探偵に証拠を取ってもらう際に依頼人が注意するべきこと

目的を明確にする

証拠を何に使うのかによって必要な証拠が異なってきます。また、ご自身では証拠と思っているものが法的手続きでは証拠にならないこともあります。証拠の使い道を明確に伝えていただくことでより有益かつ必要な調査をご提案することができます。探偵は、さまざまな事案を経験してきています。似たようなケースの場合には、有益なアドバイスを行うことができます。事前に相談することでご自身の依頼が非常に有益なものになります。

 

合法性の確認

証拠を取得する方法や手段が法律に適合しているかを確認してください。証拠を取得するためには、プライバシーや盗聴などの法律に関する規制があります。探偵に依頼する際には、法律に準拠して証拠を収集する方法を確認しましょう。探偵だからといって、どんなことでもできるわけではありません。また、ご自身が動く場合も知らない間に犯罪行為を犯してしまうこともあるため、考えていることや希望がある場合は担当者に相談しておきましょう。

 

契約内容の明確化

探偵との契約内容を明確に確認しましょう。探偵には依頼の範囲や報酬、報告の形式などを明確に取り決める必要があります。また、報告書や証拠の提出についても契約前に確認し、必要に応じて契約書に明記しましょう。探偵調査依頼は、必ず契約を交わす決まりがあります。口頭約束で調査を行うことはありません。契約書に定められた内容と金額で調査を執り行います。探偵との契約は依頼人を守るためでもあります。契約にない調査を勝手に行い、追加請求をされるなど消費者が不利になるようなことはありません。そのためにも、ご自身でしっかりと契約内容について確認しておきましょう。

 

プライバシーの尊重

他人のプライバシーを尊重し、法律に準拠した方法で証拠を収集します。無断で他人の居場所や通信内容を盗聴・盗撮するなどの行為は違法であり、個人の権利を侵害する可能性があります。証拠が欲しいからと言って法律に違反する調査は出来かねます。

証拠の真実性の確認

収集された証拠の真実性を確認することが重要です。証拠の正確性や信頼性を確認し、その後法的手続きに備えましょう。探偵調査によって取得した証拠は基本的に裏取りを行うことがほとんどですが、中には裏取りを行わないケースもあります。依頼人自身でもしっかりと証拠における真実性を確認しましょう。

 

 

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