探偵の家出調査利用法

 

 

探偵に家出調査を依頼する際の利用手順

初めて探偵興信所を利用される方にとっては、不安なことも多いかと思います。費用が高いのではないか？どのような調査を行うのか？と疑問に感じる点もあるかと思います。探偵興信所では実際に依頼の申し込みを行うまで、基本的に費用が発生することはありません。依頼者は探偵興信所の無料相談を利用して、探偵興信所がご提案する調査内容・費用にご自身が納得できれば契約を行います。契約前に全て説明するため、後から法外な費用や調査内容が発生するということはありません。探偵興信所の家出調査を利用する場合の流れは以下の通りです。

 

行動調査の相談（無料相談）

1. 担当者による調査提案
2. 調査内容・プランの確認
3. 依頼申し込み・依頼料の支払い
4. 行動調査開始
5. 報告

 

※家出調査の場合、急を要する依頼や当日に調査を開始してほしいという依頼も少なくありませんが、探偵興信所では必ず委任契約を交わす必要があります。委任契約を交わさずに調査依頼を受ける探偵社には気を付ける必要があります。後に法外請求をされることもありますので、一刻を争う事態だったとしても必ずご自身で契約内容について確認したうえで依頼を行いましょう。

 

家出調査の予算を設定しておく

家出調査において非常に重要なことは、結果保証ではないということです。探偵が家出調査を行ったからといって必ずしも家出人が見つかるわけではありません。そのため、調査を行うこと自体に費用がかかるということを認識しておかなくてはいけません。家出調査に対してどの程度まで予算をかけられるか、どこまで調査を続けるのかということをある程度ご自身の中で決めておく必要があります。いくら追加調査を依頼して費用をかけたとしても見つかるという保証はできないためです。命に関わるケースもありますが、それでもしっかりと費用感についてはシビアに検討する必要があるでしょう。

 

家出調査を利用する前に確認するべきこと

本当に必要な調査か確認

依頼を考えた際に、本当に必要な調査なのかご自身の再確認が大切です。家出調査の場合、依頼のタイミングがとても重要になってきます。もちろん早いに越したことはないですが、もしかすると警察から連絡が入るかもしれない、家族で捜索して見つかるかもしれないと思い、なかなか依頼の決断ができないことも多いかと思います。しかし、本当に危険な場合には一刻を争うことになります。そのため、決断できた時にすぐ探偵に動いてもらえるよう相談だけでもしておくことをおすすめします。過去の経験などから、現在の家出人の危険度をある程度予測することもできます。

 

 

持っている情報の整理

現在、お持ちの情報をできるだけ多く準備し、整理することでご自身に必要な調査だけを依頼することができます。家出人の調査の場合、家出する直前の様子や交友関係などが重要になることが多いでしょう。そのため、普段との様子の違いや趣味や嗜好の情報についても提供していただいたほうが、家出人の情報に繋がることが多くなっています。

 

 

探偵事務所の信頼性の確認

信頼できる探偵事務所を選ぶことが重要です。公安委員会への登録は必ず確認してください。また、家出人の住んでいる地域や近郊において土地勘のある探偵に依頼されることも重要です。ただ、ご自身がお住まいの地域で営んでいる個人の探偵社や何でも屋のような事務所では調査経験が浅いこともありますので、数社に相談してご自身で判断することが大切です。

 

 

調査費用の明確化

依頼前に、全てにかかる調査費用を確認しておくことが大切です。明確な費用の見積もりを提示してくれる探偵事務所を選びましょう。家出調査の場合、スピード感が大切なため、委任契約後からすぐに長時間で調査を行うことが多くあります。時間をかければかけるほど費用がかかるため、ご自身の中である程度目星をつけた時間帯にお願いするなど、予算の限度についても考えておく必要があるでしょう。

 

調査期間の設定

調査期間を決めることも大切になります。ご自身に合った問題は短期間の調査が適しているのか、長期間の調査が適しているのか、それぞれ得られるメリットとデメリットの確認を行いましょう。

 

家出調査を依頼する目的を決めておく

家出調査を探偵に依頼する場合は、依頼の目的を定めておくことが依頼を有益にすることにおいて重要となります。家出調査といっても、家出人の状況はさまざま。はじめて家出をするケースもあれば、もう過去に何度も家出を繰り返しているケースもあります。どちらにおいても、家出人の安否と居場所を特定することは必須ですが、何度も家出を繰り返しているケースにおいては、根本的な家出の原因や理由を知らないことには今回無事に帰ってきたとしてもまた家出をしてしまう可能性が高いでしょう。繰り返す家出問題においては、根本改善が必要となるため、家出人の状況に合わせて依頼の目的というものを依頼人の中でもしっかりと定めておくことが探偵依頼を有益にするポイントだと言えます。

 

まとめ

家出調査は、家出人の状況に合わせて探偵へ依頼する必要があります。ただ、命に関わるケースも非常に多いため警察への相談と合わせて探偵への相談、依頼も行っておくことをおすすめします。家出調査は時間との勝負でもあります。ご家族やご自身での捜索に疲弊してしまう前に探偵へ相談しましょう。利用法を理解して、有益な探偵利用を行いましょう。

 

•  記事作成者
  探偵S
  この記事を書いたのは、探偵業界２２年の探偵Sがこれまでの依頼や調査経験を活かして、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく作成しています。
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