
会社の倉庫に置いてある商品を窃盗されたという事件は、決して珍しくはない話です。特に、その商品が市場にあまり出回っていないレアなものであったり、ブランド品などの高価なものであったりすると、転売目的で倉庫から窃盗する社員も少なくありません。これらの問題を放置してしまうと、会社の金銭的損失だけではなく、社員の不正行為を見逃した会社として、社会的信用を損なってしまうことに繋がります。そのような状況を避けるためには、迅速に効果的な対応を取る必要があると言えるでしょう。そこで今回は、会社の倉庫から商品を窃盗する社員を特定したいという方に向けて、探偵調査を有効活用した解決策を提案します。企業の調査において探偵を活用したことがない方でも安心して利用できるよう、実際に寄せられた相談事例を交えてご紹介します。
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			 被害を被る可能性がある業種 小売業|物流・運輸業|製造業|医薬品製造・販売業|食料品製造・販売業|IT・電子機器製造・販売業  | 
		
倉庫で商品を窃盗されてお悩みの方へ
2024-08-27
2024-08-27
- 目次
 - 社員が倉庫から商品を窃盗するのはなぜか
 - 倉庫から商品を窃盗した社員を特定したい方から寄せられた相談例
 - 倉庫から商品を窃盗する社員を放置するリスク
 - 倉庫から商品窃盗する社員を特定するための方法
 - 倉庫から商品を窃盗する社員を特定するために探偵の利用が有効な理由
 - 倉庫から商品を窃盗する社員を特定するために探偵調査を利用するメリットとデメリット
 - 探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
 
- この記事のキーポイント
 - 証拠がないまま問い詰めるとさらなるトラブルを招く
 
社員が倉庫から商品を窃盗するのはなぜか
社員が倉庫から商品を窃盗する理由
社員が倉庫から商品を窃盗する理由は多義に及びます。その社員が経済的に困窮しており、転売目的で高額な商品を窃盗することもあれば、会社に対する私怨や憂さ晴らしのために行う方もいます。どのような理由があっても許されない行為ですが、倉庫のセキュリティの甘さがそれらの行為を加速させている可能性も考えられます。迅速に対応するためにも、社員が倉庫から商品を窃盗する理由を突き止めることは重要です。そこで以下に社員が倉庫から商品を窃盗する主な理由についてまとめましたので、参考にお読みください。
- 給与が低かったり、家庭の経済状況が厳しかったりするため、窃盗した商品を転売して現金を得たい。
 - その社員が「正当な評価を受けていない」「上司が気に入らない」などの私怨や不満を抱いており、窃盗することで会社に報復した気になっている。
 - 他の社員が窃盗を行っているのを見て、罪悪感が薄れて窃盗行為を真似ていたり、他の社員から窃盗するように強要されている。
 - そもそもその社員に倫理観が欠如しており、悪い事をしている意識がないまま窃盗している。
 - 防犯カメラが設置されていなかったり、出入りの管理が十分にされていなかったりと、倉庫のセキュリティが甘い。
 
「倉庫から商品を窃盗する社員」に関連するニュース
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	2024年4月|「従業員が倉庫から商品を盗んだ」23歳会社員の男を窃盗の容疑で逮捕 物流倉庫から携帯電話 盗んだか 富山・立山町|掲載元:チューリップテレビ
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	2024年5月|スニーカー999足を窃盗容疑、中国籍の2人を逮捕…倉庫に侵入し中国に発送|掲載元:読売新聞オンライン
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	2024年6月|「フードバンク」行うNPOの倉庫から600円相当の和菓子など窃盗容疑…宇部市職員を逮捕|掲載元:読売新聞オンライン
 
はじめての方にも安心の探偵依頼を
探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。
倉庫から商品を窃盗した社員を特定したい方から寄せられた相談例
社員に倉庫から商品を窃盗された方からの相談内容の一部です。
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 40代男性当社は小売業を営んでおり、最近、倉庫内の商品が頻繁に減っていることに気付きました。初めは在庫の数が合いにくい小さな商品だったので、誰かの不注意によって破棄されたのだろうと思っていました。しかし、最近はどんどん犯行が大胆になっており、比較的高額な商品や店頭で個数制限を設けている商品などが盗まれるようになりました。どうやら内部の誰かが関与しているようですが、具体的な証拠がありません。犯行に関与している社員を特定したいので、ご相談させていただきました。 - 
	
 50代女性私は医薬品販売業を営んでいます。最近、倉庫内の在庫が不自然に減少していることに気が付きました。外部の人が薬品倉庫に入ることは一瞬たりともなく、内部の社員が関与している可能性が高いと考えていますが、確証が得られていません。また、それが誰なのかも未だ分かっていません。他の社員に相談すると噂が広がってしまうことも考えられますし、何より犯人捜しのために社内の人間関係が悪くなってしまうのも避けたいです。できるだけ水面下で進めたいので、社員を特定するための調査と、その後の適切な対処方法について、ご相談させていただきたいと思います。 
※相談例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。
倉庫から商品を窃盗する社員を放置するリスク
窃盗する社員を放置すると生じるリスク
倉庫から商品を窃盗する社員を放置すると、様々なリスクが起こり得ます。在庫の数が減少することで会社に経済的な損失が生まれることもあれば、会社側が適切な対応を取らなかった場合窃盗を行う社員と共犯として見られてしまうこともあります。これらのリスクが生じてしまうことを避けるためにも、早期解決が必要になります。
- 社員による窃盗、またそれを放置している事が公になった場合、取引先や顧客からの信頼を失ってしまう。
 - 他の従業員の不公平感や不満が募り、同様の被害が増える可能性もある。
 - 度重なる商品の窃盗によって在庫不足や納期遅延などが発生し、業務の円滑な進行に支障をきたす。
 - 窃盗行為がエスカレートし、機密情報や財務データなどの他の重要な内容を盗まれたり、漏洩されたりする。
 - 窃盗行為があることを知っていて放置した場合、会社が責任を果たしていないとされて訴えられてしまうことも。
 
