結婚詐欺で訴えるには?有効な証拠収集方法を探偵が回答|探偵の実態調査

 

愛を信じていた相手から裏切られ、金銭を騙し取られたとしたら、その悔しさや不安は計り知れませんよね
結婚詐欺は証明が難しく放置すれば泣き寝入りに終わってしまうリスクがあります。そのため、相手に結婚の意思が最初からなかったことを証明することが重要です。それを可能にするのが、探偵による専門的な調査です。この記事では、結婚詐欺の背景や特徴、解決のために大切なポイントと対応策について詳しく解説します。「騙されたかも」と不安に感じた方は、ぜひご一読ください。

 

結婚詐欺で訴えるにはどうしたらいいですか?

※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

 

  • 相談者からの質問 相談者

    何度も「結婚しよう」って言ってくれてたのに、籍の話を出すといつもはぐらかされて…。私、もう何百万も貸してるんです。でも最近、急に連絡が取れなくなって……。これって結婚詐欺ですよね?悔しくて眠れません。泣き寝入りしたくないけど、どうしたらいいか分からなくて…。結婚詐欺で訴えるにはどうしたらいいですか?

  • 探偵の回答 探偵興信所

    まず大切なのは、結婚の約束があったことと、金銭の授受が実際にあったことを客観的に示すことです。記録や証拠があれば、法的措置の可能性も見えてきます。冷静に事実を整理することで、次の一手が見えてきますよ。

結婚詐欺がに当てはまる行為と立証の難しさ

結婚詐欺に当てはまる行為

一見すると恋愛トラブルや金銭トラブルにも見える行為でも、実は結婚詐欺に該当するケースは少なくありません。
共通しているのは「最初から結婚の意思がなく、金銭を得ることが目的で近づいていること」です。言葉だけでは見抜けないため、行動や背景の整合性に注目する必要があります。

 

主な該当行為
  • 結婚を前提に付き合おうと口にしながら籍を入れる気配がない
  • 「親の借金」や「会社の資金繰り」などを理由に金銭を求めてくる
  • お金を渡すとすぐに音信不通、連絡手段を断たれる
  • 職業や家族構成など、自己紹介に一貫性や証拠がない
  • 婚約の話が進んでいても、周囲の人に紹介されることがない

 

 

結婚詐欺立証の難しさ

結婚詐欺を刑事告訴や民事訴訟で立証するには、「最初から結婚する気がなかった」ことと「金銭を騙し取った事実」の両方を証明する必要があります。
しかし、詐欺師は「最初は返すつもりだった」などと主張し、善意を装って逃げ道を作ります。また、恋愛や結婚といったプライベートな領域では、客観的な証拠が残りにくいのも大きな壁です。感情のもつれや誤解と判断されないためには、冷静で正確な証拠の積み重ねが不可欠となります。

 

 

この問題を放置するリスク

「もしかして騙された?」と感じても、気持ちの整理がつかず動けない方も多いはず。
しかし、時間が経てば経つほど証拠が散逸し、相手の足取りを追うのが難しくなります。詐欺師は計画的に逃げ道を用意していることが多く、泣き寝入りに追い込まれかねません。早期の対応こそが自分を守る最大の手段です。

 

リスク

  • 相手の連絡先やSNSアカウントが消える可能性がある
  • 金銭の出どころややり取りの記録が消えるリスク
  • 時間経過で証拠能力が弱まってしまう
  • 相手が海外などに逃亡するおそれ
  • 被害額の回収が事実上困難になる可能性が高い

 

 

実態調査のご案内実態調査について詳しく知る

探偵興信所による実態調査を依頼する前にどんな調査を行うのか、費用はいくらなのか、依頼の流れなど実態調査の詳細についてご案内しています。

結婚詐欺で訴えるために必要なこと

「もしかして結婚詐欺だったのでは…?」と気づいたとき、すでに多くの時間とお金を失っていることもあります。
ですが、相手を問い詰めたり、感情的になったりしても、核心には迫れません。結婚詐欺は最初から騙す意図があったかどうかを証明することが極めて重要で、その準備は静かに、冷静に進めるべきです。特に証拠収集の段階では、相手に気づかれずに記録を残すことが、後々の告訴や返金請求の鍵になります。

 

金銭の流れと返済履歴を洗い出す

相手に渡した金銭の記録(振込履歴、領収書、LINEのやり取りなど)を確認しましょう。「いつ」「どの理由で」「いくら渡したか」が明確になれば、後の法的主張の根拠となります。借用書がない場合でも、返済を促すやり取りなどが残っていれば有力な証拠となり得ます。

