デート商法|購入させられたダイヤを返したい

 

近年、マッチングアプリやSNSを利用したデート商法が増加しています。本記事では、恋愛感情を利用して高額な商品を販売する手口の一例として、宝石デザイナーを装った男性による詐欺事例を紹介します。被害に遭わないための警戒ポイントや、契約後の対処法についても詳しく解説します。クーリングオフや消費者契約法の適用範囲など、被害を最小限に抑えるための具体的なアドバイスの提供をしています。

相談事例|『マッチングアプリで出会った男性からダイヤを勧められて・・』

 

  • 相談事例|『マッチングアプリで出会った男性からダイヤを勧められて・・』 20代女性
    マッチングアプリで知り合った男性と意気投合して会うことになりました。彼は宝石のデザイナーをしています。3回目のデートで彼の職場に誘われました。彼がデザインした指輪やネックレスを見せられて、好きなものを聞かれたのでダイヤの指輪がかわいいと答えました。彼は、「恋人には、僕がデザインした指輪をつけてもらいたい。」と言い、私も彼に好意を持っていたのでいらないとは言えませんでした。しかし、指輪は85万円と高額だったので買うことができず、今日は買えないと言ってもなかなか帰してもらえず、そのうち彼の社長が挨拶にきました。社長にも彼のデザインした指輪がいかに素敵か、ダイヤがいかに高品質なものかを熱弁されました。社長が彼の恋人だからという理由で、「指輪を特別に60万円にするよ」と言われました。なかなか帰してもらえずクレジット契約しました。 解約してダイヤを返品したいです。

※相談事例は探偵興信所(社)が収集したデータより一部内容を変更して掲載したものです。

 

はじめての方にも安心の探偵依頼を

探偵興信所一般社団法人は、はじめて探偵や興信所を利用される方に安心してご利用いただけるように、ご依頼の流れから調査内容まで分かりやすくご説明できるように心がけています。また、探偵業界全体の向上を目指し、探偵社のセカンドオピニオンとしても利用できるなど、調査依頼だけではなく誰でもお困りの際には利用できる社団法人を目指しています。

女性も被害に遭うデート商法

デート商法とは?

デート商法とは、被害者の恋愛感情を利用して高額な商品を売りつける手法のことです。女性が加害者と男性が被害者のイメージがあるデート商法ですが、女性をターゲットにした手口も増加しています。商品を売りつけたあとはクーリングオフ期間である8日間を待って加害者は姿を消したり、音信不通になります。

 

 

ターゲットになりやすい女性のタイプ

デート商法のターゲットになりやすい女性には特徴があります。20代の若い女性はまだ、社会経験が少ないことも多い、恋愛に理想を求めがちです。そのようなタイプの女性は騙しやすいため、デート商法のターゲットになることがあります。

 

  • 社会経験が少ない
  • 恋愛に対して理想がある
  • 孤独感や寂しさを感じてる
  • 経済的な余裕がある
  • 自己肯定感が低い
  • 積極的に出会いを求めている

 

 

デート商法の出会いの場

近年のデート商法では、マッチングアプリやSNSを利用してターゲットを探す傾向にあります。もちろん本来の目的を隠して近づいてきます。ターゲットに恋愛感情を抱かせるために価値観が合うように見せかけ、女性に好意を抱かさせるため注意が必要です。

 

 

  • キーポイント キーポイント
    デート商法は恋愛感情を利用した悪質な販売方法です。男性に好意を抱いている女性は嫌われたくないという思いから高額な商品を売りつけられても断りづらく、購入してしまいます。また、仲間の関係者に囲まれ、断れなかったというケースも見られます。最終的的に男性と連絡がとれなくなり、ここではじめて騙されていたことに気づくこともあります。
 

マッチングアプリで業者を見極めるポイント

マッチングアプリに潜むデート商法販売員

マッチングアプリには実に多くの業者が紛れ込んでいます。もちろん、純粋に出会いを探している人もいるでしょう。しかし、被害に遭う人が一定数いることも事実です。では、どうやって業者を見分ければよいのか。以下のような特徴は業者の可能性が高いため注意が必要です。

 

  • 職業や年収を聞いてくる

デート商法でターゲットを見極める重大なポイントが「お金」です。ターゲットにお金がなければ商品を買ってもらうことはできません。職業が安定していればローンを組むことも可能です。年収がそれなりにあればある程度、貯蓄もあると予想できます。直接的な聞き方をすれば怪しまれるため、それとなく聞き出そうとします。

