの育児放棄は周囲も分かりやすいといえますが、中には見えづらく分かりづらい育児放棄があります。衣食住も十分にあり、学校や保育園にも通っている。しかし、実際は祖父母が主に養育しており、母親または父親はほとんど育児に参加していないといったケースもあります。例えば、子どもとの時間を十分に持たない、子どもの話を聞かない、子どもにスマホやテレビを必要以上に与え静かにさせる、自分の都合で連れまわす、子どもよりも恋人との時間を優先するなどです。この場合、子どもの生活は守られているため児相が絡む案件ではありませんが、自分に愛情が向けれていないと感じた子どもの情緒は不安定になります。育児放棄がもたらす影響は子どもの将来にも大きく関係します。成人後も心理的な問題や異常な行動が見られるケースもあります。

 

 

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探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

ひとり親家庭の育児放棄

ひとり親の家庭は子育てや生活に多くの収入が必要になります。働く時間が長ければ長いほど、子どもと接する時間が減り、育児放棄の状態に陥ることがあります。仕事だけではなく、恋人や自分のことに感情や時間を向ける人もいます。親に変わって子どもの面倒を見ている祖父母に感謝をしない、これが当たり前のことだと思っている、喧嘩腰になるといった行動も見られます。子どもの存在を面倒と感じたり、自分の機嫌次第で愛情を向ける自分勝手な親。ひとり親家庭では家族が子どもの面倒を見ていることもあり、育児放棄が見逃される場合があります。

 

 

235万円の予算で実施した育児放棄調査事例

  • 235万円の予算で実施した育児放棄調査事例 相談者
    数年前に離婚して、元妻が6歳になる一人娘を引き取りました。基本的に週1回面会をしています。元妻はインフルエンサーのような活動をしています。自分の日常をブログにアップして収入を得ています。娘も顔出しでネットに掲載されています。娘から元妻のことは色々聞きます。「うるさい、黙れ」といった暴言を吐かれたこともあったようです。元妻のブログを読むと家は汚く、食事はほぼに外食、朝ごはんにお菓子、洗濯物はためっぱなしの様子がうかがえます。近くに義祖母が住んでおり、娘を頻繁に預けています。これは育児放棄になるのでしょうか。娘もパパと一緒が良いと言ってくれているので、育児放棄の証拠を集めて親権変更をしたいです。
  • 探偵の回答 探偵興信所
    現在、共同親権が導入されていますが、一般論として母親から父親への親権変更は簡単ではありません。共同親権を持つといったことを考えるのも一つでしょう。母親から父親のへの親権変更は難しいとされていますが、相応の合理的な理由があれば認められます。子ども意思や年齢も考慮されますが、一番は養育環境に大きな問題がない場合は親権変更は厳しいでしょう。元妻の行動が育児放棄に該当するか、子どもの心身の成長の妨げになっているかがポイントになります。探偵興信所では元妻の行動を調査。朝まで飲んでいることもありましたが子どもは祖父母に預けていたため完全な育児放棄にはなりません。ただし、交際男性との時間を優先している証拠は十分に掴めました。平日の外泊も当たり前の状態です。母親のブログでも子どもの裁判ではこれらの証拠から母親としての監護能力が不十分と判断される可能性があります。

まとめ

子どもの育児放棄は暴力行為などに比べて分かりづらい傾向にあります。祖父母が面倒を見ていれば、命の危険はないと判断され児相の介入は難しいでしょう。しかし、子どもの精神は不安定になることは確かです。育児放棄をしている当人はその自覚がないことも多くあります。親が子どもとの時間を十分に持たない、子どもに関心を向けないというのは精神的な虐待といえます。探偵興信所では育児放棄の証拠を集めたい、親権変更に有利となる証拠がほしいといったご相談に対応しています。24間無料相談窓口をご利用ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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    探偵S
    この記事を書いたのは、探偵業界22年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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