 

結婚や将来についての発言を記録

LINEやメールなどで、相手がどのように結婚をほのめかしていたかを保存しましょう。「結婚したら一緒に住もう」「子どもは何人欲しい?」など、将来を具体的に語っていた証拠は、信じ込ませた行為の証明になります。消される前にスクショなどで確保を。

 

相手の素性や言動の一貫性を確認

勤務先や出身地、家族構成など、相手の話が一貫しているかを振り返ってください。もし話すたびに内容が変わる、経歴を曖昧にする、具体的な証拠を示さないといった場合、嘘で固めた人物像である可能性があります。不自然な点をメモしておきましょう。

 

言い訳や嘘を整理

よくあるのは「親が病気で」「会社の資金繰りが厳しくて」などの言い訳。実在するか確認しにくい話を盾に金銭を要求するケースです。これらの発言を受けた日時、言い回し、やり取りの回数などをできるだけ正確に記録しましょう。

 

  • 最初から騙す意図があったことを示す証拠が不可欠 キーポイント

    結婚詐欺を立証するには、最初から騙す意図があったことを示す証拠が不可欠です。感情に任せて動く前に、冷静に記録を積み重ねましょう。相手の発言や行動に一貫性があるかを見極め、金銭のやり取りがどのような経緯で発生したかを明確にすることが、今後の法的手続や返金請求を進めるうえで非常に重要になります。

自分で行える対処策と利用できる専門家・窓口

自分で行えること

結婚詐欺の疑いを持ったとき、最初にできることは自分の手で状況を整理することです。
感情に流されず、証拠となる言動や金銭の流れを丁寧に記録していくことが、後の相談や法的対処をスムーズに進める基盤になります。ただし、調査を進める中で心が疲弊したり、相手に勘づかれてしまうリスクもあるため、冷静さと慎重さが必要です。

 

自分でできること
  • 振込履歴やLINE・メールのやり取りを保存する
  • 相手の話と実際の行動のズレをメモして残す
  • 会った日や場所、頻度をカレンダーに記録する
  • SNSでのつながりや投稿履歴をスクショしておく
  • 貸した金額や経緯を日記のように書き留める

 

 

自己調査で気を付けること・リスク

自己調査を進める際には、「やりすぎ」に注意が必要です。
法的に問題のある手段を取ってしまったり、思い込みによる誤判断に陥ると逆効果になる可能性も。また、精神的な負担が蓄積しやすい場面でもあるため、無理をしないことが大切です。自力で限界を感じたら、専門家に早めに相談しましょう。

 

自己調査の注意点・リスク
  • 感情が先走ると記録の精度が下がりやすい
  • 不正な方法での情報収集は違法になる危険性がある
  • 相手に気づかれて証拠隠滅される恐れがある
  • 思い込みで「クロ」と決めつけてしまう可能性
  • 孤独に悩みを抱えることで心の負担が大きくなる

 

 

利用できる専門家・窓口

結婚詐欺かどうかを見極め、適切に対応するためには、専門家の助力が非常に効果的です。
探偵は事実確認、カウンセラーは心のケア、弁護士は法的手続きと、それぞれ異なるアプローチで支えてくれます。状況に合わせて、信頼できる窓口に早めに相談することが大切です。

 

探偵

婚詐欺の疑いがある相手の素性や行動を調査し、証拠を収集します。プロの技術により、合法的かつ見落としのない証拠を得ることで、今後の告訴や慰謝料請求の足がかりとなります。

 

カウンセラー

心のショックや不安から抜け出すための支援を行います。話を聞いてもらうだけでも気持ちが整理され、落ち着いた判断につながります。家族や周囲との関係修復のアドバイスも受けられます。

 

弁護士

刑事告訴や民事訴訟における代理・サポートを担当します。証拠の精査から訴状の作成まで、法的に不利にならないよう手続き全般を進めてもらえます。警察への同行や相談も可能です。

 

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

結婚詐欺で訴えるなら探偵調査の活用が有効

探偵調査が有効な理由

結婚詐欺を立証するには、「最初から騙すつもりだった」という明確な証拠が必要です。
しかし、加害者は巧妙に言い逃れをし、証拠の隠滅も図ることがあります。探偵による調査なら、相手が意図的にあなたのことを騙したことを裏付ける情報を合法的に収集でき、被害届や刑事告訴・民事訴訟の根拠となる客観的な資料を得ることが可能です。独自のネットワークや経験をもとに、被害者本人では追えない事実にたどり着ける点が、探偵調査の強みです。