 

  • 過去の恋愛経験

恋愛経験が少ない女性の方がターゲットになりやすいため、過去の恋愛経験や好きな男性のタイプなどを聞き出します。また、あえて恋愛の話をすることで女性に恋愛対象として見てもらいやすくなる効果もあります。

 

  • プロフィール写真がイケメン

デート商法においてはある程度外見が整っている男性が販売員として活動しています。恋愛感情を利用したデート商法では販売員が清潔感のあるイケメンであることが多い傾向にあります。

 

  • テンプレっぽいメッセージ

マッチングアプリやSNSではまずはメッセージのやりとりから始まります。メッセージがテンプレっぽい場合は注意が必要です。一括で送信している可能性があります。そこから返信がきた女性をターゲットにしています。

 

  • 進展が速い

純粋に出会いを探している場合では実際に会うまでにある程度の時間をかけるのが一般的です。その反対に業者の場合はすぐに会おうと距離を急速に縮めてきます。知り会って間もなく、会おうとしてくる場合は何らかの目的がある可能性が高いでしょう。

 

 

もしもデート商法の被害に遭ったら?

クーリングオフ制度を知っておこう

クーリングオフとは契約書面を受け取った日を1日と数え、8日以内であれば無条件で契約を解除できる制度です。しかし、デート商法の場合、クーリングオフをさせないために敢えて8日間は女性と密に連絡を取り、周囲に相談させないように仕向けます。契約後に不安を感じたら必ず相談するようにしてください。

 

消費者ホットライン 118

 

 

消費者契約法の対象であるデート商法

デート商法は消費者契約法の対象となりました。これにより、クーリングオフ期間が過ぎても契約を解除することができるようになりました。消費者契約法による契約の取り消し行使期限は以下になります。

 

取消権を行使できる期間

  • 契約の締結から5年間
  • 消費者が誤認に気付いたり、勧誘による困惑を脱したりするなど、取消しの原因となっていた状況が消滅したとき(=追認できるとき)から1年間

政府広報オンラインより

 

 

探偵興信所の民事トラブル調査

民事トラブル調査

民事トラブル調査では、ご自身だけでは解決が難しいトラブルを解決するための情報や証拠などを収集する調査になります。探偵更新所では弁護士と提携しているため、予め法的措置も視野に入れた調査が可能です。デート商法に関するトラブル等は民事トラブル調査をご利用ください。

 

 

民事トラブル調査

民事トラブル調査
トラブル事に関する情報収集
民事トラブル調査は、生活で起きる様々なトラブルを解決するために、必要となる情報や証拠を収集するための調査です。調査で知り得た情報は、問題に適した専門家やコンサルティングにも利用され、問題解決に役立てられます。
民事トラブル調査の詳細ページ

 

まとめ

24時間無料相談窓口

デート商法ではその手法が巧みなこともあり、騙されてしまう被害者が増加しています。契約を迫られてもその場で契約をしないことが重要です。あまりにも長時間拘束される場合は警察に通報することも視野に入れてください。民事トラブルに関する相談は24時間無料相談窓口より受け付けています。お悩みの方はご利用ください。

 

 

記事監修

カウンセラーからのアドバイス

 

  • 心理カウンセラーの見解 専門家の見解
    心理カウンセラー大久保圭祐
    返品に関しては、早急に専門に相談するなど必要な手続きを行うことをおすすめします。再びこのようなことが無い様にしたいところです。ダイヤのデザインが気にいって購入されたのであればお話は変わりますが、お相手の顔色を窺って購入に至ったのであれば、その時にどのようなことを考えたり、感じたのでしょうか?振り返ってみると良いと思います。

お問い合わせ24時間対応

24時間無料相談・
お見積もりフォームFORM

お悩み、困りごと、調べたいことは、
24時間いつでも探偵がお答えしております。
  • ※送信した情報はすべて暗号化されますのでご安心ください。
  • ※送信後24時以内に回答が無い場合は0120-289-281までお問い合わせください。
  • ※お急ぎの方は 電話無料相談をご利用ください。
   
お名前(匿名でも可)
お住まい地域
ご連絡先(携帯または固定電話)
メールアドレス

※携帯アドレスはPCからの受け取り可能に設定してください

お調べになりたい事項
現時点での情報
依頼目的、希望・要望、その他
ご都合の良い時間帯

※返答を希望する時間帯をお知らせください

関連記事