倉庫から商品窃盗する社員を特定するための方法
商品を窃盗する社員を特定するために自分で行えること
商品を窃盗する社員を特定するために自分で行えることは以下の通りです。会社の規模によっては自分一人だけで行うことが難しい内容もあるかもしれませんが、まずはこれらのことを徹底し、セキュリティの強化に努めましょう。また、自分だけでは犯人を特定するに至らないこともありますから、どんなに怪しいと感じても証拠がないまま問い詰めないようにしましょう。
- 在庫管理を徹底し、どの商品がいつ減少したのかを正確に把握しておく。
 - 倉庫や出入口に監視カメラを設置する。
 - 監視カメラが設置されている場合には、映像を見返して怪しい行動をしている社員がいないか確認する。
 - 頻繁に倉庫に出入りしている、他の社員と異なる行動を取っているなど、日常業務の中で特定の社員が不自然な行動をしていないか観察する。
 - 重要な商品や高価な商品に気付かれない程度の印を付けて管理しておく。
 
自分で解決できない場合に利用できる場所
犯人となる社員の特定が難しかったり、犯人らしき社員が浮上してもその証拠を掴むことが出来なかったりなど、会社側の行う対応だけでは不十分なことも往々にしてあります。個人の力だけでは解決することができない場合には、専門家等の力を借りることが有効であり、今後同様の被害を防ぐための抑制力にもなります。
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			 警察  | 
			例え社員であっても、倉庫から商品を窃盗するのは犯罪です。被害届を提出することができますが、ある程度証拠が揃っている状態でなくては、より緊急性の高い事件の後に回されてしまうこともあります。 | 
| 弁護士 | 
			 商品を窃盗する社員に対して法的処置を取りたい場合や、その社員によってトラブルに巻き込まれた場合、弁護士の介入が必要になります。  | 
		
| 探偵事務所 | 
			 商品を窃盗する社員の特定や、犯行に及んでいる証拠を収集することが出来ます。警察の介入の前に利用すると、社員への対処がスムーズになります。  | 
		
倉庫から商品を窃盗する社員を特定するために探偵の利用が有効な理由
探偵が行えること
倉庫から商品を窃盗する社員を特定するためには、不審な動きがある社員を監視し、犯行の証拠を収集する必要があります。それらを行うためには、探偵の調査を活用することができます。探偵の調査では、勤務中だけでなく、勤務外の社員の行動も監視することができます。特定の社員が勤務時間外に倉庫付近に出入りしている場合や、特定の商品を運び出している場合には、それらの場面を証拠として押さえることもできます。監視カメラの存在が社員にも知られている場合には、隠しカメラや録音機などを仕掛けて秘密裏に犯行の証拠を収集することも可能です。これらの証拠は法的にも有効とされますので、商品を窃盗した社員に対して法的処置を取る際にも役立ちます。
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 キーポイント怪しいと感じる特定の社員がいたとしても、明確な証拠がないまま問い詰めてしまうとさらなるトラブルにつながります。その社員が本当に商品を窃盗している犯人だとした場合、警戒心を強めて証拠を隠滅されてしまうことが考えられます。また、犯人がその社員ではなかった場合、会社に対して不信感を抱いてしまったり、ハラスメントに該当するとして会社が訴えられてしまうことも考えられます。どちらにせよ、問題を解決するための障害になり得ますから、確定的な証拠が得られるまで冷静な対応を心掛けましょう。 
倉庫から商品を窃盗する社員を特定するために探偵調査を利用するメリットとデメリット
メリット
- 社員達に気が付かれないまま犯人の特定・証拠収集が可能
 - 時間やリソースを割かなくていいので、業務効率を維持することができる
 - 社員を疑わなくてはいけない精神的ストレスを感じなくて良い
 - 調査の専門家なので、窃盗を行う犯人の特定・証拠収取が迅速に行える
 - 証拠は法的に有効なので、警察に提出したり法廷で証拠として利用することも可能
 
デメリット
- 調査日数や必要な調査員数、機材などによって費用が変動する
 - 証拠の偽造や捏造などの要望にはお応えしていません
 - 違法な行為やプライバシーの侵害にあたる行為に加担することはありません
 - 社員が窃盗を行った際の私人逮捕などは行っておりません
 
探偵興信所では法人・企業向け調査が可能
信頼している社員が倉庫から商品を窃盗しているという事実は、会社側としては信じたくない出来事かもしれません。しかし、倉庫から商品の窃盗を行う社員が増えていることも確かですし、疑惑が浮上した時点で然るべき対処が取れない場合には社員の巻き添えになってしまうこともあります。会社が社員に対して調査を行っていることが気付かれてしまうと、不信感や不満が生まれてしまうことも考えられますので、無理に自分たちの力で解決しようとせず、専門家の力を借りることをおすすめします。私たちは24時間無料の相談窓口を設けております。同様の問題でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
法人・企業向けの探偵調査に関するご案内探偵興信所の企業向け調査サービス
※本記事の相談内容は、実際の証拠収集に関する調査事例をもとに一部内容を再構成・編集し、個人を特定できないよう配慮して記載しております。証拠収集においては、尾行・張り込み・聞き込みなど、目的に応じた適切な調査手法を用いて、客観的かつ法的に有効な証拠を取得することを目指します。当社では、調査の正当性と必要性を十分に確認した上で、合法かつ倫理的に許容される範囲で調査を実施しております。
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