 

実態調査

実態調査
対象に関する実態の確認
実態調査は、問題やトラブルの事実確認を行う調査のことです。多くの場合、問題の原因追及に実態調査が利用されます。原因が特定できれば問題を解決する糸口になるため、重要となる調査といえます。
実態調査の詳細ページ

 

証拠収集

証拠収集
物事の事実を証明するための証拠を集める
証拠収集は、特定の事実や情報を証明するために証拠を必要とする場合に利用されます。尾行、張り込み、聞き込みなどの手法を使って信憑性の高い証拠を収集していきます。
証拠収集の詳細ページ

 

探偵事務所や興信所に依頼するメリット・デメリット

メリット

結婚詐欺の立証には、「最初から結婚する意思がなかった」という明確な裏付けが求められます。
探偵事務所に依頼すれば、相手が結婚する意志がなかった事実、それにもかかわらず金銭を要求したことに関する事実関係などを、法に則った方法で客観的に調査できます。自力ではたどり着けないような情報も、豊富な調査ノウハウとネットワークを活かし、短期間で収集可能です。証拠が揃えば、警察や弁護士との連携もスムーズに進みます。

 

デメリット

デメリットとしては、調査費用が発生すること、そして調査対象に気づかれてしまうリスクが挙げられます。
ただし、弊社では事前に調査範囲や料金の明示進捗報告による調査の可視化を徹底しており、安心してご依頼いただけます。また、対象者に悟られずに行う非接触型調査を徹底しているので、リスクを最小限に抑えながら証拠収集ができます。

探偵調査に関するよくある質問と答え

相談者からのよくある質問と探偵興信所による答えです。

 

 

  •  相談者
    相手の本名や住所が分からなくても調査できますか?
  •  探偵興信所

    はい、可能です。LINEの名前やマッチングアプリのプロフィールなど、わずかな情報からでも調査の糸口を見つけ出します。過去にも本名不明のケースで多数の実績があります。

  •  相談者
    結婚詐欺だと証明できる証拠ってどんなものですか?
  •  探偵興信所

    主に「最初から騙す意図があった」ことを示すLINEのやり取りや、虚偽の経歴を裏付ける証拠、そして金銭授受の記録が有力です。探偵はこれらの要素を客観的に組み立てる調査を行います。

専門家の力で結婚詐欺で訴えるための証拠を取得しましょう

相談窓口を利用する

結婚詐欺の被害を証明するには「最初から騙す意図があった」ことと「金銭のやりとり」を証明することが重要です。
そして、その真実を明らかにするために探偵調査が有効であることをご理解いただけたかと思います。個人で対応する際は、感情に流されず証拠を整える冷静さが重要です。ただし、限界を感じたら無理をせず、私たちの24時間無料相談窓口に相談して専門家の力を借りてください。大丈夫。あなたが取り戻せる未来は、ここから始まります。

 

  • 探偵興信所実態調査員 記事作成者
    実態調査員K
    この記事を書いたのは、実態調査を担当しているK調査員です。探偵業22年の監修者の元、ユーザーの皆さんにとって有益な情報をわかりやすく提供できるよう情報作成を行なっています。
    記事作成者プロフィール
  • 弁護士アドバイス 栗山弁護士
    弁護士アドバイス:実態調査を探偵に依頼する際には以下の点に注意して有効的な活用をしましょう。
    ・法律問題を解決する際、事実の確認は不可欠です。探偵による実態調査は、関係者の行動や状況を客観的に調査し、信頼性の高い情報を提供します。これにより、弁護士は確固たる証拠に基づいて法的な対応を進めることができます。
    ・訴訟や調停などの法的手続きを行う際、証拠の収集が重要です。探偵は、調査対象の行動や状況を記録し、写真やビデオ、報告書などの法的に有効な証拠を提供します。これにより、弁護士は訴訟・調停等での立証を効果的に行うことができます。

 

※探偵興信所はじめて相談室の記事は、探偵調査員が作成後、弁護士と心理カウンセラーによる監修を行い、相談者や一般ユーザーのコメント、意見を反映させて掲載しています。相談内容や事例は過去の相談例を元に一部変更して記載しています。

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