結婚相手とその親族を調べる理由とは

 

結婚信用調査において、結婚相手について調べるべき理由と本人だけではなく家族や親族についても調べるべき理由について解説しています。なぜこれから結婚する相手の信用情報を得る必要があるのでしょうか?依頼前に知っておきたい知識情報です。

 

 

なぜ結婚相手について調べる必要があるのか?

結婚信用調査の起源とは?

結婚前の婚前調査の起源は、明確にはいつからかは分かっていません。古来から結婚とは家同士の結び付きが新たに生まれることを意味し、両家の家族や親族がふたりの結婚に同意する証しとして「家族書」や「親族書」が用意されるのが当たり前だったようです。これらの流れから仲人(仲介人)の存在が広まり、社会的な品質を保証された結婚、という意味合いで仲人による結婚相手の紹介や見合いに繋がっていったものと思われます。その際に、利用されていたのが互いの身上書や釣書というものです。身上書には、氏名や経歴など基本的な事柄が記載されています。これらを互いに見せ合うことで家柄に合っているか否かを判断していたのではないでしょうか。現在でも一部の地域では身上書や釣書の存在は残っています。

 

 

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現代における結婚信用調査とは

身上書や釣書が当たり前のように使われていた流れから、結婚相手のことを調べる、という文化が広がったのではないかと推測されます。一部地域では、相手の出身地や出生地によっては結婚相手にふさわしくないという風習がある地域もあります。現在はこれらの風習はほとんどなくなり、出身地や出生地によって結婚相手を選ぶことは差別に該当することもあります。しかし、お見合い結婚が盛んだった時代には結婚相手の婚前調査は当たり前のように行われており、現代においてもこれらの名残から親御さんがお子さんの結婚の際に結婚信用調査を利用することが多いと見受けられます。また、現代における結婚信用調査の特徴は、そもそも相手について知らないことが多いという点も関係していると言えます。SNSやアプリ婚が当たり前のようになった時代で、身分を偽称することも簡単になってきました。中には結婚詐欺被害に遭うこともあります。相手のことをよく知らないまま婚約し、結婚信用調査を利用する方も少なくありません。

 

 

結婚相手だけではなく家族や親族についても調べる必要性とは

結婚信用調査を行う際に、知っておくべき大切なことがあります。それは、誰を対象として調査を行うかということです。結婚信用調査には、大きくわけて以下の3つの対象があります。古来から、結婚は入籍や家に入ると言われているように、一つの家族として結びを交わすことです。そのため、当人同士だけの問題ではなく結婚相手の家族や親族も密に関係します。結婚相手本人には問題がなくても、家族や親族に問題があるケースは少なくありません。家族仲や金銭問題、病歴など今後結婚生活を送っていく中で、家族に関する問題は実は非常に大きなストレスになってきます。中には、家族に関する問題が発生して離婚せざるを得なくなるような大事になるケースもあるためです。結婚相手本人だけの信用調査ではなく、必ず家族についても調べておく必要があるのはそのためです。

 

  • 結婚相手に対する調査
  • 結婚相手の家族に対する調査
  • 結婚相手の親類に対する調査

 

結婚する当事者ではなく親や家族からの依頼が多い理由

結婚信用調査を依頼する方の多くは、お子さんの結婚の際に依頼をする親御さんやご家族からの依頼です。特に親御さんからの依頼の場合、ご自身の結婚の際に苦労したから、という方も多く結婚後に知らなかった、という後悔を胸に抱えている方は非常に多く見受けられます。また、嫁姑問題、義父母の介護、家族の金銭問題などさまざまなことを経験したからこそ、お子さんの結婚を心配される親御さんが多いのでしょうね。娘には、息子には幸せになってほしい、という願いから親御さんまたはご家族からの依頼は結婚する本人よりも多いと言えます。また、近年ではSNSやアプリ婚などによる出会いの多様化や年齢差がかなりある年の差婚、スピード婚など結婚の形もさまざまです。親御さん世代には理解しがたく受け入れが簡単ではないことも多いのではないでしょうか。お子さんの結婚を幸せにするために、親御さんからの依頼は今の時代も絶えないと言えます。

 

まとめ

古代から結婚は家同士の結びつきであり、家族の同意が必要なものでした。家柄や社会的品質を保証するために仲人や身上書、釣書が利用されてきたようです。現代でも一部地域でこれらの文化が残っており、結婚相手に関する調査が行われています。結婚信用調査は、結婚相手本人だけでなく家族や親族にも及ぶべきで、結婚後の問題を防ぐために重要であるといえます。多くの場合、親御さんや家族からの依頼で行われ、結婚後の幸せを願う親の思いが背景にあるのです。結婚の多様化や理解の難しさもあり、現代でも結婚信用調査は重要性を持ち続けていると言えるでしょう。

 

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